長時間勉強は本当に効果があるの??
夜中の1時まで机に向かっているのに、模試の点数が上がらない。
そんな親子の姿を、この30年で何度見てきたかわかりません。
今日は、その「頑張り方」を少し変えてほしいと思って書きました。
1「タイパ志向」は手抜きじゃない
最近の受験生の7割が「タイパ(時間対効果)」を重視している、というデータがあります。
これを聞いて「最近の子は…」と思う大人も多いかもしれません。
でも私は、これは正しい感覚だと思っています。
30年前の根性論
とにかく長く机に座る。睡眠を削ってでも量をこなす。
努力の証明=時間の長さ。
令和の科学的学習法
限られた時間で脳の定着率を最大化する。
戦略的に休み、戦略的に集中する。
勉強時間の長さと成績は、実は比例しません。
1日10時間でも「ぼんやり座っているだけ」なら、集中した2時間に負けることがある。
これは根性論を否定したいのではなく、
同じ頑張るなら、脳科学に沿った頑張り方をしてほしいということです。
2「分散学習」と「想起練習」——記憶の科学
脳科学の世界で、繰り返し実証されている事実があります。
「一夜漬けで詰め込んだ知識は、数日後にほぼ消える」という現実です。
「一夜漬けで詰め込んだ知識は、数日後にほぼ消える」という現実です。
では、定着させるにはどうすればいいか。
答えは「タイミングを分けた復習(分散学習)」にあります。
答えは「タイミングを分けた復習(分散学習)」にあります。
学習
授業当日
↓
復習①
24時間以内
↓
復習②
1週間後
↓
定着
1ヶ月後
授業の翌日に10分だけ復習する。
これだけで記憶の定着率は大きく変わります。
忘れかけたタイミングで思い出す作業をすることで、脳は「これは重要な情報だ」と判断して長期記憶に移してくれるのです。
もうひとつ、多くの子がやってしまう「落とし穴」があります。
教科書を何度も読み返すこと。
それ自体は悪くないのですが、
教科書を何度も読み返すこと。
それ自体は悪くないのですが、
「読む(見る)作業」と「思い出す作業」は、脳への効果が全然違います。
×
教科書を3回読み直す → 「わかった気」になるが記憶への定着は薄い
○
教科書を閉じて、今日習ったことを思い出してみる(想起練習)
→ 脳が能動的に動き、定着率が大幅に上がる
◎
小テストや問題演習で「引き出す練習」を繰り返す → 本番でも自然に思い出せる力がつく
小テストは点数を測るためだけにあるのではありません。
「思い出す経験」そのものが、最も効果的な勉強法のひとつなのです。
「思い出す経験」そのものが、最も効果的な勉強法のひとつなのです。
3 難関校合格者たちの「スイッチ」
西大和学園や明星高校に合格した生徒たちを、私はこれまで多く見てきました。
その子たちに共通しているある特徴があります。
その子たちに共通しているある特徴があります。
「合格する子ほど、ダラダラ勉強をしていない」
勉強しているときは完全に集中している。
そして休むときはしっかり休んでいる。
この「集中と緩和のスイッチの切り替え」が、トップ層の子たちは自然とできているのです。
そして休むときはしっかり休んでいる。
この「集中と緩和のスイッチの切り替え」が、トップ層の子たちは自然とできているのです。
- 「今から30分、数学だけやる」と決めてから始める
- スマートフォンは別の部屋に置く(視界に入るだけで集中力が落ちる)
- タイマーを使って「終わり」を決めることで、集中の質が上がる
- 休憩中は本当に休む。「なんとなく」の勉強時間を作らない
勉強時間が長い子が合格するのではなく、勉強している時間の密度が高い子が合格する。
私はこの30年で、そう確信するようになりました。
私はこの30年で、そう確信するようになりました。
4 スクショ・写真保存のワナ
最近よく聞く光景があります。授業中の板書をスマホで撮影して、「保存した=勉強した」と思っている子。
写真を撮ることは入力です。
でも勉強で大切なのは、常に出力——
でも勉強で大切なのは、常に出力——
つまり「思い出す・解く・書く」という作業です。
保存した写真は「素材」です。
その素材を使って翌日にもう一度解いてみる、重要なポイントだけ自分の言葉でノートに書き直す、という出力作業に繋げて初めて勉強になります。
デジタルツールは上手に使えば強力な武器になります。
ただし、「記録して安心」で終わらせないようにしてください。
ただし、「記録して安心」で終わらせないようにしてください。
「頑張っているのに結果が出ない」と感じているなら、
頑張り方を少し変えるだけで、見える景色が変わります。
量より質へ。根性論から科学的学習法へ。
お子さんの「脳の使い方」を、一緒に見直してみませんか。
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