期末テストまであと少し
今、この記事を読んでいるあなたは、
もしかしたら「時間がない…」と焦っていたり、
「もう間に合わないかも」と諦めかけていたりしませんか?
大丈夫。
まだまだやれることは確実にあります。
そしてその数日間で何をするかによって、テストの点数は驚くほど変わることがあります。
今日は、今からでも成績を伸ばすために
“本当に意味がある行動”を、3つに絞ってお伝えします。
このブログは中学生本人はもちろん、保護者の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
【よくある悩み:何から手をつけたらいいかわからない】
期末テスト前、いちばん多い相談は「何をやったらいいかわからない」という声。
英語・数学・理科・社会・国語…どの教科もやりたい。
でも時間が足りない。
この悩みの背景にあるのは、「全部やらなきゃいけない」という思い込みです。
しかし、点数を上げる子は“やるべきこと”を絞り、集中して取り組んでいます。
【行動①:「出るとわかっている問題」を徹底的にやる】
まずやるべきは、学校のワーク・プリント・ノートなど、
教師が配った教材を「完璧にする」ことです。
なぜなら、期末テストは“先生が作る”からです。
そして多くの先生は、授業中に「ここ、テストに出るよ」とヒントをくれています。
教科書にマークがある、ワークで何度も出てきた、授業で強調されていた…
そうした「出る確率の高い問題」を、3周解き直してください。
特に
数学や理科など、
手を動かすことで理解が深まる科目は反復が命です。
逆に、難しい参考書やネットの問題ばかりに手を出すのは非効率です。
【行動②:「覚える」ことに時間を使う】
残り5日で点数を伸ばす最大のコツは、「知識量を増やすこと」。
社会・理科・英語の単語・国語の語彙など、
「暗記で点が取れるところ」に力を注ぎましょう。
やり方のコツは以下の通り
教科書やノートを声に出して読む
赤シートを使って隠して確認
友達や家族に「クイズを出して」と頼む
寝る前と起きた直後に10分だけ復習する
記憶は“繰り返し”によって定着します。
特に、寝る前に覚えたことは記憶に残りやすいとされています。
「時間がないから覚えられない」と言う子ほど、覚え方を知らないだけ。
覚える方法を知るだけで、ぐっと効率が上がります。
【行動③:「やらないこと」を決める】
時間がないときほど重要なのが「やらないことを決める」ことです。
例えば
解説を読んでも理解できない難問に時間をかけすぎない
ノートを綺麗にまとめ直すのに1時間かけない
授業で扱っていない応用問題には手を出さない
これらは“自己満足の勉強”になってしまうことがあります。
大切なのは、限られた時間で最大の効果を出すこと。
「完璧を目指さない」ことが、逆にテストでの得点につながるのです。
【保護者の方へ:お子さんの勉強にどう関わるか】
この時期、保護者の方からよくいただくご相談が
「子どもがやる気を出さない」「どう声をかければいいかわからない」というもの。
お勧めの声かけは、
「今やってる教科は何?」
「今日、何か1つ覚えたこと教えて」
「あと何日だね。一緒にカウントダウンしようか」
というように、“関心”を見せること。
「勉強しなさい」はプレッシャーになりますが、
「興味を持ってくれている」と感じると子どもは安心します。
また、「5日間、あなたを応援するよ」という姿勢を見せるだけで、
子どもは頑張ろうという気持ちになります。
【まとめ:数日間で未来を変える】
たった数日。だけど、この数日で何をするかで未来は変わります。
本当に伸びる子は、「今できること」に集中します。
大事なのは、
出る問題を3周する
覚えることに時間を使う
やらないことを決める
この3つを意識して、最終スパートをかけましょう!
そして保護者の皆さま。
子どもにとって、いちばんの応援団でいてください。
この投稿が、期末テスト前の不安を少しでも軽くし、行動の後押しになれば幸いです。


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