テスト前でも焦らない!
「テストまで、あと2週間しかない……」
「やることが多すぎて、もう無理かも」
こんな焦りや不安を抱えている中学生、そして保護者の方も多いのではないでしょうか?
でも、安心してください。
実は、「あと2週間」あれば、今からでも成績を大きく伸ばすことは十分に可能です。
「間に合わない」と思っている状態から、
「間に合った!」「頑張ってよかった!」という達成感に変える。
そんな逆転の勉強法を、今回はお伝えします。
■ なぜ「間に合わない」と感じるのか?
まず最初に理解しておきたいのは、
「間に合わない」という気持ちは、勉強量の問題ではなく、
勉強の順序と方法が整理されていないことから生まれるという点です。
多くの中学生は、「とにかくやらなきゃ」と思いながら、
何となくワークを開いてみたり、ノートを見返してみたり…と、
非効率な勉強をしてしまいがちです。
その結果、焦りばかりが募って、成果が見えない。
ますます「間に合わない」という負のスパイラルに陥ってしまいます。
でも、大丈夫。
やるべきことを明確にし、順序立てて取り組めば、今からでも間に合います。
■ 5教科を2週間で底上げする!逆転プラン
ここからは、
実際に点数を上げるための【逆転勉強法】をステップごとにご紹介します。
特別な才能も、長時間の勉強も不要。
誰でも再現できる方法です。
【STEP1】出題される範囲を洗い出す=“出るところ”に集中!
まず最初にやるべきは、「テスト範囲の分析」です。
ワーク、授業プリント、ノート、教科書の太字などから、
どこが出題されやすいのかを絞ることが重要です。
▼ 教科別の出題ポイント
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英語:教科書本文の暗記・文法問題(助動詞、不定詞)
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数学:関数や図形、文章題と計算問題(ワークの基本~標準レベルを重点)
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国語:本文の読み取り・記述の型、漢字(配点が高く狙い目)
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理科:電流、化学変化、植物の分類など図と用語のセットで暗記
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社会:年号・人物・用語だけでなく、なぜそうなったのかの因果関係
この段階では、“できるようにする”のではなく、“やる範囲を決める”のが目的。
手を広げず、出るところに絞るのが逆転の第一歩です。
【STEP2】教科別「やることリスト」を作成する
ここで大切なのは、「今、何をやるべきか」を見える化すること。
例えば:
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英語:教科書本文 Unit3 暗記+ワークP10~P15
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数学:関数のグラフ演習/ワーク基本問題チェック
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理科:化学変化の反応式/過去テストの出題パターン確認 など
教科ごとにToDoリストを作ることで、
「何をどれだけやればいいか」がハッキリし、無駄な迷いがなくなります。
ここにチェック欄をつけておくと、達成感も得られてモチベーション維持にも効果的です。
【STEP3】“総合回転”で全教科を毎日まわす!
1日1教科ではなく、「5教科を毎日少しずつ」まわすのがコツです。
これを総合回転勉強法と呼びます。
🔻 例)平日の学習スケジュール(2時間想定)
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英語:20分(本文音読+暗記)
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数学:40分(演習+間違い直し)
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理科:20分(用語暗記+図確認)
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社会:20分(流れを語る+一問一答)
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国語:20分(漢字・語彙・記述)
1日あたり短時間でも「毎日全教科に触れる」ことで、
脳がテストモードに最適化されます。
さらに、忘却のスピードを抑え、記憶が定着しやすくなります。
【STEP4】“朝・夜”のゴールデンタイムを使いこなす
限られた時間を最大限活用するために、「朝」と「夜」の時間をフル活用しましょう。
🔹 朝15分:英単語、社会用語など暗記系を
🔹 放課後~夕方:演習中心に計算や記述
🔹 夜寝る前:暗記の復習、間違えた問題の再チェック
このリズムで学習すると、記憶の定着率が高まり、翌日の理解度もアップします。
【STEP5】保護者ができる「応援」のカタチ
保護者の方にお願いしたいのは、「手伝う」のではなく「信じて支える」こと。
✅子どもが勉強に取り組んでいたら、「集中してるね」とひと言
✅ ToDoリストの進捗を一緒に確認し、「頑張ってるね」と励ます
✅食事や睡眠のリズムを整える
中学生は思春期真っただ中で、不安や自信のなさも多く抱えています。
そんなとき、親からの信頼や応援の言葉が最大の後押しになります。
■ 実際に逆転できた生徒の声
「2週間前、偏差値50台だった僕が、
1日2時間の逆転プランで5教科合計62点アップしました!」
「“もう無理”と泣いていた娘が、
やることリストを作って一つずつこなすようになり、苦手だった社会で20点UPしました。」
たった2週間でも、「行動を変えれば結果が変わる」というのは本当です。
■ 最後に:今ここから、逆転のスタートを
「もう間に合わない…」と諦めかけたときこそ、やり方を変えるチャンスです。
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テスト範囲を把握し
-
やることを整理し
-
毎日少しずつでも全教科をまわす
-
親子で前向きに取り組む
この流れをつかめば、今からでも「間に合った!」という自信に変わります。
残された2週間は、短いようで可能性に満ちた時間です。
この記事を読んでいるあなたなら、必ず変われます。
さあ、一緒に逆転の一歩を踏み出しましょう!


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