2024年9月12日木曜日

偏差値に振り回されないための心構え

トライプラス諸口校 ハリマです。

塾を起業してから20数年。

教育に関しては、とっても熱い!!と自負しております。


ブログでは、

勉強法や教室のイベント情報、

教室長の思ったことなどを、

綴っております。


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2学期になると、学校の試験に模擬試験。

受験シーズンも近づき、テストの結果に毎回不安になること、ありませんか?

そこで今回は、偏差値に一喜一憂することのリスクと、

それを避けるための心構えについてお話したいと思います。


偏差値の本質を理解する

偏差値の本質を理解することが大切です。

偏差値はあくまで一つの指標であり、学力の全てを表すものではありません。

偏差値はほかの受験生との比較であり、絶対的な学力を示すものではないこと、

これを覚えておいていただきたいと考えています。


特に模試では、全ての単元を網羅したテストではありません。

偶然得意な単元が出題された、偶然不得手な単元が出題された、

など、そのような理由で偏差値が大きく変動します。


模試で見るべき点は、出題された問題で、

自分の得手不得手を把握する。

苦手なところがあればそこを強化する。

時間が足りなかったのであれば、スピード力をつける


自分への課題を導き出し、そこで改善を図るためのもの

だと私は考えております。


偏差値に振り回されるリスク

偏差値に一喜一憂することで、

学生や保護者が感じるストレスやプレッシャーは計り知れません。

偏差値が低いと感じると、

自己評価をさげてしまったり、

不安感が増したり、

焦ったり、

最終的には学習意欲を失うリスクもあります


逆に、偏差値が高い場合は、

数値がいいだけで合否がきまったわけでもないのに、

変な安心感が生じます

基準の偏差値より上だったからと言って、合格したわけではありません。

合否は受験結果でわかるのです。


良くても悪くても振り回されるのは、精神的にダメージを受けやすいと考えます。


偏差値以外の評価基準を持つ

テストの点数や偏差値だけでなく、

努力や成長の過程を評価することも重要です。

前はできなかった問題が、一人で解けるようになった!!

解法がぱっと出るようになった!!

こういったことは、数値でださなくとも、

問題に取り組んでいる本人が一番よくわかっているはずですね。


親子でのコミュニケーション

偏差値に関する親子の対話をオープンにし、

子どもの気持ちや考えを尊重することが大切です。

現実的な目標設定を決め、それに向けての努力をしていきましょう。



実際のエピソードや事例

トライプラス諸口校では、今年初めての受験がありました。

中学受験部では、

模試やプレテストで散々な結果が出たこともあり、

途中、保護者も生徒本人も不安いっぱい。

ですが、見事合格できました


何故合格に結びついたのか?

当たり前ですが、模試の内容と入試の内容は全く異なります。

入試問題の分析を徹底しました。


高校受験部では、

12月に飛び込み入塾がありました。

学校の先生にも、当時通っていた前の塾でも、志望校は無理だよ。

他の学校にした方がいいと言われたためです。

苦手なところを徹底して潰し、受験で合格することができました。

もちろん志望校に。



あくまでも偏差値は参考程度にし、

振り回されすぎないように気を付けてほしいと思います。


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