2025年4月14日月曜日

“逆算思考”で勉強が変わる!目標から考えることで得られる学習効果とは?

 今回のテーマは『逆算思考』です。

私の大好きなテーマというか、日々行動する中で、主軸に置かれている考え方の一つです。

それをご紹介しようと思います。



「もっと早くからやっておけばよかった…」

テスト前や受験前になると、そんな後悔の声をよく耳にします。

このような“時間の使い方”に関する後悔を減らすために効果的なのが、「逆算思考」。

逆算思考とは、「ゴールから逆に計画を立てる考え方」。


勉強においてもこの考え方を取り入れることで、

学習の効率や集中力がぐんと高まります。



逆算思考とは?

逆算思考とは、まず「目標地点」を決めてから、

そこに到達するために“今何をすべきか”を逆にたどっていく思考法です。


たとえば、
「テストで90点を取りたい」
という目標がある場合、

そのためには


・何の単元を勉強すべきか
・いつまでに復習を終えるか
・どれだけ演習問題をこなすか


などを“テスト日から逆に”考える必要があります。



なぜ、逆算思考が勉強に効果的なのか

✅1. 優先順位が明確になる

目標から逆に考えることで、

「今やらなくてもいいこと」と「今すぐやるべきこと」の区別がつきやすくなります。


何をすべきかわからない時は、『しなくてよいこと』から順に消していくと、

残ったものは『すべきこと』になりますよ。


✅2. 計画が立てやすい

ゴールから逆にスケジュールを立てると、自然と現実的な計画になります。

「3週間後に試験→1週間前までに復習→今週は基礎固め」というふうに、

今日すべきことが具体的になります。


✅3. モチベーションが続きやすい

目の前のタスクが「何のためにやっているか」が明確になることで、

勉強の意味を感じやすく、やる気も持続しやすくなります。



実践例:テスト3週間前からの逆算スケジュール

目標:中間テストで80点以上を取る

  • テストまで:あと3週間

  • 苦手な単元:一次関数、計算問題

  • 対策:
     ✔︎ 1週目:苦手単元の基礎固め
     ✔︎ 2週目:類題演習+過去問
     ✔︎ 3週目:模擬テスト+見直し

このように、「いつ、何をするか」を決めておくと、

焦ることなく自信を持って試験に臨めます。



逆算思考の身につけ方

逆算思考は、習慣にすればどんな場面でも使える武器になります。

以下のステップで始めてみましょう。


STEP1:目標を具体的に決める

→「数学で85点を取る」「志望校に合格する」など

STEP2:残り時間を確認する

→ テストや入試までの日数を数える

STEP3:やるべきことを逆にリストアップする

→「過去問対策→応用演習→基礎復習→暗記」の順に並べる

STEP4:今日すべきことに落とし込む

→ 「今日は○ページの復習」と具体化する



逆算思考を身につけよう

逆算思考は、目標達成のための“地図”のようなもの。

「なんとなく勉強している」状態から脱却し、

意味のある行動へとつなげることができます。


最初は慣れないかもしれませんが、

1度身につけば、一生使えるスキルです。

ぜひ今日から、自分の目標を逆算して考えてみてください。



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