2023年12月14日木曜日

問題集の使い方 その6ー国語(現代文・説明的文章)

 今日は、現代文の問題集の使い方について。


先日までの流れでいくと、公民のはずですが…

公民は、基本の学習法と同じで、要点を先に覚える。

もちろん理由原因の追究を忘れずに。


後は問題を解く。

添削をする。

誤答部分は、もう一度復習確認、そして暗記。

もう大丈夫、と思ったら応用問題などの発展編にすすむ。


応用・発展も基本問題と同様に解き進める。

そして、数日後にもう一度復習。

この時は何も見ずに問題だけに取り組みましょう。

そうすれば、どのくらいの記憶が残っているか、などのチェックもできますよ。


ということで、現代文の問題集について。

大きく、説明的文章と文学的文章にわかれています。


本日は、現代文の中でも説明的文章について。

説明的文章は

1.指示語 2.接続後 3.具体例 4.段落要点 5.作者の意図、考え

6.要点、作者が読者に伝えたいこと


がよく問われます。

そして、試験後によく学生から聞く話では、

「時間切れになってしまいました…。」

という言葉。


時間切れになる=重複読みが多い。

ということです。

つまり、一通り最初に本文を読み、その後の設問でもう一度線部を探し、

さらにその後に必要部分を読み・・・・

をしていると、時間オーバー。ということですね。


それをさけるたための工夫をしながら解けば、いいわけです。


  ◎本文を初めに読むときに線を引いたり、丸で囲んでおく。

  問われる内容は、先にも述べた通り

  1.指示語 2.接続後 3.具体例 4.段落要点 5.作者の意図、考え

  6.要点、作者が読者に伝えたいこと

  が多いです。

  A.線部に含まれる指示語に、丸印をつける

  そのとき、その指示語の指す部分がわかっていれば線を引いておく。


  B.接続後を丸で囲む。

  とくに、しかし、つまり、例えば、さて、などよく問われる部分をチェック。

  

  C.作者の考えや伝えたいことに線を引く。

  ~だと思う、考える。や、~が大切だ。などの部分。


  A~Cの作業は、最初に本文を読むと同時に行っておく。


  ◎その後で設問に取り掛かろう。

  まず問題はできる所から答えましょう。

  記述問題で空白のままになっている人が多いですが、

  間違えても構わないので、自分なりの答えを考えて書いてみましょう。

  全部解いたら添削。

  誤答は赤で書き直しましょう。

  解答冊子に、本文の解説や、問題の解き方など書いている場合があります。

  その部分は要チェック!!


国語は後回しにしがちですが、

日々問題を解いていくと、

だんだんとコツが掴め、スピードも上がっていきますよ。

やってみようと思ったら、ぜひお試しくださいね。

  


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