「どの教科から勉強すればいいのか分からない…」
「教科によって勉強の仕方って違うの?」
「とりあえずワークを解いてるけど、点数が伸びない…」
そんな声を、テスト前になると保護者や生徒からよく耳にします。
実は、教科ごとに“効果的な勉強法”は違うんです。
たとえば数学と社会、同じやり方では成果が出にくいのは当然。
それぞれの教科の特性に合わせて、
やり方を変えることが、テストの点数を安定させるカギになります。
今回は、5教科それぞれの「得点力を上げるテスト勉強法」をまとめた保存版。
すぐに使えるチェックリスト形式でお届けしますので、印刷・保存して活用してください!
こんなこと、ありませんか?
「うちの子、がんばって勉強しているのに、どうも成果にばらつきがある気がして…」
「もしかして、教科ごとにやり方を変えるべきだったのかも…」
そんな風に感じていたら、今日からでも遅くありません。
この記事が、お子さまの“勉強の質”を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
【英語のテスト勉強法】
🟩 目的:文法理解と語彙・リスニング・長文のバランス強化
効果的なやり方
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ワークや問題集の文法問題を「1周→解き直し」で2周以上
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英単語は書くだけでなく「声に出す・使って例文をつくる」
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長文読解は音読+日本語訳チェックで理解を深める
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リスニング対策は「教科書CD」や「シャドーイング」が有効
よくあるNG
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単語をただ書いて覚える → 覚えた気になって実践で使えない
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長文を丸暗記 → 意味理解のない暗記は応用が効かない
【数学のテスト勉強法】
🟦 目的:パターン理解と完答力の強化
効果的なやり方
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学校ワークは「基本→応用」の順で繰り返し解く(2周必須)
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解き直しノートを活用し、「なぜ間違えたか」まで分析
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ケアレスミス防止チェック(符号・単位・途中式)ルールを持つ
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本番形式(時間制限つき)で模擬テストを行う
よくあるNG
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解きっぱなし → 間違いが定着する
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応用問題に早く取りかかりすぎる → 基本の土台が弱いと応用が崩れる
【国語のテスト勉強法】
🟥 目的:記述力・読解力・漢字力の3軸で対策
効果的なやり方
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ワークやプリントを使って「本文→設問→根拠を探す」練習
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記述問題は「自分の言葉で書く」練習を繰り返す(写すだけ×)
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漢字は書いて覚える+声に出して使う場面を意識する
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教科書本文を読み直し、出題範囲を音読するのも効果的
よくあるNG
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長文を読まずに設問だけ解く → 根拠を見つけられない
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記述問題を答え写しで終える → 書く力がつかない
【理科のテスト勉強法】
🟨 目的:用語暗記+計算問題のミス対策
効果的なやり方
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教科書やワークを使って、用語の定義・働きを確認(語句テスト形式)
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イラスト・図・グラフを「自分で描いて説明できる」ようにする
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計算問題は「公式→単位→代入→答えの確認」の流れを徹底
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誤答の原因を「計算ミス/単位ミス/公式の理解不足」で分類
よくあるNG
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用語の丸暗記だけで終わる → 理解が浅く応用に弱い
計算を暗記している → 仕組みを理解して使えない
【社会のテスト勉強法】
🟫 目的:語句暗記と因果関係・流れの理解
効果的なやり方
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年号だけでなく「なぜその出来事が起こったのか」をセットで覚える
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地理は「資料・地図の読み取り」とセットで用語を理解
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歴史は「人物・政策・結果」の流れを因果関係で整理する
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語句だけでなく、「選択肢問題」の形式でアウトプット練習
よくあるNG
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一問一答だけに頼る → 並び替え問題・記述に弱くなる
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語句だけをバラバラに暗記 → 流れを聞かれたときに対応できない
【全教科に共通する学習戦略】
✔ 暗記は「見て覚える」→「隠して書く」でアウトプット中心に
✔ ワークやプリントは「1周では不十分」。2周+解き直しが基本
✔ 間違えた問題にチェックを入れて「解き直しリスト」を作成
✔ 週の後半に“模擬テスト形式”で総仕上げすると効果絶大
【時間配分のコツ:5教科バランスよく進めるには】
テスト前に「好きな教科だけ」「苦手だから1教科だけに偏る」などの偏りはNG。
以下のような例で、日ごとのバランスを取りましょう。
曜日 | 学習例 |
---|---|
月 | 英語+社会(暗記+理解) |
火 | 数学+理科(演習中心) |
水 | 国語+漢字+記述練習 |
木 | 苦手教科を集中的に強化 |
金 | 模擬テスト+復習確認 |
【まとめ】「勉強法を変えれば、成績は変わる」
成績に悩んでいるとき、努力が足りないと感じてしまうかもしれません。
でも本当は、「教科ごとに合ったやり方をしていないだけ」かもしれないのです。
✔ 英語は声に出して「使う」ことで覚える
✔ 数学は繰り返しと「間違い分析」がカギ
✔ 国語は「自分の言葉で書く力」が大切
✔ 理科は「図と式で説明できるか」を意識
✔ 社会は「なぜ?」の理解と流れの整理が重要
この“教科別の勉強法”を意識するだけで、
成績は確実に変わっていきます。
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お子さま一人ひとりの学習状況をヒアリングし、
教科別の「最適な勉強法」をアドバイスしています。
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