今回からの投稿は【中学受験】についてです。
今小6生の方で、中学受験をするかどうかお悩みの方は、
ぜひご覧くださいね。
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「中学受験、やっぱりうちも考えたほうがいいのかな…?」
「気がつけばもう小6。でも、今から間に合うの…?」
春を迎え、新小学6年生となったお子さまをお持ちの保護者の皆さまの中には、
こうした不安や焦りを抱えている方も多いのではないでしょうか。
確かに、多くのご家庭では小4・小5から本格的に中学受験の準備を始めています。
そのため、
小6の春という時期は「出遅れてしまったのでは?」と感じることもあるでしょう。
しかし、結論から言えば 「まだ間に合います」。
もちろん、無計画に進めれば厳しいのも事実ですが、
正しい戦略と学習習慣を整えれば、ここからの逆転は十分に可能です。
今回は、新小6から中学受験を本格的に始めるご家庭に向けて、
今すぐ始めるべき具体的な戦略と行動指針をご紹介します。
◆ まずは“目標設定”を明確にする
中学受験のゴールは「志望校合格」ですが、
その前にお子さまと一緒に、現実的な目標を明確にすることが大切です。
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どのレベルの中学校を目指すのか(偏差値帯)
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私立か、公立中高一貫校か
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通学距離や校風は希望に合うか
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入試日程が重複しないようにできるか
ここを曖昧にしたまま勉強を始めると、学習の方向性が定まりません。
まずは資料を集めたり、学校見学の予定を立てたりして、
志望校リストを作成しましょう。
◆ 今からやるべき3つの具体的対策
① 苦手単元の「穴埋め」を最優先に
小4~小5で習う基礎単元は、すでに入試問題の土台になっています。
特に算数や理科は積み上げ型の科目なので、
過去の単元に穴があるままでは、応用ができません。
市販の総復習教材や塾の確認テストなどを活用し、
苦手な単元を“見える化”して潰していきましょう。
② 学習スケジュールの「習慣化」
今からの逆転合格には、家庭学習の習慣化が不可欠です。
毎日勉強する「時間」と「内容」を決めて、学習リズムを作りましょう。
例:
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平日:17:00〜19:00は復習&漢字/計算演習
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土日:過去問/模試/理科・社会のインプット
ポイントは、
保護者が計画を立てすぎず、子どもと一緒にスケジュールを作成すること。
自分で決めることで「やらされ感」が減り、自立学習につながります。
③ 情報収集と学習環境の整備
今からの半年〜9ヶ月は、時間の使い方が勝負。
効率よく学習するためには、
「何をすべきか」「どんな教材が必要か」といった情報戦でもあります。
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塾に通うか家庭教師をつけるか
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市販教材とオンライン教材の使い分け
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模試のスケジュール管理
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入試の傾向と対策の把握
こうした情報を整理し、
家庭内でのサポート体制を整えることで、学習効率が一気に上がります。
◆ 最も大事なのは「いま始めること」
どんなに綿密な計画を立てても、行動しなければ意味がありません。
中学受験においては、
“スタートの遅れ”よりも、“立ち止まってしまう時間”こそが最大のロスです。
まずは、今日1日、どの単元をどの教材で復習するかを決めて動き出しましょう。
1週間後には、「もう1週間勉強できた自分たち」がいます。
1ヶ月後には、習慣が形になってきます。
そして半年後には、きっと自信を持った表情で志望校に向き合うお子さまがいるはずです。
◆ “今から”の努力が、合格を決める
新小6の春は、「まだ何も始めていない」というご家庭も少なくありません。
ですが、その状態でスタートできるのは今この瞬間しかありません。
不安になるより、まず1歩。
完璧じゃなくていい、まず“動き出す”ことが何より大切です。
受験は、子どもだけでなく、家族で取り組む大きなプロジェクト。
この春、一緒に“スタートダッシュ”を決めましょう!


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