2025年4月17日木曜日

【中学受験】新小6、受験勉強の正念場!いま本当にやるべき5つのこと

前回に引き続き、【中学受験シリーズ】になります。 


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小6の春——。

ここからが中学受験の本番と言っても過言ではありません。


すでに受験対策を始めている家庭にとっても、

これから始める家庭にとっても、このタイミングで「何をするか」

今後の学習成果を大きく左右します。


中学受験は、「長期戦である」と同時に、

「限られた時間で結果を出す勝負」でもあります。

特に新小6の1年間は、

基礎から応用、過去問演習まで一気に詰め込まれる最も負荷のかかる学年


そこで今回は、保護者の皆さまに向けて、

今この時期に「本当にやるべき5つのこと」を具体的にご紹介します。



◆ ① 苦手分野の洗い出しと克服

この時期にまず必要なのは、「得意を伸ばすこと」よりも苦手の克服です。

なぜなら、入試では「不得意分野の失点をどれだけ防げるか」が合格を分けるからです。


対策法としては:

  • 模試の結果を振り返る

  • 基礎問題集を解き直す

  • 教科別に「どこでつまずいたか」を具体化する


特に算数や理科は、前学年までの積み上げが重要です。

早めに穴を埋めておくことが、秋以降の応用問題対策の助けになります。



◆ ② 毎日の学習ルーティンの固定化

新小6の春は、学習の“型”を作る時期です。

「今日は何しよう…」と迷っていては、貴重な時間を失ってしまいます。


おすすめの学習ルーティンは以下のような形です

  • 【朝】漢字・計算ドリル(15分)

  • 【放課後】宿題+理社の復習(60〜90分)

  • 【夜】過去問や応用演習(30〜60分)


ポイントは、勉強内容と時間帯をセットにすること

これにより、無理なく「勉強の習慣化」が実現できます。



◆ ③ 理科・社会の“積み上げ型”暗記を始める

多くの受験生が直前まで後回しにしがちな理科・社会の暗記

ですが、今の時期から少しずつ覚えておけば、

夏以降のアウトプットが圧倒的に楽になります。


  • 毎日10分で1テーマ

  • 漫画教材やカード教材で視覚化

  • 音読や説明で記憶に残す


理社は「反復」と「継続」が勝負。

小6の春こそ、暗記型教科のスタートに最適な時期です。



◆ ④ 模試やテストの結果を“伸びしろ”として活用

模試や塾の実力テストで「思うような結果が出ない」

と不安になる保護者も多いでしょう。


しかし、今は「できなかった部分を知る」ことこそが価値なのです。


結果の使い方:

  • 点数より「間違えた原因」に注目

  • 記述・選択ミスの傾向を分析

  • 似た問題を1週間以内に解き直す


このように模試を“学習素材”として捉えると、

結果が出るのが待ち遠しくなります。



◆ ⑤ お子さまのメンタルケアとモチベーション維持

小6になると、プレッシャーや疲れが徐々に蓄積していきます

この時期から「親ができるサポート」は、単なる勉強の管理ではなく、

気持ちに寄り添ったサポートです。


  • 「できたね」「よく頑張ったね」の声かけ

  • 小さなごほうび制度で達成感を演出

  • 定期的な“勉強しない日”を意図的に作る


この1年、ずっと走り続けるのは大人でも難しいこと。

親が伴走者として支える姿勢が、受験生のモチベーションを下支えします。



◆ “やるべきこと”は、今日から始められる

「うちの子、大丈夫かな…」という心配は、どのご家庭にもあるものです。

しかし、その不安を解消する最も効果的な方法は、

具体的な行動を“今日”から始めること


苦手を洗い出し、ルーティンを作り、

理社の暗記を習慣化し、模試を活かし、心を支える


——この5つの柱を意識すれば、春からのスタートダッシュはしっかり決まります。

中学受験は、親子で一緒に乗り越える挑戦です。

この春、新小6の正念場にふさわしい「一歩」を踏み出しましょう!



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