「同じ学校、同じ授業、同じ教科書を使っているのに、
なぜあの子はいつも90点台で、うちの子は70点台どまりなのだろう?」
このように感じたことはありませんか?
日々、多くの中学生と接している私たち個別指導塾の現場でも、
成績が大きく伸びる生徒にはある共通点があると感じています。
もちろん、もともとの学力差はゼロではありません。
しかし、
それ以上に大きな違いを生むのは「日々の習慣」や「勉強への向き合い方」です。
今回は、実際に当塾で成績上位に入っている生徒たちの共通点を5つご紹介します。
保護者の方が気づきを得られる内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
【1. 素直にアドバイスを受け止める】
まず、成績が伸びる生徒の共通点として最も大きいのが、「素直さ」です。
塾の先生や学校の先生からのアドバイスを、
素直に受け入れ、すぐに行動に移せる子は、成績がグングン伸びていきます。
反対に、アドバイスを聞き流したり、自分のやり方に固執したりする生徒は、
どうしても成長のスピードが鈍くなってしまいます。
特に中学生は思春期の入り口。
保護者からのアドバイスは反発することがあっても、
塾や学校の先生からの言葉であれば素直に聞けることも多いです。
この“第三者の存在”をうまく活用できるかが、
学習環境としての塾の大きな価値とも言えるでしょう。
【2. 間違いを分析し、解き直しが習慣化している】
成績上位の子どもたちは、
テストや問題演習で「できた・できなかった」で終わらせません。
間違えた原因を必ずチェックし、なぜ間違えたのか、
次はどうすれば防げるのかを考えています。
例えば数学なら、計算ミスなのか、公式の理解不足なのか、
問題文の読み取りミスなのか。
英語なら、文法の理解ミスか、単語のスペルミスか。
その上で、「解き直しノート」を作るなど、復習の質を高めています。
この習慣があるかどうかが、60点台から80点台、
そして90点台へと到達できるかのカギになります。
【3. 「なぜ?」を自分で考える力がある】
ただ公式や解き方を暗記するのではなく、
成績上位者は「なぜそうなるのか?」を自分で考えようとします。
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「どうしてこの公式が使えるの?」
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「この問題の出題者は、何を問いたいんだろう?」
-
「自分ならどう説明するかな?」
こうした“自問自答”の習慣が、思考力を養い、応用問題に強くなります。
最近の入試傾向も、知識の暗記よりも「考える力」を問う方向にシフトしています。
今後ますます求められるこの力を、普段の勉強から意識して鍛えているのです。
【4. 小テスト・確認テストも全力で取り組む】
意外かもしれませんが、成績上位の子ほど「小テスト」に本気です。
「たかが10問の単語テスト」「たった5分の漢字小テスト」…
こうした機会を、“本番と同じつもり”で取り組み、毎回満点を目指しています。
これが、日々の知識定着を加速させるだけでなく、
テスト慣れ=試験での実力発揮にも直結します。
実際、
「毎回の確認テストを満点にしていた子が、
学校の中間・期末でも90点以上をキープしていた」という例は珍しくありません。
【5. 規則正しい生活リズムが整っている】
最後に見落としがちですが、非常に大事な共通点がこれです。
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睡眠時間が6時間未満
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食事が不規則
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夜遅くまでスマホやゲーム
このような生活をしていると、集中力も記憶力も低下します。
逆に、成績上位の子は、睡眠・食事・学習時間のリズムが一定していて、
疲れにくく、集中が長続きします。
特にテスト前になると「夜中まで頑張る」子もいますが、
それが逆効果になることも多いのです。
成績UPのカギは「習慣」と「意識」の差
今回ご紹介した5つの共通点は、どれも特別な才能が必要なものではありません。
すべて“今日から意識すれば誰でも身につけられる”ものばかりです。
✔ 素直にアドバイスを聞く
✔ 間違いを丁寧に振り返る
✔ 「なぜ?」と考える
✔ 小さなテストを大切にする
✔ 生活習慣を整える
お子さまにこのような習慣が身につけば、必ず成績は伸びていきます。
そのための環境づくりとして、
私たち塾講師のサポートを活用していただければと思います。
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