2024年5月22日水曜日

中学受験・算数偏差値20UP!!

 最近、大学受験についての話が続いておりましたので、

今回は中学受験の算数について。


中学受験専用の模擬試験を受験した際に、

見たことのないような偏差値をとったことがある方、

いらっしゃいませんか?


学校では100点が多く、

クラスでも最上位に位置しているのに、

模擬試験では、まったくわからずに空白が多い。

考え込んでしまって時間切れ、なんてことも頻繁に起こります。

そして偏差値は35-38の間

びっくりしますよね。



中学受験の学習においては、

学校での90点以上の得点は最低ライン

とお考えいただいても良いレベルになります。

特に算数での開きは非常に大きいです。


なぜここまで差が広がるのでしょうか?


それは、中受の試験問題は、問題によっては高校レベルのものもあるから。

例えば、中学2年生数学で習う連立方程式


この問題は、小学生の和差算をはじめとする算数特殊算で解きます

・・・ということは、

中学生で習う文章問題を小学生が解く

ということですね。


もう一つは、慣れていない会場での受験で、

緊張しすぎるから


例えば、今までに一度も模試を受けていなかった子で、

いきなり小6の私立中学のプレテストときに、

受験番号と名前を問題用紙に書き、解答用紙に書き忘れた

や、緊張しすぎて5点しかとれなかった、ということもあります。


子どもの緊張感の影響は、とても大きいのです。


今回は偏差値が35ー38の間の場合にすること

をお伝えしますね。


中受に必要な基本問題ができると仮定して、


1.計算問題の正確性を向上させる

模試であれば大問1番で、5~10問出題されることがあります。

大体1問あたり3~4点の配点が多いですよね。

偏差値が50に届かない場合は、計算間違いをしている可能性が

非常に高いです。

まずは、正確な計算をするようにしましょう。


2.大問2番の徹底対策

大問2番では、中受算数テキストの例題問題に属する

基本問題と標準問題が出題されやすい傾向にあります。


もちろん全ての模試に対応するわけではございませんが、

大問が進むにつれて高難易度の問題が出題されます。


ということは、比較的基礎問題に近い

大問2番の小問をしっかり解ききることが、とても大切です

大問3番以降の問題は、得点しにくいから、という理由です。


多くは大問2番までで45~60点分の配点となっています。

得点率60~65%が平均と考えると、

大問2番までが完ぺきに仕上がれば偏差値は50近くになる

ということになります。


もし、もっと得点を重ねていきたい、ということであれば、

大問3番以降、各問にある問1の問題だけを解くと、

さらに10点前後の加算で70点近くになりますね。


その時の問題にもよりますが、

70点も取れれば、偏差値は50を超えることが多いでしょう。


地区の模試などでは、意外に学校の教科書問題も多く含まれています。

その場合は、各問の小問に数問ずつは解ける問題がありますので、

自分が解ける問題から始めてみましょう。


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トライプラス諸口校 ハリマです。 塾を起業してから20数年。 教育に関しては、とっても熱い!! と自負しております。 ブログでは、 勉強法や教室のイベント情報、 教室長の思ったことなどを、 綴っております。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中学受験・...