2025年6月13日金曜日

【国語で差をつける!】難関中合格を勝ち取る小6向け「記述・読解」徹底攻略法

 国語が苦手で、足を引っ張っている気がする…


「うちの子、国語の記述になると急に点が取れない…」
「記述は感覚頼りで、何が正解かわからない」
「選択肢は何となく正解できるけど、説明となると途端に手が止まってしまう」


難関中学を目指す小6受験生と保護者の皆さまにとって、

国語は“差がつきにくい教科”だと思われがちです。


本当にそうでしょうか??


しかし、記述問題と読解問題を攻略できる子は、確実に一歩リードできます。

なぜなら、

多くの受験生が「記述=なんとなく書くもの」「読解=センスの問題」

と誤解しているからです。


実は国語こそ、明確な型と論理で突破できる科目


今回の投稿では、国語の偏差値60を超え、

難関中に合格するために必要な「記述・読解力」を育てる

具体的な勉強法を解説していきます。



◆現状:なぜ国語で点数が安定しないのか?


中学受験の国語で悩む小学生の多くは、次のようなつまずきを経験しています。

  1. 選択肢はある程度取れるが、記述が苦手。その逆も然り。

  2. 本文のどこを根拠にすればいいかわからない

  3. 時間内にすべて解ききれない

  4. 文章を読むときに集中が続かない

  5. 読めばなんとなくわかるが、答えにまとめるのが難しい


これらの背景には、「読み方」と「書き方」の技術が未成熟であることがあります。

言い換えれば、方法さえ身につければ、誰でも克服できる分野でもあるのです。



◆【読解編】文章の“読み方”を変えるだけで、理解力が劇的に変わる!

▶問題:読んでいるのに内容が頭に入っていない

本文を何度も読んでいるのに、

「何が書いてあるかよくわからない」「登場人物の気持ちがつかめない」

と感じる子は少なくありません。

これは、ただ文字を目で追っているだけで、

意味のまとまりや構造を意識して読めていないことが原因です。


▶解決法①:段落ごとに「要約」を入れる練習

読みながら「この段落では何が言いたいのか?」と考える習慣をつけましょう。

ノートに書くと時間がかかるため、

まずは心の中で10〜15字で要約するトレーニングから始めるのがおすすめです。


例:
・1段落→「主人公が母親に叱られた」
・2段落→「誤解されてショックを受けた」

…という具合に、筋を追うことで内容が頭に残りやすくなります。


▶解決法②:登場人物の「立場」や「気持ちの変化」に注目する

物語文で特に大切なのが、「主人公の気持ちの変化」に注目すること。


・どの言葉に反応したか
・どの場面で気持ちが変わったか
・何に対して怒った/喜んだのか

こうした“変化のポイント”に印をつけながら読むと、記述の根拠をつかみやすくなります。



◆【記述編】「書き方」がわかれば、記述は怖くない!

▶問題:何を書いていいかわからず、手が止まる

「記述の問題を見た瞬間に白紙になってしまう…」という子に多いのが、

「型を知らずに、感覚で書こうとしている」ケースです。


記述には、明確なパターンとロジックがあります。


▶解決法①:3ステップの記述テンプレートを使う

記述は「①聞かれていること→②根拠→③自分の言葉」の流れで書くのが基本です。

例えば「主人公はなぜ泣いたのですか?」という設問なら、


  • ①状況を説明(聞かれていること):「主人公は〇〇と言われたことで」

  • ②本文の根拠を使う:「自分の気持ちを理解されていないと感じたため」

  • ③結論としてまとめる:「悔しくて泣いたと考えられる」


このように構成を型にはめると、書くべき内容がクリアになります。


▶解決法②:模範解答の“言い回し”を真似て練習する

優れた記述例に触れることで、

「こういう言い方をすればよかったのか!」という気づきが得られます。

特に、接続語の使い方(たとえば「〜ので」「しかし」など)や、文章のまとめ方は、

繰り返し触れることで自然と身についていきます。



◆【時間配分と演習法】制限時間内に高得点を狙うコツ

いくら読解力・記述力があっても、

時間切れで最後までたどり着けなければ意味がありません。


▶解決法①:「先に設問を読む」戦略(※この方法は慣れてからにしてくださいね)

特に文章量の多い説明文では、

「設問を先に読んでから本文に入る」方が効率的です。

「何を探しながら読めばいいか」が明確になるため、

読むべきポイントが見えてきます。


▶解決法②:記述問題の「配点と時間配分」を意識する

10点の記述問題に20分かける価値があるかどうか、

判断できるようになることが重要です。

模試や過去問を解く際には、実際に時間を計って、時間配分の“感覚”を磨きましょう。



◆【メンタル面】国語が苦手な子ほど、“自信”が先に崩れる

「正解がひとつじゃない気がして、記述は不安」
「頑張って書いたのに点がもらえなかった…」

こうした経験は、子どものやる気を削ぐ大きな要因になります。


▶解決法①:「部分点をもらえる」ことを実感させる

国語の記述は、「完璧な答え」が書けなくても、

正しい方向性があれば部分点が与えられるケースが多いです。

子どもには「途中まででもいいから、自分の言葉で書いてみよう」

という声かけが効果的です。


▶解決法②:「間違い=成長の種」と捉える

不正解だった問題を

「もう一度解き直す」「模範解答と比べる」「自分の書いたものを読み返して添削する」

など、振り返りにこそ記述力を伸ばすヒントがあります。



◆まとめ:国語で差がつく子は、「読み方」と「書き方」を知っている

国語は感覚の教科ではありません。

正しい読み方、論理的な書き方、そして時間配分と演習の工夫

——これらを意識することで、偏差値60以上を安定して取れる実力が育ちます。


「なんとなく読んで書く」から、「意識して読んで、論理的に書く」へ。

その一歩が、国語の成績を大きく変えていきます。



「記述が不安」「どうやって読ませたらいいのかわからない」と感じたら、

どうか一人で悩まずご相談ください。


トライプラス諸口校では、

記述が苦手な子でも自信を持って書けるようになる、

「論理型記述指導」を行っています。


\国語で差をつけたいなら、“読む力・書く力”の型を身につけよう/
難関中合格を目指すあなたを、全力でサポートします。



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