2025年7月2日水曜日

中学受験 その19【ミスを防ぐ方法】

 先日の公開模試で撃沈してきたボンちゃん。

学校行事の不参加のお願いは却下しました。


しかし、ボンちゃんの焦りは相当なよう。

なんせ、国語の偏差値は1か月で15ダウン。

という、数値で見るととんでもないことに気付いたようでもありました。

何をすべきか試行錯誤。


それに時間がかかりすぎて、頭を使いすぎる始末。

勉強する頃には脳疲労状態…。です。

こういうときって、何も考えたくないですよね。

・・・

ボンちゃん、ぼーっとする時間長っっ😐!!



とりあえず、どうするんかなぁ?と思い見守っておりました。


返却された答案を見て・・・


やっば!!

問題用紙に書いた答えと、答案用紙に書いた答えがちがう~😖

計算間違えしてる~😖

社会の漢字、滅多打ち~😖

理科の計算小問1で間違えて、そのまま全部間違えた~😖

算数と理科、思ってた点数の20点マイナス~😖



どうやら目が覚めたようです。

できてたはずなのに・・・。

どうしてこんなことになったんだ??


わかってるのに間違える。

簡単に言えばミス。

わかってたのに!と後で言っても、点数にはならないのです。

間違いであることに変わりなし。

と、ワタクシは考えておりますが、何も言いません。


自分でどうするか考えなさい。と。



ここで、

ミスするのって防げますか?

とよく聞かれますが、防げます。本当にミスであるのなら。


自分を擁護するために、ミスったー。と言っている場合は、

ミスではなく根本的に理解が足りていないから。

その場合は、間違えた問題に相当する例題を問題集や参考書から探し出し、

理解を深めることから始めてください。


では、息子のようにわかっていたのに間違えるケースについて。

この場合、ミスする癖がついていることが多いです。

今回の試験だけでなく、今までも似たような経験があり、

1回の模試で2~3個ある場合は要注意です。


間違えた時に、簡単にミスっちゃった。で済ませていませんか?

先程もお伝えしたように、テストでのミスは点数にはなりません!!


解決策1.

自分がミスしやすいことを、自覚する。

これ、意外に大切です。


間違えてはいけないのは、自分はミスしてしまう~、と思い込み、洗脳すること。

これはやめてくださいね。


ミスをしやすいことを自覚する、とは、

いつも計算で間違えやすいから、計算は慎重にしよう、

とか

計算は筆算の後をしっかり残しておこう、

とか

国語の記号問題、パパッと読んで答えてしまいやすいから、

選択肢だけでなく、本文も確認しよう、

などのように


自覚することで慎重に問題を解く、ということですね。

ここを自覚せぬままスルーしてしまうと、

きっとずーっとミスしっぱなし、でしょう。


解決策2.

着実な理解の定着。


テストなどでミスったー!

とかいうときって、これ知ってたのに書けなかった・・・、

ということが多いと思いませんか?


コレ、本当にミスったのでしょうか?

後で見直したときに、この言葉知ってたのになー、というだけで、

本当は、

きちんと覚えられていない、

本質を理解していない、

ということがよくあります。


こういう場合、ミスでは済まさないほうがいいのです。

テスト前の期間に、

言葉は正確に覚える、

何度も繰り返し問題集を解き、完璧に自分の力で解けるようになるまでは、

できたと思わない!!


これはとても大事なことです。


自分ではできている、と思っていても詰めが甘いことはよくあることです。

それを防ぐために、

日々の学習でなんとなく解けた!

を繰り返すのではなく、

もうこの問題が出てきたら完璧!!

と思えるくらい勉強するようにしましょう。



解決策3.

確認の習慣。


日頃から、問題を解きっぱなしで終わるのではなく、

問題を解いたら自分で再確認して、大丈夫!

と思ってから答え合わせをする、


ということを習慣にしておきましょう。


普段の習慣が、本番でも実行されうっかり防止になるはずです



意識をもつこと、これは本当に大切なことですね。

自分で取り組みやすいことから始めてみましょう。



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