2025年7月13日日曜日

【知らなきゃ損】中学生の保護者が押さえるべき、今どきの内申点アップ術とは?

 「テストではそこそこの点を取っているのに、通知表の評価が思ったより低い…」

「内申点ってどうやって決まってるの?正直よく分からない…」


このような疑問やモヤモヤを感じたことはありませんか?

実は近年、中学生の通知表評価(=内申点)の基準は大きく変わっています。

「点数が良ければ評価も高い」という時代は、もう終わっているのです。


今回は、保護者の方からよく寄せられる

「内申点ってどうやって決まるの?」というお悩みにお応えしながら、

今どきの評価の仕組みと、

内申点を上げるために知っておきたい具体的なポイントをわかりやすく解説します。



こんなこと、ありませんか?

「通知表に“3”が並んでいた時、何がいけなかったのか、子どもも私も分からなくて…」

「テストは平均以上なのに評価が低くてショックだった」


そんな経験をされた保護者の方も少なくありません。

でもご安心ください。評価の“しくみ”を知れば、改善できる道はしっかりあります。



【そもそも内申点とは?】

中学生の「内申点」とは、通知表の評価のこと。

高校入試の際、当日の学力検査(入試の点)と同じくらい重要な要素として扱われます。


通知表の評価は1〜5の5段階でつけられ、

この合計点が「内申点」として使われるのが一般的です

(例:5教科+4教科=計9教科×5=45点満点)。


特に公立高校を目指す場合、内申点が基準を満たさないと受験できない高校もあるため、

早い段階からの意識がとても重要です。


大阪府公立高校受験の際の内申点は、上記各学年45点満点の成績をもとに、

1・2年生の評定は2倍、3年生の評定を6倍にして計算し、

合計450点満点で一般入試の判断材料になります。



【通知表の評価はこう決まる】

評価は、単に「テストの点数」だけでつけられるものではありません。

文部科学省の指導要領に基づき、以下の3つの観点から総合的に判断されています。


① 知識・技能

  • 覚えている・使いこなせているか

  • ワークや小テストなどの成果


② 思考・判断・表現

  • 単なる暗記ではなく、考える力があるか

  • 記述問題の内容や、授業中の発言などが対象


③ 主体的に学習に取り組む態度

  • 宿題の提出状況、授業態度、ノートの取り方

  • 小テストへの取り組み姿勢や、質問の積極性


つまり、“点数が高いだけ”では、満点評価がつかないのが今の制度なのです。



【内申点アップのためにできること3選】

では、具体的に何をすれば内申点が上がるのでしょうか?

塾の立場から見て、すぐに実行できる3つのポイントをご紹介します。



✅ ① 提出物は“期限内+丁寧”に出す

これは基本中の基本ですが、非常に大きな評価ポイントです。


  • ワークやノートは期限より1日でも早く提出

  • 丁寧に書かれたノートは“主体性”のアピールになる

  • 間違えた箇所を赤で直してあるとさらに◎


「やったけど出し忘れた…」は大きなマイナス。
“やる気”はまず形で示しましょう。



✅ ② 授業中の姿勢を意識する(=見られている)

先生は授業中、意外と生徒をよく見ています。


  • ノートをちゃんと取っているか

  • 先生の話をしっかり聞いているか

  • 積極的に発言・質問しているか


発言が苦手な子でも、

「うなずく・メモを取る」などのリアクションで印象は大きく変わります。


「何も言わない」「ボーッとしている」生徒と、

「静かでも前のめり」な生徒、評価に差がつくのは当然です。



✅ ③ 授業以外の“+αの努力”があると強い

  • 家で自学ノートをつけている

  • 小テストの再テストにしっかり取り組んでいる

  • レポートや課題で工夫した資料を作る

  • 行事・委員会などにも積極的に参加している


このような“授業外の頑張り”が、

最終的に「主体的な学習態度」として高く評価されます。



【保護者ができるサポート3選】

保護者の関わり方次第で、お子さまの内申点も変わります。


サポート方法
学習環境を整えるテレビ・スマホを置かない空間づくり/集中できる時間帯の確保
声かけを工夫する「早くやりなさい」ではなく、「どうやって進めてる?」など前向きな問いかけ
実際のノートやワークを一緒に見る成果物を共有してあげることでモチベーションUPにつながる


【まとめ】内申点は“戦略的に”上げられる!

内申点は、運や性格ではなく、「評価の観点を理解して行動できるか」で決まります。


その意味では、学力よりも努力や工夫で伸ばせるチャンスのある部分とも言えるのです。

✔ 提出物・授業態度・+αの努力
✔ 評価観点を理解して「見せる姿勢」を意識する
✔ 保護者と塾が連携してサポートする


これらを継続していけば、確実に通知表の数字は変わっていきます。


【体験授業・学習相談のご案内】

トライプラス諸口校では、学力の指導はもちろん、

「内申点アップ」に向けた授業態度や提出物の管理、

家庭学習のアドバイスも行っています。


✔ テストの点は取れているのに通知表が伸びない
✔ 子どもの“やる気”をうまく引き出せない
✔ 高校入試を見据えて、内申点を安定させたい

そんな保護者の方は、ぜひお気軽にご相談ください。



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