トライプラス諸口校 ハリマです。
塾を起業してから20数年。
教育に関しては、とっても熱い!!と自負しております。
ブログでは、
勉強法や教室のイベント情報、
教室長の思ったことなどを、
綴っております。
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前回は褒めることについてのメリットとデメリットをお伝えしました。
今回の投稿では、
叱ることについてのメリットとデメリットをお話しようと思います。
念のために、叱ると怒るは異なります。
ついカァーッ😡となって怒ってしまいがちですが、
それは感情のままの言葉となり、
建設的な話とはなりません。
怒られることに慣れた子どもは、
スルーするスキルを磨くようになり、聞いていないことにしてしまうか、
その術がない場合は、グサッと心に刺さってしまい、
自尊心を失ってしまうか・・・。
感情的に怒るよりも、叱る方が…いいかもしれませんね?
ただ、叱ってばかりだと当然子どもが傷つき、
辛い想いをさせてしまいますので、
必要なと判断した場合にのみ叱る。
また、人格否定などによる自尊心を傷つけるような言葉は禁止です。
子どもの年齢や発達段階にあった叱り方を心がけるようにして下さいね。
叱ることでのメリットをいくつかあげます。
・社会のルールや規範を教えることができる。
叱ることで子どもに何が許され、何が許されないのかを教える。
例えば、嘘をついたり人を傷つけたりすることは悪い事だ、
ということを叱ることで教える。
・適切な判断を促すことができる。
子どもが間違ったことをしようとしたとき、大人が叱ることで、
その行為がどのような結果をもたらすのかを考えさせることができる。
例えば、道路に飛び出すのは危険だということを理解させるために、
叱る必要が出てくるかもしれません。
・自尊心を育むことができる。
子どもは叱られたからといって、
それが子供の自尊心を傷つけるわけではありません。
むしろ、大人たちが自分のことを真剣に考えてくれていると感じ、
自尊心を育むきっかけにもなり得ます。
・親子関係を築くことができる。
子どもが叱られたときに、親がしっかりと話を聞いて共感することで、
親子関係を築くことができます。
叱るときに、
一方的に怒鳴ったり暴力をふるったりすることは
絶対にしちゃダメな事です。
子どもが委縮してしまい、心の成長に大きな負の影響を与えてしまいます。
デメリットとして、
・子どもの自己肯定感を低下させる。
・攻撃性を助長する。
暴言や暴力での怒り方は、子ども自身が暴力を肯定することになり、
攻撃性を助長する可能性があります。
また、自分がされたことを真似して、
問題解決を暴力に頼ってしまう可能性もあります。
叱るときはダラダラ叱るのではなく、時間を制限してください。
また、一方的に叱るのではなく、話をよく聞き共感し、
子ども自身に選択肢を与えたり、具体的な行動目標を設定したりして、
子どもの成長を促すような叱り方を心がけてくださいね。
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