昨日は、説明文のお話でしたので、今日は物語文。
現代文は、説明的文章の得意な子、文学的文章が得意な子、
のどちらかに分かれている学生が多いような気がします。
もちろん、共に得意な子も、共に苦手な子もいます。
単純興味がなかったり、
説明文の中にある難しい言葉に反応して、頭が拒否反応してもう無理!!
となってしまったり、
物語文の意味はわかるけれど、登場人物と自分の心情・考え方が異なり、
問題になると答えがずれる!!
となってしまったり。
難しいですよね。
では、今日は物語文の問題集の解き方について。
◎最初に文章を読むときに、文章に印をつけたり、メモ書きをしておく。
1.線を引く場所は、登場人物の心情が読み取れる言動、
特に心情の変化が読み取れる言動には線引きをする。
2.場面の変わり目には必ず、
かぎかっこや、星マーク、変わり目とわかる言葉に丸印など
自分でわかる目印をつける。
3.景色、背景から読み取れる心情を、余白部分に簡単にメモ書きしておく。
物語文の景色や背景は、心情を表している部分があります。
◎印やメモを付けたら、問題を解きましょう。
説明的文章と同様に、記述部分はじっくり考え、
間違えても構わないので、自分なりの答えを書いてみましょう。
添削後は、必ず誤答問題の復習、確認を行う。
なぜ間違えたのか、を解答の説明書き部分を熟読し、
納得するまで読み込んでください。
国語の文章で先に印やメモを書く理由は、昨日も述べた通り、
重複読みを最小限に抑えることです。
マークを付けている部分は、問題に出題されやすい部分です。
そしてマークをつけることで、そこで立ち止まって考えることをしているので、
設問に答えやすくなりますよ。
ぜひ、お試しくださいね。
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