トライプラス諸口校 ハリマです。
塾を起業してから20数年。
教育に関しては、とっても熱い!!と自負しております。
ブログでは、
勉強法や教室のイベント情報、
教室長の思ったことなどを、
綴っております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「勉強しなさい」と言うたびに、ため息をつかれる。
机には向かうけれど、すぐに他のことを始めてしまう…。
そんなお子さまの姿を見て、
「うちの子、やる気がないのかな?」と不安を感じたことはありませんか?
実は、家庭学習が続かない子には、いくつか共通する特徴があります。
そしてそれは、決して「能力がない」「性格の問題」ではありません。
ちょっとした環境の工夫や声かけの方法を変えるだけで、
大きく変わる可能性があるのです。
今回は、家庭学習が続かない子に共通する3つの特徴と、
その具体的な対策についてお伝えします。
「どうしたらうちの子もコツコツ勉強できるようになるのか?」
という保護者の皆さまのヒントになれば幸いです。
特徴①:目標が曖昧、または本人が把握していない
多くの子どもは、「なぜ勉強するのか」がはっきりしていません。
テストで何点を取りたいのか、どんな高校・大学に行きたいのか、
自分がどの教科をどれくらい頑張るべきか、具体的なイメージがないまま、
なんとなく勉強をしている状態です。
対策:小さな目標を一緒に設定する
いきなり「将来の夢は?」と聞いても答えられない子は多いものです。
まずは、「今週の漢字テストで90点以上」「今月中にこの問題集を終わらせる」
といった短期的で具体的な目標を一緒に立ててみましょう。
そして、達成できたら必ず褒めてあげてください。
達成感と成功体験が、「もっとやってみよう」という
前向きな気持ちにつながります。
特徴②:勉強する環境に集中を妨げる要素が多い
勉強しようとしても、
すぐにゲームやスマホ、テレビ、兄弟の声などに気を取られてしまう…。
これは、子どもが悪いわけではなく、環境の影響が大きいと言えます。
対策:集中できる「学習専用スペース」を整える
「ここでは勉強する」と決めたスペースを一つ用意しましょう。
スマホは親が預かる、テレビの音が入らないようにする
机の上には必要なものだけを置く…といった工夫をするだけで、
集中力はぐっと上がります。
さらに、可能であれば勉強時間を決めてルーティン化するのも効果的です。
「19時〜20時は家庭学習の時間」と決めることで、
子ども自身も気持ちの切り替えがしやすくなります。
特徴③:「どうせできない」という自己肯定感の低さ
「やっても無駄」「どうせ自分にはムリ」と感じている子は、
自分から勉強に向かおうとはしません。
このタイプの子どもは、過去の失敗体験や、比較され続けた経験から、
自分に自信を持てなくなっている可能性があります。
対策:結果ではなく「プロセス」に注目して声かけを
テストの点数や成績だけでなく、
頑張ったこと、取り組んだ過程を認める声かけがとても大切です。
「昨日より早く机に向かえたね」
「わからない問題を質問できたのはすごいことだよ」
こうした声かけは、子どもに「自分はできるんだ」という実感を与えます。
また、親が子どもの勉強に関心を持ち、
「応援しているよ」という姿勢を見せることで、
子どもは安心して挑戦できるようになります。
家庭学習は「環境」と「関わり方」で変えられる
家庭学習が続かない子どもに共通する特徴は、以下の3つです。
-
目標が曖昧、または本人が把握していない
-
集中を妨げる環境にいる
-
自己肯定感が低い
しかし、これらはすべて親のちょっとした工夫や声かけで改善できることです。
「うちの子には無理かも」と思わず、
まずは一歩、できることから始めてみてください。
お子さまの成長は、すぐに目に見えるものではありませんが、
積み重ねた努力は確実に力になります。
そして、その努力を続けるためには、
保護者の支えと温かいまなざしが何よりの原動力となります。
当塾では、学習の習慣づけから、
お子さま一人ひとりの性格に合わせた指導を行っています。
「家庭学習のやり方がわからない」「何をさせればいいかわからない」
そんなお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
子どもの未来を、家庭と塾で一緒に支えていきましょう。


にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿