「テストまであと1週間…。とにかく勉強しなきゃ!」
そんな風に焦って、慌てて問題集を開くけれど、
「何から手をつけていいか分からない」「結局やり切れなかった」…という経験、
ありませんか?
実は、テスト1週間前の勉強の仕方で、成績は大きく変わります。
特に成績上位の生徒たちは、この“1週間”をどう使うかに徹底的にこだわっているのです。
今回のテーマは、「上位10%の中学生がやっているテスト直前1週間の勉強スケジュール」
“やるべきことを、やるべき順番で”進めることで、確実に点数を上げる方法をご紹介します。
「うちの子、いつも直前に焦ってやってるんで。」
「せっかく勉強してるのに、時間の使い方がもったいなくて…」
そんな保護者の声を、私たちはよく聞きます。
でも裏を返せば、「時間の使い方」さえ改善できれば、成績はもっと伸びるということ。
この記事が、そんなきっかけになれば嬉しいです。
【戦略1:7日前〜5日前|“全体像”と“出やすい単元”の把握】
テスト勉強のスタートは、いきなり問題集を解くのではなく「戦略立て」から。
この時期にやるべきこと:
-
テスト範囲を確認し、教科別に分ける
-
過去の出題傾向(先生のクセ)をチェック
-
ワークやプリントに「★」「◎」など印をつけて優先度づけ
-
苦手単元と得意単元をリストアップする
-
教科ごとの勉強計画をノートに書き出す
この時点で「何を」「いつまでに」「どの順番で」やるかが明確になっていれば、
無駄な焦りも、「やったつもり」の勉強もなくなります。
【戦略2:4日前〜2日前|アウトプット中心の集中強化】
ここが得点を伸ばすゴールデンタイムです。
やるべきことは、“覚える”ではなく“解く”こと。
つまり、インプットではなくアウトプット中心の勉強に切り替えます。
この時期のやり方:
-
学校ワークの「テスト範囲」を1.5周〜2周回す
-
英単語・漢字・社会・理科は「答えを隠して自分で書けるか」確認
-
解けなかった問題は色ペンでマークし、翌日にもう一度チャレンジ
-
模擬テスト・予想問題などを使って“時間制限つき演習”も◎
ポイントは、「分かった」で終わらせず、「できる」状態に持っていくことです。
ここでしっかり演習を重ねることで、実力が点数に直結します。
【戦略3:前日&当日|不安な箇所の確認+メンタル調整】
テスト前日は、“詰め込む”より“確認する”が正解です。
前日は焦って新しいことに手を出すより、
「これまでやってきたこと」を確認し、気持ちを落ち着かせることが大切です。
この時期のポイント:
-
今まで解いた問題のうち、間違えたところを再チェック
-
覚えにくかった語句・公式・漢字だけをピンポイントで見直す
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当日の持ち物・時間割・ルール確認で不安を消す
-
夜はしっかり寝る!(睡眠は集中力に直結)
【モデルスケジュール例:テスト1週間前の流れ】
日数 | やること |
---|---|
7日前 | テスト範囲の確認、学習計画の作成、優先順位づけ |
6日前 | 理科・社会の暗記単元の整理+ワーク1周目スタート |
5日前 | 数学と英語の演習(1周目)+苦手な単元の整理 |
4日前 | ワーク2周目+間違えた問題の再確認 |
3日前 | 各教科の記述対策+予想問題演習(時間を計って) |
2日前 | ワーク総復習+間違えた問題だけ集中対策 |
前日 | 要点の最終チェック+暗記の整理+早めの就寝 |
【テスト前のNG行動あるある】
以下のような行動に心当たりがある場合は、要注意です。
NG行動 | なぜダメ? | 改善方法 |
---|---|---|
とりあえずワークを1ページ目から進める | 優先順位がないと時間が足りない | 先に出やすい単元から取り組む |
解いて終わり(解きっぱなし) | 間違いが身につかない | 解き直しを必ず行う |
苦手を避けて得意ばかり勉強する | 点数の伸びしろがない | 弱点の把握&部分的克服を意識 |
前日徹夜で詰め込む | 記憶も集中も低下 | 最後の1日は「確認&睡眠」に使う |
【まとめ】
テスト前の1週間は、ただ“がんばる”だけではもったいない時間です。
上位層の生徒は、この7日間を「戦略的に」使っています。
✔ テスト範囲を正しく分析し
✔ 優先順位をつけて計画し
✔ アウトプット重視で定着させ
✔ 前日に確認&調整で仕上げる
こうした勉強の“流れ”を意識すれば、
これまで以上に確実な成果につながります。
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