2023年12月15日金曜日

問題集の使い方 その7ー国語(現代文・物語文)

 昨日は、説明文のお話でしたので、今日は物語文。


現代文は、説明的文章の得意な子、文学的文章が得意な子、

のどちらかに分かれている学生が多いような気がします。

もちろん、共に得意な子も、共に苦手な子もいます。


単純興味がなかったり、

説明文の中にある難しい言葉に反応して、頭が拒否反応してもう無理!!

となってしまったり、

物語文の意味はわかるけれど、登場人物と自分の心情・考え方が異なり、

問題になると答えがずれる!!

となってしまったり。


難しいですよね。


では、今日は物語文の問題集の解き方について。


  ◎最初に文章を読むときに、文章に印をつけたり、メモ書きをしておく。

  1.線を引く場所は、登場人物の心情が読み取れる言動、

  特に心情の変化が読み取れる言動には線引きをする。


  2.場面の変わり目には必ず、

  かぎかっこや、星マーク、変わり目とわかる言葉に丸印など

  自分でわかる目印をつける。


  3.景色、背景から読み取れる心情を、余白部分に簡単にメモ書きしておく。

  物語文の景色や背景は、心情を表している部分があります。

  

  ◎印やメモを付けたら、問題を解きましょう。

  説明的文章と同様に、記述部分はじっくり考え、

  間違えても構わないので、自分なりの答えを書いてみましょう。


  添削後は、必ず誤答問題の復習、確認を行う。

  なぜ間違えたのか、を解答の説明書き部分を熟読し、

  納得するまで読み込んでください。



国語の文章で先に印やメモを書く理由は、昨日も述べた通り、

重複読みを最小限に抑えることです。


マークを付けている部分は、問題に出題されやすい部分です。

そしてマークをつけることで、そこで立ち止まって考えることをしているので、

設問に答えやすくなりますよ。


ぜひ、お試しくださいね。


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