2023年12月9日土曜日

どうして塾を開いたの? その5ー教室長の頭の中

 こんにちは。

前回は

私の根っこにある考えは、「教育」の「育」の方が優先で、ついでに「教」

人は成長し、中身がしっかり育つことで、教えを受け入れることができる。

受けた教えを育てるのも放り投げるのも自分次第。

中身がしっかり育ってれば、受けた教えを育てられるのもまた自分。


この考えがあったので、教育者になる前に、

自分がきちんと成長し、人に物事や考えを伝られるようにならねばっ!!

と、一から勉強を始めました。


というところまでお話しました。

今日はその続きです。



まず私のしたことは、

色々な人に会うこと。そして、本を読むこと。

当時、塾講師をしていたとき、上司に言われたことでもあります。

「先生だけしてると、偉そうな先生になっちゃうかもよー。

勉強の知識だけではなく、人のことをわからないとねー。」

って。もうお亡くなりになりましたが、私の師匠みたいな方です。


先生はいろんな生徒さんにお会いします。

勉強がすっごく得意な子。勉強がすっごく苦手な子。

お話することが得意な子。お話したくても話すのが苦手な子。

勉強だけでなく、いろんな話を聞いてほしい子。

不安な時に、「しんどいよー」って言えなくて我慢しちゃう子。

受験勉強の精神的な不安から、体調を崩してしまう子。

   ・

   ・

   ・

いろんな生徒さんがいます。

私自身の当たり前って、他から見たら当たり前じゃないこと、

他の方の当たり前って、私から見れば当たり前じゃないこともあるはずです。

十人十色、違うことの方が当たり前なんですよね。


だからこそ、たくさんの人に会う努力をしました。本も大量に読みました。

受験生ちゃうのに、読んだ本のまとめノートを数十冊作りました。

今までの人生で一番勉強したような気がする・・・。


いろんな考え方があってしかるべき。

いろいろな職種の人に会い、多くの話をし、


こういう考え方っていいな。私の考え方にも少し取り入れてみよう。

とか

ちょっと私の考えとは違うけれど、こんな考え方もあるのかぁ。

とか


人それぞれ考え方があり、それを理解しようと思いました。

もちろん自分の中で納得できないことも多くあります。

ですが、相手が正しい、自分が正しい、と割り切るのではなく、

そして互いに押し付けるのではなく、

いろんな考えがあってもいいよね。と思えるように努めています。

これは、今もずっと継続中です。


塾を開業する前に、

人としての当たり前のこと、相手を理解するように努めること。

自分でいいな、と思ったことはどんどん取り入れること。

もちろん

どうすれば、生徒さんにわかりやすく勉強の知識を伝えられるか、ということ。

それらのことを、ひたすら考えました。



つづく


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