2025年1月3日金曜日

受験直前期ー苦手科目と得意科目、どちらを優先すべき?

 トライプラス諸口校 ハリマです。

塾を起業してから20数年。

教育に関しては、とっても熱い!!と自負しております。


ブログでは、

勉強法や教室のイベント情報、

教室長の思ったことなどを、

綴っております。


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もうすぐ中学受験が開始されます。

そして大学共通テスト、私立大学入試、と次々と試験が行われていきます。


今、入試を控えている学生は緊張感の高まりが徐々に上がってきていることでしょう。



受験生にとって最も重要な時期である受験直前期

この限られた時間をどのように使うべきか、

特に「苦手科目」と「得意科目」のどちらに重点を置くべきかは、

多くの受験生が悩むポイントでもあります。


今回は、その最適なバランスと勉強法についてお話します。



苦手を放置しない重要性

苦手科目は、全体の得点バランスを崩してしまう大きな要因です。

例えば、他の科目で高得点をとっても、苦手科目で大きく失点すると

合格ラインに届かない可能性があります。


このようなリスクを避けるためにも、直前期には次のポイントを押さえて苦手科目に

取り組んでいただきたいと思います。


  • 重要分野に絞る

全てを克服しようとすると時間が足りません。

配点が高い問題や頻出テーマに集中することで、

効率的に得点力を上げられます。


  • 基本問題を確実に解けるように

難問よりも、基礎問題を完璧に解けることが重要です。

基本ができれば、最低限の点数を確保できます。


とある学校では、

合格者全体の8割が各科目バランスよく60点以上を取っていたが、

不合格者全体の6.5割が1科目だけ極端に点数が低かったという話も耳にしております。


例えば合格最低点が330点とし、

4教科がすべて70点あったとしても、1教科だけ30点だった場合、

合計得点は310点となり他の教科でカバーしきれない、

ということもありうるのです。


苦手科目を完全に克服することが難しい場合でも、

得点できる部分を増やすだけで全体の点数が大きく変わるのです。



得意科目でさらなる点数アップ

得意科目は「短期間での伸び」が期待できる部分です。

基礎がすでに固まっているため、

少しの工夫で得点力をさらに高められます。


この時期に得意科目を強化するメリットは次の通りです。


  • 安定した高得点

得意科目での高得点の確保は、全体宇の得点を押し上げられます。


  • 自信に繋がる

得意科目が伸びれば、自信が持て、精神的な安定にもつながります。


具体的には、過去問や模試の類似問題に取り組み、

どのような条件でも高得点をとれる実力を磨いていきましょう!!


理想的な勉強バランス

苦手科目と得意科目、どちらも放置せず、

バランスよく取り組むことが受験直前期の鍵になります。


おすすめの時間配分は・・・

苦手科目:得意科目=3:2


苦手科目に少し多めの時間を割きつつ、

得意科目でさらに点数を伸ばす。


この黄金比を意識することで、全体の得点力を効率的に高められます。

もちろん人によって比率は前後するかとは思いますが、

学習計画表を作る際は、

苦手科目に多めの時間配分で、あらかじめ計画表を作成しておくことを

強くおすすめしておきます!!


受験直前期は限られた時間で最大の効果を出す戦略が必要です。

苦手科目はリスクを減らすために克服し、

得意科目は確実な得点源として仕上げる。

この両輪が揃ってこそ、合格を確実なものにできます。


最後に受験生のみなさんへ。

直前期の努力は、結果に結びつくことが多いと言われています。

今、この瞬間も大切に、一歩一歩着実に進んでください!!

応援しています❗



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