今回のテーマは『逆算思考』です。
私の大好きなテーマというか、日々行動する中で、主軸に置かれている考え方の一つです。
それをご紹介しようと思います。
「もっと早くからやっておけばよかった…」
テスト前や受験前になると、そんな後悔の声をよく耳にします。
このような“時間の使い方”に関する後悔を減らすために効果的なのが、「逆算思考」。
逆算思考とは、「ゴールから逆に計画を立てる考え方」。
勉強においてもこの考え方を取り入れることで、
学習の効率や集中力がぐんと高まります。
逆算思考とは?
逆算思考とは、まず「目標地点」を決めてから、
そこに到達するために“今何をすべきか”を逆にたどっていく思考法です。
たとえば、
「テストで90点を取りたい」
という目標がある場合、
そのためには
・何の単元を勉強すべきか
・いつまでに復習を終えるか
・どれだけ演習問題をこなすか
などを“テスト日から逆に”考える必要があります。
なぜ、逆算思考が勉強に効果的なのか
✅1. 優先順位が明確になる
目標から逆に考えることで、
「今やらなくてもいいこと」と「今すぐやるべきこと」の区別がつきやすくなります。
何をすべきかわからない時は、『しなくてよいこと』から順に消していくと、
残ったものは『すべきこと』になりますよ。
✅2. 計画が立てやすい
ゴールから逆にスケジュールを立てると、自然と現実的な計画になります。
「3週間後に試験→1週間前までに復習→今週は基礎固め」というふうに、
今日すべきことが具体的になります。
✅3. モチベーションが続きやすい
目の前のタスクが「何のためにやっているか」が明確になることで、
勉強の意味を感じやすく、やる気も持続しやすくなります。
実践例:テスト3週間前からの逆算スケジュール
目標:中間テストで80点以上を取る
-
テストまで:あと3週間
-
苦手な単元:一次関数、計算問題
-
対策:
✔︎ 1週目:苦手単元の基礎固め
✔︎ 2週目:類題演習+過去問
✔︎ 3週目:模擬テスト+見直し
このように、「いつ、何をするか」を決めておくと、
焦ることなく自信を持って試験に臨めます。
逆算思考の身につけ方
逆算思考は、習慣にすればどんな場面でも使える武器になります。
以下のステップで始めてみましょう。
STEP1:目標を具体的に決める
→「数学で85点を取る」「志望校に合格する」など
STEP2:残り時間を確認する
→ テストや入試までの日数を数える
STEP3:やるべきことを逆にリストアップする
→「過去問対策→応用演習→基礎復習→暗記」の順に並べる
STEP4:今日すべきことに落とし込む
→ 「今日は○ページの復習」と具体化する
逆算思考を身につけよう
逆算思考は、目標達成のための“地図”のようなもの。
「なんとなく勉強している」状態から脱却し、
意味のある行動へとつなげることができます。
最初は慣れないかもしれませんが、
1度身につけば、一生使えるスキルです。
ぜひ今日から、自分の目標を逆算して考えてみてください。


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