「先生がいないと勉強できない」は卒業しよう
ゴールデンウィーク。
家族と出かけたり、部活に打ち込んだり、のんびり過ごしたりと、
自由に時間を使えるこの時期。
でも実は、この“自由”こそが、学力に差をつける最大のポイントなのです。
普段は学校や塾にスケジュールを管理され、
「やることが決まっている」状態。
けれど、ゴールデンウィークは違います。
自分の意志で、勉強するかどうかを決めなければいけない。
だからこそ、ここで“自分で勉強を管理する力”が身につくのです。
ゴールデンウィークの勉強を成功させる5ステップ
やみくもに「勉強しよう」と思っても、長続きしません。
大切なのは、“自分のためのスケジュール”を組むこと。
以下の5ステップを参考に、計画的な学習をスタートしてみましょう。
STEP① 自分の「やるべきこと」「苦手なこと」を書き出す
まずは、この期間に克服したい単元や、
やる必要がある宿題・課題をリストアップします。
苦手分野、模試でミスが多かった範囲など、
自分の現状を見つめ直すところからスタートです。
STEP② 自分の「勉強できる時間」を書き出す
部活、家族イベント、移動時間……。
ゴールデンウィークは何かと予定が入りがち。
だからこそ、
まずは「どの時間帯なら勉強に使えるか」を正確に把握!!
STEP③ 1時間でどれくらい進めるか“見積もる”
「この問題集なら1時間で10ページできそう」
「理科の復習には最低でも3時間ほしい」
というように、
“勉強時間”と“内容”のバランスを具体的に割り出すことが重要です。
無理のない見積もりが、続けるコツになります。
※大量に組みすぎると、出来なくなってしまい、逆効果になるので注意。
STEP④ 自分だけの「GW時間割」を作成する
時間・内容・順序が明確な時間割を、自分で作ってみましょう。
アプリでも、紙のスケジュール帳でもOKです。
自分で組んだ計画だからこそ、「守ろう」「やりきろう」という意識が生まれます。
STEP⑤ 作成した時間割に沿って勉強を進める
いよいよ実行。
「計画通りにできた」「ここまでは進めた」
そうした積み重ねが、自信と達成感を生み出します。
ゴールデンウィーク学習で得られる3つの力
自分で計画し、実行する——それだけで、驚くほど多くの成長が得られます。
①「達成感」と「自信」
最初はぎこちなくても、自分で作ったスケジュールをやり遂げたときには、
「やればできる!」という実感が残ります。
それは、どんなご褒美よりも心に残る成功体験です。
②「自分の勉強法」が見つかる
一度、自分で勉強を進められた成功体験があれば、
次からは自然と「こうすればうまくいく」「このやり方は合っていた」と、
自分なりの学習スタイルが確立されやすくなります。
③「周囲と差をつける力」が身につく
多くの人が「なんとなく休む」時期に、
しっかりと自分の目標に向かって動いていた人は、確実にライバルと差がつきます。
それも、努力と自立の“見えない差”として。
ゴールデンウィークは、ただの休みではない
ゴールデンウィークは「自分で学ぶ力」を養う絶好のチャンスです。
スケジュールを自分で立て、やり遂げた経験が自信と習慣になります。
勉強時間ではなく、「どう活用するか」が結果を分けるのです。
ゴールデンウィークの使い方次第で、子どもの1年が変わります。
今こそ、「自分で考え、自分で行動する勉強法」にチャレンジしてみませんか?
その小さな一歩が、将来に大きくつながっていきますよ。


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