「数学のテスト、解けたつもりだったのにミスで失点…」
「80点台までは取れるけれど、あと少しで90点に届かない…」
そんな悔しい思いをしたこと、ありませんか?
特に数学は、1問の計算ミスや途中式の省略などで大きく点数を落としやすい教科。
頑張っているのに得点が安定しない…
それは才能ではなく、「解き方」に原因があるかもしれません。
今回の投稿では、個別指導塾で90点以上を安定して取る生徒が実践している、
“数学のテストで得点差を生む3つの解き方のコツ”をわかりやすく紹介します。
こんなこと、ありませんか?
「うちの子、計算力はあるのに本番でミスが多くて…」
「何度も同じような問題を間違える。どこを直せばいいのか分からない」
そんな保護者の声を、私たちは日々受け取っています。
数学は「才能」ではなく、「習慣」と「考え方のクセ」を見直すことで、
確実に改善できる科目です。
【コツ①】問題を“分類”してから解く(出題意図を見抜く)
上位の生徒ほど、問題を見た瞬間に「これは何のパターンか」を判断しています。
ただ漠然と式を立てるのではなく、
「この問題の型は○○だ」と見抜いてから取り組むのです。
具体例:
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文章題なら「比例」「反比例」「一次関数」「連立方程式」などに分類
-
図形問題なら「角度の三角形利用」「円周角の性質」「相似」などに分類
-
計算問題なら「分配法則系」「因数分解系」「展開系」などに分類
こうした意識を持つと、
「なぜこの公式を使うのか」「どんな形に持っていくのか」が明確になり、
ミスも減り、スピードも上がります。
【コツ②】“途中式”と“見直しタイム”を必ず確保する
90点を超える子に共通しているのは、「途中式を丁寧に書く」ことです。
頭の中で暗算したり、式を飛ばしたりすると、
どんなに理解していてもケアレスミスの原因になります。
良くあるNGパターン:
-
式を省略して書く → 数値がずれて不正解
-
いきなり答えだけ書く → 見直しできない
-
下書きに書いてそのまま消す → 試験後に解き直せない
特に「計算が合っているか不安になる子」は、
検算をする時間を5分確保するつもりで解くのがおすすめです。
解いた順に振り返るのではなく、
“苦手単元だけ”に絞って再確認するだけでも失点を防げます。
【コツ③】“なぜこうなるか”を説明できる状態で覚える
90点を取る子は、単に問題を解けるだけではなく、
「この解き方を他人に説明できるか?」という視点で理解しています。
つまり、“ただ解く”のではなく、
“考え方を言語化できる”レベルまで落とし込んでいるのです。
たとえば…
-
「なぜこの図形で角度が等しいのか」
-
「どうしてこの式を使うと解けるのか」
-
「この問題と前にやった問題の違いは何か」
この「なぜ?」「どうして?」を自分に問いかける習慣がついていると、
応用問題にも強くなり、ミスが減り、理解が深まり、確実な得点につながります。
【差がつくのはここ!ありがちな失点ポイントと対策】
失点パターン | ありがちな場面 | 対策 |
---|---|---|
符号ミス(+−) | 式の変形や分配法則での油断 | 符号チェックルールを作る |
単位の付け忘れ | 面積・速さ・割合など | 「単位チェック」欄を解答欄の横に設ける |
図を描かずに解く | 図形問題、関数など | 問題文の内容を図に起こす習慣をつける |
時間配分ミス | 後半の問題で焦って雑になる | 問題番号ごとの配点を確認し、優先順位を意識する |
【“数学は積み上げの教科”だからこそ、戦略が効く】
数学は、知識が断片的だとすぐに行き詰まる“積み上げ型”の教科です。
「できる問題だけを繰り返す」のではなく、
「解けなかった問題のどこでつまずいたか」を分析して補強していくことが、
90点以上を安定して取るための土台になります。
【まとめ】
「90点を取る生徒は、特別な能力があるわけではありません」
彼らは、以下の3つを丁寧にやっているだけなのです。
✔ 問題を見て分類する
✔ 途中式を正確に書き、見直し時間を確保する
✔ 解き方を“自分の言葉”で説明できるようにする
この3つのコツは、今すぐ意識すれば誰でもできるようになります。
そしてこの“意識の差”こそが、テストの点数差に直結していくのです。
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数学に伸び悩んでいる生徒さん一人ひとりの「解き方のクセ」を分析し、
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そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。


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