こんにちは。
前回は
私の根っこにある考えは、「教育」の「育」の方が優先で、ついでに「教」。
人は成長し、中身がしっかり育つことで、教えを受け入れることができる。
受けた教えを育てるのも放り投げるのも自分次第。
中身がしっかり育ってれば、受けた教えを育てられるのもまた自分。
この考えがあったので、教育者になる前に、
自分がきちんと成長し、人に物事や考えを伝られるようにならねばっ!!
と、一から勉強を始めました。
というところまでお話しました。
今日はその続きです。
まず私のしたことは、
色々な人に会うこと。そして、本を読むこと。
当時、塾講師をしていたとき、上司に言われたことでもあります。
「先生だけしてると、偉そうな先生になっちゃうかもよー。
勉強の知識だけではなく、人のことをわからないとねー。」
って。もうお亡くなりになりましたが、私の師匠みたいな方です。
先生はいろんな生徒さんにお会いします。
勉強がすっごく得意な子。勉強がすっごく苦手な子。
お話することが得意な子。お話したくても話すのが苦手な子。
勉強だけでなく、いろんな話を聞いてほしい子。
不安な時に、「しんどいよー」って言えなくて我慢しちゃう子。
受験勉強の精神的な不安から、体調を崩してしまう子。
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いろんな生徒さんがいます。
私自身の当たり前って、他から見たら当たり前じゃないこと、
他の方の当たり前って、私から見れば当たり前じゃないこともあるはずです。
十人十色、違うことの方が当たり前なんですよね。
だからこそ、たくさんの人に会う努力をしました。本も大量に読みました。
受験生ちゃうのに、読んだ本のまとめノートを数十冊作りました。
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今までの人生で一番勉強したような気がする・・・。
いろんな考え方があってしかるべき。
いろいろな職種の人に会い、多くの話をし、
こういう考え方っていいな。私の考え方にも少し取り入れてみよう。
とか
ちょっと私の考えとは違うけれど、こんな考え方もあるのかぁ。
とか
人それぞれ考え方があり、それを理解しようと思いました。
もちろん自分の中で納得できないことも多くあります。
ですが、相手が正しい、自分が正しい、と割り切るのではなく、
そして互いに押し付けるのではなく、
いろんな考えがあってもいいよね。と思えるように努めています。
これは、今もずっと継続中です。
塾を開業する前に、
人としての当たり前のこと、相手を理解するように努めること。
自分でいいな、と思ったことはどんどん取り入れること。
もちろん
どうすれば、生徒さんにわかりやすく勉強の知識を伝えられるか、ということ。
それらのことを、ひたすら考えました。
つづく
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