2026年3月2日月曜日

学年末テスト後の“今”が一番危険。 成績が落ちる家庭の共通点

テスト期間が終わった翌週、塾の現場には残酷なほど顕著な変化が訪れます。

あれほど満席だった自習室から、生徒の姿がガクッと減るのです。先週まで「先生、ここの問題どう解くんですか?」と質問攻めにしてきた熱気はどこへやら。
教室には数名の受験生と、一部の「習慣化できている生徒」だけが静かに残っています。まるで祭りの後のような静けさです。

この光景を見るたびに、私は経営者として、そして教育者として、強い危機感を抱きます。 なぜなら、この「テスト後の空白期間」の過ごし方こそが、新学年の成績、ひいては入試の結果を決定づけてしまうからです。

多くのご家庭で、「テストが終わったから一休み」という空気が流れていることでしょう。保護者の方自身も、送迎やお弁当作り、ピリピリした家庭内の雰囲気から解放され、「やっと終わった」と安堵されているはずです。

しかし、はっきり申し上げます。 その親の安堵は、間違いなく子どもの油断を生みます。

今回は、学年末テスト後の“今”に何が起きているのか、そして成績が落ちていく家庭と立て直す家庭にはどのような構造的な違いがあるのか、現場の視点から冷静に解説します。

学年末後に起きる“空気の変化”

テストが終わった直後から、生徒たちの行動パターンは明らかに変わります。 最も顕著なのが「スマホ時間」の急増です。テスト期間中に我慢していた反動、と言えば聞こえはいいですが、実際には「次の目標」を見失っている状態です。

ご家庭での会話も変わります。 テスト前は「勉強しなさい」と言わなくても机に向かっていた子が、リビングでダラダラし始める。それを見た保護者の方が「いつまで遊んでるの!」「テストが終わったからって気が抜けすぎじゃない?」と怒る場面が増えます。

しかし、生徒からすれば「終わったんだからいいじゃん」という心理です。 この認識のズレが、家庭内の空気を悪化させます。

現場で見ていると、この時期に「気が抜ける」こと自体は、ある程度仕方のないことです。人間はずっと張り詰めてはいられません。 問題なのは、その「気の抜け方」と「期間」です。

成績が維持できない生徒は、テスト終了の瞬間にスイッチを完全に「OFF」にします。アイドリング状態に戻すのではなく、エンジンそのものを切ってしまうのです。一度冷え切ったエンジンを再び始動させるには、膨大なエネルギーが必要になります。

成績が落ちる家庭の3つの共通点

長年多くのご家庭を見てきましたが、学年末から新学期にかけて成績が崩れる家庭には、明確な共通点があります。意地悪な言い方に聞こえるかもしれませんが、構造的な事実としてお伝えします。

1. 短期的な結果に反応しすぎる

テストが返却された直後の対応です。「なんでこんな点数なの?」「あれだけ塾に行ったのに結果が出てないじゃない」と、点数そのものを叱責するご家庭です。

現場のデータで見ると、テスト直後に点数で叱られた生徒ほど、次のテストも下がる傾向があります。

理由はシンプルです。叱られることで、子どもは「原因分析」ではなく「自己防衛」に走るからです。「次はどうすれば隠せるか」「どうすれば怒られないか」に思考のリソースが割かれ、「どうすれば理解できるか」に向かわなくなるのです。

2. 感情で叱る

「勉強していない姿」を見て、親御さんの不安やイライラが爆発してしまうケースです。 お気持ちは痛いほど分かります。高い授業料を払い、送迎もし、これだけサポートしているのに……という徒労感もあるでしょう。

しかし、感情的な叱責は、子どもから「学ぶ意欲」と同時に「親への信頼」も奪います。 特に思春期の子どもにとって、論理的でない感情のぶつけ合いは、勉強そのものへの嫌悪感に直結します。家庭内の空気が悪くなればなるほど、子どもは自室(あるいはスマホの世界)に逃げ込み、勉強から遠ざかります。

3. 春休みを「休み」と捉えている

これが最も危険な認識のズレです。 成績が伸び悩むご家庭は、春休みを「学年の疲れを癒やす充電期間」と捉えています。

一方で、上位層のご家庭は春休みを「誰にも邪魔されずに復習と先取りができる、ボーナスタイム」と捉えています。

「充電」と言えば聞こえは良いですが、学習習慣をゼロにして遊ぶことは、充電ではなく「放電」です。 学校の授業が進まないこの時期に、インプットを止めてしまうことのリスク。それを過小評価している家庭が、4月の新学期テストで「まさかここまで落ちるとは」と青ざめることになります。

なぜ春に差がつくのか──構造で考える

精神論ではなく、構造の話をします。 なぜ学年末から春にかけて、決定的な差がつくのでしょうか。

第一に、「習慣の継続性」の問題です。 勉強は自転車のようなものです。漕ぎ続けていれば軽い力で進みますが、一度止まってしまうと、再び漕ぎ出す時に一番重い負荷がかかります。 春休みに完全に止まってしまった子は、4月に動き出す時に相当な苦痛を感じます。その苦痛が「勉強嫌い」を加速させます。

第二に、「自己効力感(やればできる感)」の喪失です。 学年末テストの内容は、一年間の総まとめであり、次の学年の土台です。ここでつまずいたまま春を過ごすと、新学期の授業が最初から「分からない」状態で始まります。 「授業が分からない」→「つまらない」→「やらない」→「さらに成績が下がる」という負のループが、4月の時点で完成してしまうのです。

第三に、「家庭内の空気」です。 テスト結果を受けて家庭内がギスギスしていると、子どもは家でリラックスできず、集中力が著しく低下します。叱責よりも対話、監視よりも関心がある家庭のほうが、結果的に子どものパフォーマンスは高くなります。

立て直せる家庭の特徴

では、すでにテスト結果が悪かった場合、どうすればいいのでしょうか。 以前、劇的に成績を立て直したご家庭がありました。その保護者の方がおっしゃっていた一言が印象に残っています。

「点数を見て最初はカッとなりましたが、叱るのをやめて、一緒に原因を探すようにしました。この子が一番ショックを受けているはずですから」

このお母様は、感情をグッと飲み込み、子どもと一緒に答案用紙を広げ、「どこが分からなかったのか」「何があれば解けたのか」を淡々と確認したそうです。

そして、ある生徒の話です。 彼は学年末テストで失敗し、ひどく落ち込んでいました。しかし、春休みの間、彼は毎日決まった時間に自習室に来ていました。長時間やるわけではありません。毎日2時間、淡々と復習をして帰る。

派手な決意表明も、深夜までの猛勉強もありませんでした。ただ、毎日来た。 それだけで、新学期の最初のテスト、彼は別人のような成績を出しました。

立て直せる家庭は、感情ではなく「仕組み」で動きます。 一発逆転を狙うのではなく、今日できる小さな「当たり前」を積み重ねる。 子どもが自習室に行く背中を、静かに押してあげる。それだけで十分なのです。

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2026年2月16日月曜日

中学受験終了、本当の勝負は「入学式まで」に決まる!!燃え尽きを防ぎ、中学3年間の優位性を確立する「黄金の準備期間」の過ごし方


受験という「山」を越えた皆様へ

まずは、中学受験という過酷な道のりを走り抜けたお子様、

そして一番近くで支え続けられた保護者の皆様に、

心より敬意を表します。


合格を勝ち取った喜び、あるいは思い通りにいかなかった悔しさ、

それぞれにドラマがあったことでしょう。


入試本番を終えた今、多くのご家庭では

「ようやく終わった。入学式まではゆっくりさせてあげよう」

という空気が流れているのではないでしょうか。


もちろん、数日間の休養は必要です。

しかし、塾運営の現場から数多くの卒業生を見送ってきた立場として、

あえて警鐘をならさせていただきます。


中学受験終了から入学式までの「約2ヶ月間」。

この期間の過ごし方が、その後の6年間の学力推移、

ひいては大学受験の結果を決定づけるといっても過言ではありません。

なぜ、この「空白の期間」がそれほどまでに重要なのか。

プロの視点から、その理由と対策を詳しく解説します。



1. 「中学受験の貯金」は3ヶ月で底をつく

中学受験で培った学力は、非常に高度なものです。

算数の特殊算や国語の難解な記述、社会・理科の膨大な知識量。

これらは間違いなくお子様の財産です。


しかし、残酷な事実ですが、

「受験のために詰め込んだ知識」は、

使わなければ驚くべきスピードで抜け落ちていきます。


特に懸念されるのが「学習習慣」の喪失です。 

これまで毎日数時間、

当たり前のように机に向かっていた習慣が一度途切れてしまうと、

人間の脳は驚くほど簡単に「楽な方」へと流されます。

一度ゼロになった慣性を再び動かすには、受験期の何倍ものエネルギーが必要です。


入学式を迎える頃、多くの子どもたちが「勉強のやり方」を忘れ、

計算スピードが落ち、語彙力が低下した状態で中学校の門をくぐります。

一方で、この期間に「薄く、長く」でも学習を継続していた生徒は、

圧倒的なリードを保ったままスタートを切ります。

この「初速の差」が、最初の定期テストでの大きな格差を生むのです。




2. 「中1ギャップ」の正体と、英語・数学の壁

中学校に入学すると、

多くの子どもたちが「中1ギャップ」と呼ばれる壁にぶつかります。

生活環境の変化も要因の一つですが、最大の原因は学習内容の急激な変化です。


① 「英語」という未知の言語への対応

2021年度の学習指導要領改訂により、

中学校の英語は「劇的に」難化しました。

かつてのように「ABC」からゆっくり始まる時代は終わりました。

小学校で英語に触れていることが前提となり、

最初の数ヶ月で膨大な単語量と複雑な文法事項が押し寄せます。 


中学受験で英語を後回しにしてきた層にとって、

ここでの出遅れは致命傷になりかねません。

単語のスペル練習や基本文法の先取りは、

入学前に絶対に手をつけるべき領域です。


② 「数学」への概念転換

算数から数学への変化は、単なる名前の違いではありません。

「負の数」や「文字式」といった抽象的な概念が登場します。


中学受験の算数が得意だった子ほど、

特有の「解法テクニック」に頼りすぎてしまい、

論理的な数学のプロセスに馴染めず苦戦するケースが散見されます。 


「マイナス×マイナスがなぜプラスになるのか」といった概念を、

余裕のある時期に腹落ちさせておくことが、

後の「関数」や「図形の証明」での理解度を左右します。




3. 「上位層」であり続けるためのメンタル戦略

勉強において最も強力なブースターは、才能でも努力でもなく「成功体験」です。

中学1年生の最初の定期テストで学年上位にランクインすると、

子どもは「自分はこの学校でも上位にいるのが当たり前だ」

というセルフイメージを持ちます。

このプライドが、その後の学習意欲を支える自走機能となります。


逆に、受験勉強から解放された反動で遊び呆け、

最初のテストで平均点を下回ってしまうと、

「自分はこの程度なんだ」という低いセルフイメージが定着してしまいます。

一度ついた「苦手意識」を払拭するのは、非常に困難です。


この2ヶ月間、少しずつでも中学内容を先取りしておくことは、

単なる知識の蓄積ではありません。

「自分は中学校でも通用する」という揺るがない自信をプレゼントすることなのです。




4. 家庭学習の限界と、塾を活用するメリット

「重要性はわかったけれど、家でやらせようとしても喧嘩になる……」 

これが保護者様の切実な悩みでしょう。

受験を終えた解放感の中にいる子どもに対し、

親が「勉強しなさい」と言うのは、火に油を注ぐようなものです。


だからこそ、外部の環境、つまり「塾」を賢く利用していただきたいのです。

この時期に塾へ通うことには、以下の3つの大きなメリットがあります。


  1. 「同じ熱量」を持つ仲間との出会い 進学先は違えど、共に中学受験を戦い抜いたライバルたちが、すでに次を見据えて動き出している姿を見る。これ以上の刺激はありません。「自分だけが勉強しているわけではない」という認識が、モチベーションを維持させます。

  2. プロによる「知的好奇心」の再点火 受験のための「点数を取る勉強」から、中学校で学ぶ「世界の仕組みを理解する勉強」へのスムーズな移行を促します。熟練の講師による授業は、子どもの「もっと知りたい」という知的好奇心を刺激し、学習を「苦痛」から「楽しみ」へと変えていきます。

  3. 保護者の精神的負担の軽減 勉強の管理を塾に任せることで、ご家庭は「新しい制服の準備」や「中学校生活への期待を語り合う場」としての機能を保つことができます。親子関係を良好に保ちつつ、学習の質を確保できるのが最大の利点です。




最高のスタートラインに立つために

中学受験は、お子様の人生における一つの通過点に過ぎません。

真の目的は、その先の豊かな人生を切り拓く力をつけることにあります。 

入学式当日、新しい制服に身を包んだお子様が、

不安ではなく「早く授業を受けたい」「自分は大丈夫だ」

という期待に胸を膨らませて登校する。


この「黄金の2ヶ月」を、ただの休み期間にするか、一生の財産にするか。 

その選択は、今この瞬間の決断にかかっています。


時間短くても構いません。

勉強の手を休めないようにしていきましょう。




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2026年2月13日金曜日

「やる気待ち」はもう卒業。

 

机に向かうまでの「5分」を変える魔法

「うちの子、やる気スイッチがどこにあるか分からなくて……」 


「テスト前なのに、ソファーでスマホばかり。

いつになったらやる気を出すんでしょうか」


塾の面談で、保護者の皆様から最も多くいただくお悩み。

それが「子供のやる気」についてです。 

「やる気さえあれば、この子はもっと伸びるはずなのに」という親心、

痛いほどよくわかります。


しかし、あえて塾運営のプロとして、少し厳しい真実をお伝えしなければなりません。

実は、「やる気が出るのを待っている」限り、その日は一生やってきません。


今回は、脳科学の視点から「やる気」の正体を解き明かし、

今日からご家庭で実践できる「机に向かうための魔法」についてお話しします。


1. 「やる気」という幻想を捨て、脳の仕組みを知る

多くの人が勘違いしていることがあります。

それは「やる気があるから、勉強を始める」という順番です。 

しかし、最新の脳科学(神経心理学)において、この順番は真っ赤なウソ。

正解は「勉強を始めるから、やる気が出る」なのです。

人間の脳には、側坐核(そくざかく)という「やる気の源泉」のような場所があります。

ここを刺激するとドーパミンが分泌され、集中力が高まるのですが、

厄介なことにこの側坐核は

「実際に行動を起こさないと活動を始めない」という性質を持っています。


これを専門用語で「作業興奮」と呼びます。 

掃除を始める前は面倒だったのに、

いざ雑巾がけを始めたら家中ピカピカにするまで止まらなくなった

……という経験はありませんか? 

あれこそが作業興奮の正体です。


つまり、「やる気待ち」をしている状態は、

エンジンをかけずに車を動かそうとしているのと同じ。


まずは無理やりにでも車輪を数センチ動かすこと。

それが、やる気を引き出す唯一の正攻法なのです。


2. なぜ「明日から頑張る」は裏切られるのか?

「今日は疲れたから、明日から本気出す」 

この言葉を信じて裏切られた経験は、大人も子供も数え切れません。

なぜなら、人間の脳は本能的に「変化」を嫌うからです。


脳にとって、勉強という「負荷のかかる新しい作業」は、

生命維持には不要な「脅威」とみなされます。


だからこそ、脳は全力で言い訳を探します。

「お腹が空いた」「LINEが気になる」「あのマンガの続きを読んでから」。


「やらなきゃ」と思えば思うほど、脳はストレスを感じ、

そのストレスから逃げるためにさらにダラダラする。


この「自己嫌悪の負のループ」にハマってしまうと、

子供の自尊心はどんどん削られていきます。


勉強ができないのは、性格が怠惰だからではありません。

脳の「現状維持システム」に負けているだけなのです。


3. 解決策:ハードルを「地面に埋める」くらい下げる

では、どうすればいいのか。答えはシンプルです。

 「脳が『これならやってもいいかな』と油断するくらい、ハードルを下げること」です。

私が生徒たちに推奨しているのは、「5分間だけの儀式」です。


  • 「1時間勉強しなさい」ではなく「5分だけ机に座ろう」

  • 「数学のワークを5ページやろう」ではなく「ペンを持って名前を書くだけでいい」

  • 「英単語を50個覚えよう」ではなく「単語帳の1ページ目を眺めるだけでいい」


「たったそれだけで意味があるの?」と思われるかもしれません。

しかし、この「5分」が奇跡を起こします。 

一度机に座り、ペンを動かし始めれば、先ほど説明した「作業興奮」が発動します。

5分経つ頃には、脳のエンジンがかかり、

「ついでにあと1問だけ解いてみようかな」という心理状態に変化しているのです。


この時のポイントは、「行動のトリガー(引き金)」を作ることです。 

「夕飯を食べ終わったら、そのままの足で机に向かい、参考書を開く」 

このように、既存の生活習慣(歯磨き、食事、入浴)とセットにすることで、

意志の力を使わずに体が動くようになります。


4. 塾の「自習室」が最強の環境である理由

家庭学習を習慣化させるのは、実はプロの目から見ても至難の業です。

なぜなら、家にはテレビ、スマホ、冷蔵庫、ベッドといった

「誘惑の地雷」が埋め尽くされているからです。


当塾が「授業がない日でも自習室に来ていいよ」としつこく言うのには、

明確な理由があります。 

自習室という場所は、一歩足を踏み入れるだけで、

脳が勝手に「ここは勉強をする場所だ」と認識するスイッチになるからです。


周りを見渡せば、同じように集中してペンを走らせる仲間がいる。

この「社会的促進」という効果も相まって、

家では10分も持たなかった集中力が、塾では1時間、2時間と続くようになります。


かつて、全く勉強習慣がなかった中学2年生の男の子がいました。


彼は最初、

「毎日5分だけ自習室に寄って、学校の宿題の1ページだけをやる」

という約束を私と交わしました。 

最初の1週間は、本当に5分で帰っていきました。

しかし2週間目、彼は15分残るようになり、1ヶ月後には、

私が声をかけるまで1時間集中して取り組むようになったのです。 

彼が変えたのは「やる気」ではなく「最初の5分の環境」だけでした。


5. まとめ:今日からご家庭でできる「最初の一歩」

最後にお伝えしたいのは、保護者の皆様の役割です。 

今日から「勉強しなさい!」という言葉を、一度封印してみてください。

その代わりに、こう提案してあげてほしいのです。


「とりあえず5分だけ、一緒にリビングのテーブルで教科書を広げてみない?」


勉強は「気合」や「根性」の精神論ではありません。

いかに脳を上手に騙し、動き出しを軽くするかという「仕組み」の攻略です。


もし、ご家庭だけでその仕組み作りが難しいと感じたら、

ぜひ一度当塾へご相談ください。

私たちは、お子さんの「やる気スイッチ」を探すのではなく、

「スイッチを押さなくても動き出せる仕組み」を一緒に作っていくパートナーです。


勉強の習慣が変われば、顔つきが変わります。

顔つきが変われば、結果が変わります。 

その「最初で最大の難関」である5分間を、私たちと一緒に突破していきましょう。


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2026年2月12日木曜日

独り言ー勉強

 最近、いろいろ考えることが多く、

完全なる寝不足。


頭を1日フル回転させていると、

脳が興奮状態になってしまい、

横になっても眠れない、

という現象に。


眠れないから、

なーんか作業をしたり考えたり。

気付いたら、朝。


なーんてことが、

1月くらいからずっと続いております。

基本元気なワタクシですが、

そんなこんなで頭痛が・・・。

そらそやな。


息子は相変わらずのマイペースで

勉強を継続しており、

数学では、連立不等式を終え、現在ユークリッドの互除法まで。

すでに高1数学の数Ⅰへ突入しております。


そんな息子を見て、自由に勉強できるっていいなぁ~、

と、ほんの少し羨ましく思ったりする。


大人になってから、

仕事で数学や物理の解法研究などしますが、

なんか、違うんだよね。

もちろん、

こうすればいっか!

など新発見できたときなど、嬉しいのですが、

何かがちがう。


それは、

今までの知識の組み合わせで解いたものと、

新しい知識を入れた時の感動、

の違い。


断然に、後者の方が楽しい、と私は感じております。

勉強欲のようなものが出てきております。

何かわからないけれど、

自分の心の中にむずむずしたものが発生しております。


今の自分に必要で、かつ実用的なこと。

ちょっと勉強してみよっかな?

と思い始めました。


2026年1月28日水曜日

中学受験 その30 ボンちゃんの中学受験【終了】

 ボンちゃんの中学受験、やっと終了いたしました。

長かったような、短かったような。。。


第一日目の午前で、やらかしたー、と。


そして午後で気合を入れ直していったところ、

傾向が思いっきり変わっててビビったと。

問題を見ると、ぜんっぜん違うやん!!となっておりました。


第二日目の午前、まぁまぁかな?と帰宅。


そして午後。

移動中の車の中で、1日目の結果がでる時間。


ボンちゃんに、結果、聞きたい?と尋ねますと、

聞きたい!というので、


一緒に見よっかーーー。と。

すると・・・。


落ちてたーーーーーー😱😱😱😱😱

合格基準点マイナス60点!!


まぁ、自分でもしくじった、と言ってましたからね。

まぁ、午後だよ午後。

そっちで受かればいいんだよ。


不合格を合格に変えることなんて、できませんからね。

ボンちゃん、不合格って言われた直後も気丈にふるまっておりましたよ。


そして午後受験。

その間に保護者は説明会に参加し、私はここの学校いいかもー。

と思いました。

実は、初めて来た学校でした。

2日目の午後受けがしたい、というもので急遽日程に組んだ学校です。


説明会を聞き一緒に居た主人が、

ボンちゃん、ココに入ることになりそうやな。

と一言。


ちなみに不合格のとこより

偏差値高いよねーーーーー。



軽く合格できるなんて、言っちゃダメなとこです。

でも、、、

合格出来たらすごいな!私も気に入っちゃった!

とは思っていました。


説明会や、その時にいらした生徒さんのいきいきした表情を見て、

私も良い学校なんだろうな、と思いましたので。


でも、

偏差値高いよねーーーーー😱


合格したら奇跡やな。と心の中で思っておりました。



ボンちゃん、受験後、

フツーやった。いつも通りやな。

と一言。

ところで僕、

ココの学校気に入ったんやけど。

第一志望のとこ落ちてよかったかもーーー!!

めっちゃココ楽しそうなんやけどーーー。

と。


受験日当日に第一志望を変更する息子。

マジですか??



同じ教室に、

同じ小学校の同じクラスのお友達がいたようで、

とってもリラックスして受験できたとのことでした。


これはラッキーだったかもしれません。

もしかすると・・・。

を期待し、3日目の京都へ移動。


翌朝が早かったですので、京都で一泊。

その時点で1日目の午後受け校に合格出来ておりました。


で、京都でボンちゃんが受験している間に、

家族で気に入った中学の合格発表!


合格!!


何度も見ました。

でもちゃんと合ってた。合格になってました!


突然行きたいと言いだした学校。

突然変更になった第一志望校。

何かの縁だったのかもしれません。


合格を知ったボンちゃん。

とってもやる気になったようで、

第3日目の受験後から、

中学内容の学習に集中しております。


息切れしないよう、時々休みつつ自分のペースで進めてほしい

と思っております。







2026年1月12日月曜日

中学受験 その29 ボンちゃんの前受け受験

 気が付けば、年が明け、受験が始まり、超ばったばたな毎日。

ボンちゃん、12月から前受校を受験。

ということで受験開始!!です。


岡山中学と北嶺中学を受験しました。

前受受験のメリットは、


・入試の緊張感に慣らすこと。

・本当の入試を受けることで、自分の実力と実際の点数の乖離度合をみる

・弱点をあぶりだす


今から弱点克服というわけではなく、

出来ていると思っていたところが、実は忘れてきていた・・・。

など、今からでも点数につなげられる部分を見る、といういことが大切です。


北嶺中に関しては、

国語であれば、物語文、随筆、論説の各得点率。

算数、理科は、各大問における得点率。

がわかるようになっています。

受験した生徒の平均点との比較グラフも出ているので、とてもわかりやすくなっています。



そして共に合格!はいただきましたが北嶺中のデータを見ると、

受けててよかった~。と思いました。


ボンちゃん、受験が終わった後、たぶん算数100点やぁ~、

と喜んで帰ってきました。

帰宅後、算数は一通り解き直しをし、きちんと解けていました。


が、

実際のデータを見てみますとですねぇ・・・。


平面図形0点。

文章問題0点。

大問1の計算問題も間違えていたー!!


どっこが100点やね~~~ん!!

おそらく最初の問題で間違えずるずる間違えていった方式。

そう芋づる式に間違える・・・。

一番してはいけないヤツをしておりましたー。


ということで、ボンちゃんの予想数値とはかけ離れ、

理科も思った以上に間違いが多く・・・。

知識分野でぼっろぼろでした。


残り1週間でできることをする!

コレに尽きますね。

まだまだ諦めずに進んでいってほしいものです。



頑張れ!受験生!!

2025年12月22日月曜日

中学受験 その28 我が家の教育【国語だけ教えてみる、の巻】

 12月の公開テストの前。

ほんの少しボンちゃんの国語、を見てみましたよ。


国語の授業を3回ほどテスト前の1週間で行ってみました。

このときのボンちゃんが最初に修正すべき点は以下の通り。


・スピードと時間配分

・語句の知識量を増やすこと

・本文への無駄な線引きをやめること

・問題全体像の把握

・設問文の正しい理解


これらをこんこんと言い続けまして、

公開テストに挑みました。


スピードと時間配分の改善

学習に取り入れたことは、テストでなくとも長文1問につき20分。

とタイマーをかけたこと。


分からない問題は、飛ばす前に間違えてもいいので答えを書く。

見直す問題番号にマーク付け。


記述は、加点方式の場合も多いので字数に関わらず、

核となる答え(キーワード)だけでも答えておく。



語句の知識量の増加

ボンちゃんは語彙力弱め。

漢字間違いも多いし、言葉の穴埋めなどパッと浮かばない。

という大きな弱点が。


まず漢字は1日50個。類義語、対義語から始め必ず50個の熟語に目を通す。

ことわざと慣用句は、1日に20個ずつ。

意味もしっかり覚えておくこと。

後は必須語彙を30個。


語彙力が向上すると、文章を深く理解することができます。



本文の無駄な線引きをやめる

物語なら感情表現。

説明文なら、断定言葉や指示語チェックなど

それらすべてに線を引っ張りすぎていて、

結局どこを見ればよいのかわからなくなる。


そのため、解答に必要な部分のみの線引きに変更しました。

問題の線の部分から、きっとこうちゃう?みたいなところって見えてくる。

そのポイントを伝えて、絞った線引きとマーク付けへ変更しました。


問題全体像の把握

ボンちゃんの悪い癖。

前から順番に解いてしまうこと。

詰まったら考え込み、後半解く前にチャイムがなる。

これは、日常茶飯事です。


ひどいときは記述模試で、1問しか答えてなかったこともあります。


ということで、試験が始まったら必ず解答用紙の確認をし、

問題を解く順番を決めるように伝えました。



設問文の理解

本文理解はできていても、設問内容の勘違いをすると・・・

当り前ですが誤答になります。


何を問われているのか?

この部分に焦点をあてる、どちらかというとここに時間を割く。

ようにしました。



しつこいくらいに伝えましたよ。

結果。

偏差値17UP!!


前が悪すぎたというのもありますが、

1週間で変わることができた。

これはボンちゃんにとって大きな自信になりました。


今も毎日、勉強に励んでいます。

受験までもう少し。

自分にできる精一杯の力で入試に向かってほしいと願っております。






学年末テスト後の“今”が一番危険。 成績が落ちる家庭の共通点

テスト期間が終わった翌週、塾の現場には残酷なほど顕著な変化が訪れます。 あれほど満席だった自習室から、生徒の姿がガクッと減るのです。先週まで「先生、ここの問題どう解くんですか?」と質問攻めにしてきた熱気はどこへやら。 教室には数名の受験生と、一部の「習慣化できている生徒」だけが静...