夏休み終盤!!
夏休みもいよいよ終盤。
「やり残した宿題が…」
「生活リズムが崩れてしまった」
「結局、勉強も部活も中途半端だった気がする…」
そんな焦りや後悔がちらつくこの時期、
親も子どもも“なんとなく落ち着かない”気持ちになっているかもしれません。
でも、夏の終わりは「やり直し」より「仕上げ直し」が大切。
ここからの数日で、「2学期がちょっと楽しみになる」ような準備をしておけば、
新学期のスタートはぐっとラクになります。
今回は、夏の締めくくりにおすすめしたい“3つのやっておきたいこと”をご紹介します。
① 「やったことリスト」を作って、自信につなげよう
夏休みは、どうしても“やれなかったこと”ばかりに目がいきがちです。
でも、実はお子さんは多くのことを積み重ねています。
たとえば
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学校のワークを全部終わらせた
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部活の練習を休まずがんばった
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苦手な漢字を覚え直した
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朝学習を10日間続けた
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自由研究を自分でまとめた
など、「どんな小さなことでもOK」です。
それを一つずつ紙に書き出していくと、
“やり切った感”が自然と湧いてくるのです。
この「やったことリスト」は、2学期の自信の土台になります。
ポイント
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子ども自身が書き出すのがベスト(親が一緒に振り返ってもOK)
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大きな成果でなくていい。「毎日5分やった」「サボらず塾に通った」などで◎
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最後に「この中で一番がんばったことは?」と聞いてみると、自己肯定感がアップします
② 「朝のリズム」を取り戻して、2学期への助走をつけよう
夏休み終盤で意外と多いのが、昼夜逆転による生活リズムの崩れ。
これを放置したまま新学期を迎えると、体も心もついていけず、
スタートダッシュでつまずいてしまいます。
そこでおすすめなのが、「朝のルーティン」を決めて過ごすことです。
たとえば
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朝7:00に起きて朝食をとる
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朝の15分で軽い勉強(英単語・計算など)
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午前中に軽い運動 or 外に出て日光を浴びる
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前日夜に“明日やること”を1つ決めておく
このように、毎朝「決まった行動」を積み重ねておくことで、
脳と体が学校生活モードに切り替わっていきます。
学校が始まる3〜5日前から始めれば、2学期のスタートがとてもスムーズになりますよ。
③ 「2学期にやりたいこと」を1つだけ決めておく
「2学期、どうせまた大変だろうな…」
そんな気持ちを前向きに切り替えるために効果的なのが、
“小さな目標”を自分で立てておくことです。
ポイントは、“がんばる目標”ではなく、“楽しみになる目標”。
たとえば
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英語の授業で1回は手を挙げる
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体育祭でクラスの応援係に立候補する
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ノートの取り方をちょっと丁寧にしてみる
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授業中1回だけでも「先生に質問してみる」
このように、「自分から1つだけやってみたいこと」を決めておくと、
2学期の始まりにちょっとしたワクワクが加わります。
目標は、ノートやスケジュール帳の最初のページに書いておくのもおすすめです。
保護者にできるサポートは「声かけ+共感」
夏の終わりは、子どもも気づかないうちにプレッシャーを感じていることがあります。
「宿題終わってるの?」「2学期ちゃんとできるの?」と問い詰めるよりも、
「一緒に振り返ってみようか」「今までで何がんばった?」
といった共感ベースの声かけが効果的です。
また、こんな言葉もおすすめです。
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「思ってたより、いろんなことやったね」
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「夏休み、ちゃんと成長してるね」
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「2学期、ちょっと楽しみになってきたんじゃない?」
このような声がけは、子どもの心に“前向きな風”を吹かせてくれます。
まとめ:「気持ちよく終える」ことが、次のやる気につながる
夏休みをどう過ごしたかよりも、どう終えるかが次の学期に大きく影響します。
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「やったことリスト」で自己肯定感を育てる
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「朝のルーティン」で生活リズムを整える
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「2学期の楽しみ」を1つだけ決めておく
この3つを意識するだけで、
夏の終わりに“やり切った感”が生まれ、2学期への不安が希望に変わります。
ぜひ、ご家庭でもこの3つを意識して、
夏休みのラストスパートを親子で楽しく過ごしてみてくださいね。
これで「夏休みブログ10日間連続投稿シリーズ」は完結です!
毎日読んでくださった方、本当にありがとうございました。
2学期も、子どもたちの成長を全力でサポートしていきます。


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