2025年4月25日金曜日

【勉強が続かない子必見】性格・特性に合わせた学び方でやる気アップ!

学習の持続力は、お子様ぞれぞれ 

「どの教材を使っても、なかなか成果が出ない」

「頑張っているのに、勉強が続かない」

そんなふうに悩んでいませんか?


実は、子どもに合った勉強方法を見つけられていないだけかもしれません。

子どもの性格や特性に合った学び方を選ぶことで、

やる気や集中力はぐっと高まります。


今回の投稿では、子どもに合う勉強法を見つけるヒントを、

タイプ別に詳しく解説します。

勉強嫌いを克服したい、子どものやる気を引き出したいと考えている方は、

ぜひ参考にしてくださいね!



◆「努力が続かない」=「やり方が合っていない」サインかも?

子どもが学習を続けられない、集中できないとき、

「もっと頑張りなさい」と叱ってしまうこと、ありませんか?


ですが、それは単なる「根性不足」ではなく、

性格に合わない勉強方法を押し付けられているサインかもしれません。


たとえば…

  • 慎重な子に、スピード重視の問題演習

  • 感覚派の子に、理屈だけの説明

  • 自由を愛する子に、ガチガチの時間管理


このように、子どもの性格と学び方が噛み合っていないと、

努力しても成果が出ず、結果的に自己肯定感の低下を招いてしまいます。



◆子どもの性格別・効果的な学び方まとめ

子どもの特性に合わせたアプローチをすることで、

「できた!」という小さな成功体験を積み重ねることができ、

やる気も自然と引き出されます。

ここでは、タイプ別におすすめの学び方を紹介します。


🌱 コツコツ型(慎重派)

特徴:計画的に物事を進めるのが得意。失敗を恐れる傾向あり。

✅スモールステップで小さなゴールを設定

✅達成できたらすぐに「よく頑張ったね」と承認

✅長期計画より、短期目標で達成感をこまめに演出


🌈 直感型(自由人タイプ)

特徴:ひらめき重視。興味のあることには全力投球。

✅興味関心に合わせたテーマ学習(プロジェクト学習)

✅実験・体験型学習で「五感」を使った学びを促進

✅答えが一つに限らない自由課題を多めに取り入れる


🔥 競争心強めタイプ

特徴:負けず嫌いで、勝つことに大きな喜びを感じる。

✅ゲーム感覚のクイズやタイムチャレンジ

✅「昨日の自分に勝とう」を合言葉に自己成長を促進

✅ミニテストやランキング形式でモチベーション維持


🍀 マイペース型(のんびりタイプ)

特徴:自分のペースを大切にしたい。急かされると逆効果。

✅マイペースに取り組める自由学習タイムを設定

✅できたことにフォーカスしてしっかり承認

✅プレッシャーをかけず、長期的な成長を見守る



◆子どもに聞いてみる:「どんなふうに学びたい?」

一方的に方法を押し付けるだけでは、子どものモチベーションは上がりません。

そこでおすすめなのが、子ども自身に質問することです。

例えば、

  • 「どんな勉強なら楽しい?」

  • 「どうすればもっと続けやすいと思う?」

このような問いかけをするだけで、

子ども自身が主体的に学び方を選ぶ意識を育てることができます。

また、自分で考えた方法なら、続ける意欲もぐっと高まります。



◆学び方探しは「試行錯誤してOK!」

大切なのは、最初から完璧な方法を見つけることではありません。

試行錯誤しながら、自分に合った学び方を探していくこと自体が、

子どもの成長にとって大きな意味を持ちます。


  • うまくいかなかったら、やり方を変えればいい

  • 合わなかったら、また別の方法を試せばいい

そんな柔軟な姿勢で見守ってあげることで、

子どもたちはどんどん「学びに向かう力」を育んでいきます。



◆子どもに合った勉強法で、やる気を引き出そう!

子ども一人ひとり、性格も得意なことも違います。

「やる気がない」「続かない」と感じたら、

まずは学び方を見直してみることが大切です。


自分に合った方法で学ぶと、子どもたちは自然とやる気を出し、

自己肯定感も高まります。


そして、将来的には自分に合った学習スタイルを自分で見つけ、

一生使える「学びの力」を身につけていくことができるでしょう。

今、お子さんのやる気や勉強スタイルに悩んでいる方は、

まずは一緒に小さな一歩から始めてみませんか?



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2025年4月23日水曜日

「三日坊主」を卒業する方法|心理学でわかる“習慣が続く人”の思考と行動

 

習慣化の心理学で「続けられる自分」になる方法

「やる気はあるのに、続かない」

「勉強を始めても、三日もたない」

「家事やダイエット、結局いつも途中でやめてしまう」


そんな自分にガッカリした経験、ありませんか?


実はこれ、意志の問題だけではありません。

“習慣”には脳のしくみが深く関係しており、

「続けられないのは当然」と言える側面もあるんです。


でも、だからこそ――

心理学を使えば、誰でも「続けられる自分」になれるんです。



◆そもそも「習慣」ってどう作られるの?

行動心理学では、習慣は以下の3つの流れでできるとされています。

① きっかけ(Trigger)

何かのきっかけで行動が始まる。

例:「起きたら顔を洗う」「机に座ったら勉強を始める」


② 行動(Action)

実際に行うこと。

例:「英単語を10個覚える」「10分だけストレッチする」


③ 報酬(Reward)

行動のあとに得られるプチ満足。

例:「達成感」「チェックリストに✔」「自分へのごほうび」


この3つが連動することで、脳が「これは良いこと」と認識し、

行動が自動化=習慣化していくのです。



◆なぜ三日坊主になるのか?

習慣化に失敗する大きな理由は、次の3つです。

❌最初から完璧を目指しすぎる

「毎日1時間勉強する!」「毎日10km走る!」など、

最初に大きすぎる目標を立てると、挫折しやすくなります。


人間の脳は急激な変化を“ストレス”と感じて拒否する性質があるためです。


❌きっかけがあいまい

「気が向いたらやる」「時間ができたらやる」

このような“フワッとした約束”は、

脳にとっては「いつやるのか分からない=忘れる」という結果になります。


❌ごほうびがない

人間は報酬があるから頑張れます。

「やった後に何も得がない」と、脳はモチベーションを感じづらくなります。



◆三日坊主を防ぐ!習慣化の5ステップ

✅1. 「とにかく小さく始める」

ポイントは、「やる気がなくてもできるレベル」にすること。


たとえば、
・「英単語1個だけ見る」
・「机に3分だけ座る」
・「服を1枚たたむ」

など、「え?それだけ?」と思うくらい小さくてOK

成功体験を積むことで、「自分はできる」というセルフイメージが育ちます。



✅2. 「いつ・どこで・何をやるか」を決める

脳は「具体的な予定」があると行動しやすくなります。


例:
・「朝起きてすぐ、机で5分間数学の問題を解く」
・「ご飯の後、リビングで10分間片づける」


「時間・場所・行動」の3点セットがカギです。



✅3. 「見える化」して毎日チェック

カレンダーやアプリ、チェックリストなどを使って、

自分の行動を“見える化”しましょう。


「今日もできた」と確認することが、小さな達成感になり、

それが続けるエネルギーになります。


特に、3日・7日・10日・21日・30日という“区切り”で自分を褒めるのが効果的です。



✅4. ごほうびを用意する

「続けたら○○ができる」「これを終えたら好きな動画を見ていい」など、

自分なりの報酬設定をしましょう。

人は“嬉しいこと”と“努力”がつながると、次もまたやりたくなるものです。



✅5. 「続かなかった日」があっても責めない

大切なのは「再開すること」。

習慣づくりにおいて、“中断”よりも“あきらめ”が敵です。

1日サボっても、「また明日からやろう」と思えたら、それはもう成功です。



◆「続けられる人」は、意志が強い人じゃない

習慣化がうまくいく人は、意志が強いから続いているわけではありません。

「無理せずできる仕組み」をうまく作っているから、続けられるんです。


だからあなたも、「続けること」にプレッシャーを感じる必要はありません。

ほんの少しのコツと仕組みづくりで、誰でも「続く自分」に変われます。



最初は1歩。次にもう1歩。

その積み重ねが、やがて「習慣」という強力な味方になってくれるはずです。

さぁ、これ出来る!と思った今がチャンス!!

早速行動しみよう!!



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2025年4月22日火曜日

「やらなきゃ」と思ってるのに動けないのはなぜ? 〜心理学で読み解く“現状維持バイアス”〜

 〜心理学で読み解く“現状維持バイアス”〜

「勉強しなきゃ…でも、ついスマホを触ってしまう」

「片づけようと思ってるのに、なぜか腰が重い」

「やらないといけない仕事があるのに、なかなか手がつかない」

こういった“やる気のなさ”や“先延ばし”に、心当たりはありませんか?


頭では「やったほうがいい」「今やるべき」と分かっているのに、

どうしても体が動かない…。


その原因は、あなたの意志が弱いからではありません。

実はこれ、人間に元々備わっている「心理のしくみ」が関係しているのです。



◆「現状維持バイアス」とは?

人にはもともと「今のままでいたい」という心理的傾向が備わっています。

これを心理学では「現状維持バイアス(Status Quo Bias)」と呼びます。

この現象は、

「何か新しいことを始めようとすると不安になる」「変わるのが怖い」

といった気持ちとして、私たちの行動に現れます。


「やったことがない勉強法を試す」

「普段しない時間に家事をやってみる」

「初めての業務に取り組む」

こういった変化には、どこかしら抵抗を感じることがあるはずです。

それは、人間の脳が“安定”や“予測できること”を好むようにできているからなんです。



◆なぜ人は変わることを避けるのか?

では、なぜ人は変化を避け、現状にしがみつこうとするのでしょうか?

主に以下の3つの心理的な理由が考えられます。


①「損したくない」から

心理学では「損失回避の法則(loss aversion)」と呼ばれる考えがあります。

これは、人は「得すること」よりも「損を避けること」を優先しがち、というもの。


例えば、「勉強を始めてもどうせ続かない」「時間の無駄になるかも」と思ってしまうのは、

未来の成功より、今の安心感を手放すことに不安を感じているからなんです。


②「どうなるか分からない未来が怖い」

人は「結果が分からないもの」に対して不安を感じる傾向があります。

勉強も、家事も、仕事も、「やってみないと結果が見えない」ものですよね。

その“見えない不安”が、「とりあえず現状のままで…」という思考を引き起こすのです。


③「脳が省エネモードになっている」

脳はとてもエネルギーを使う臓器です。

だからこそ、新しい行動や考え方にはなるべくエネルギーを使わずに済ませようとします。

この“省エネ思考”も、現状維持を後押ししてしまいます。



◆でも、“変わりたい”気持ちは本物ですよね

このように、「変わりたくても動けない」ことには、ちゃんとした理由があります。

でも、安心してください。

この現状維持バイアスを完全に消すことはできなくても、

“乗り越える工夫”はできるのです。

以下は、日常で実践できるちょっとしたコツです。



◆現状維持を打破する3つの行動アイデア

✅1. 「最小ステップ」から始める

行動のハードルを思いっきり下げてみましょう。

・「勉強机に3分座るだけ」
・「洗濯物を1枚だけたたむ」
・「パソコンを開くだけ」

不思議なことに、こうした“とても簡単なこと”から始めると、

自然と次の行動につながることが多いです。

人間は「やり始める」ことが最大の関門。

始まってしまえば、流れに乗ることができます。


✅2. 未来の自分をリアルに想像してみる

「このまま何もしなかったらどうなる?」

「今ここで5分だけ頑張ったら、どう変わる?」


こうした“未来の自分”を具体的にイメージすることで、

脳は「今の行動の意味」を実感しやすくなります。

変化は“怖いもの”ではなく、“明るい未来への一歩”だと認識できるようになります。


✅3. 「やらされてる」から「自分で選んだ」に変換する

同じ行動でも、「自分で決めてやる」のと「言われたからやる」では、

やる気の質がまったく違います。


・ToDoリストに「自分の言葉で」タスクを書く
・チェックボックスに自分で✔を入れる

これだけでも、主体性が芽生え、行動への意欲が高まるのです。



◆あなたのせいじゃない、脳のせい

「動けない自分」に対して、つい責めてしまうこともあるかもしれません。

でも、現状維持バイアスは人間なら誰にでもある自然な反応です。

だからこそ、ちょっとした工夫や視点の転換で、

私たちは少しずつ前に進むことができます。


勉強も、家事も、仕事も、まずは「ほんの小さな一歩」から。

その一歩が、やがてあなたの未来を変える大きな変化につながっていくかもしれません。



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2025年4月21日月曜日

「頑張ってるのに空回り…」勉強がうまくいかない中学生が抱える“見えない壁”とは?

 

こんなこと、ありませんか?

「家でちゃんと勉強してるのに、テストの点数が上がらない…」

「塾にも行ってるのに、成績が思ったように伸びない…」


そんな悩みを抱えていませんか?

一生懸命頑張っているのに結果に繋がらないと、

自信をなくしたり、やる気を失ってしまったりしますよね。

でも、実はその“空回り”には、ちゃんと理由があります。


今回は、頑張っているのに成果が出ない中学生が見落としがちな「見えない壁」と、

その対策についてお伝えします。



1.「努力=結果」ではない?成績が上がらない3つの理由

勉強に時間をかけているのに成果が出ない原因は、

努力の“方向性”に問題があることが多いです。

主な原因を3つにまとめました。


①インプットばかりでアウトプットが少ない
ノートまとめや教科書の読み直しなど、知識を“入れる”勉強ばかりしていませんか?

実は、「覚えたつもり」になっているだけのことが多いんです。

テストに強くなるには、

「説明する」「問題を解く」「人に教える」などのアウトプットが重要です。


②“わかる”と“できる”を混同している
授業で話を聞いて「わかった気がする」状態でも、

実際に問題を解いてみるとミスが多い…そんな経験はありませんか?

“理解”と“定着”は別のステップ。

繰り返し演習することで初めて「できる」ようになります。


③学習計画が立てられていない
その場その場の気分で勉強していると、

抜けが出たり、時間の使い方が非効率になったりします。

“どの単元をいつやるか”を決め、日々の振り返りもセットにすることで、

勉強に手応えが出てきます。



2.まずはここから!“空回り”から抜け出すための3つの対策

では、どうすれば「頑張っても成果が出ない」状態を抜け出せるのでしょうか?

今日からすぐできる3つの対策をご紹介します。


①1日1回、自分で説明してみる
その日の勉強内容を、家族やぬいぐるみにでもいいので“説明”してみましょう。

言葉にできない部分は、理解が浅い証拠。

そこを見つけて再復習するだけで、ぐんと定着度が上がります。


②毎日、たった5分でも「振り返り」をする
「今日何を勉強したか」「どこが苦手だったか」を、

短く書き出す習慣をつけましょう。
小さな振り返りの積み重ねが、ミスを減らし、復習の精度を高めます。


③1週間単位で計画を立てる
テスト1ヶ月前から、「今日は英語の単語20個+数学の計算問題10問」など、

やることを“具体的に”決めておくのがコツ。


予定通りいかなくてもOK。

大切なのは「予定を持つこと」と「調整すること」です。



3.努力が結果につながるとき、自信が育つ

頑張っても成果が出ない時期は、本当につらいものです。

でも、それは「向いてないから」でも「才能がないから」でもありません。

努力の仕方を少しだけ変えることで、結果は少しずつついてきます。


そして、結果が出たとき、自分に自信が持てるようになります。

「自分はできるかもしれない」という感覚が生まれると、

勉強だけでなく、人との関わり方や考え方にも前向きな変化が起きてきます。



まとめ

  • 勉強しても成果が出ないのは、努力の“方向”が間違っている可能性がある

  • 「アウトプット不足」「理解と定着のズレ」「計画の欠如」が空回りの原因に

  • 自分で説明する・振り返る・計画を立てるという習慣が効果的


今、頑張っても報われないように感じている人ほど、大きな可能性を持っています。

今日の勉強から、ちょっとだけ工夫を取り入れてみてくださいね。



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2025年4月20日日曜日

【中学受験】中学受験に向けた“逆転合格”はここから始まる!新小6の春にすべき勉強法とは?

【中学受験シリーズ】5日目です。

中学受験・春のスタートダッシュは今回が最終回となります。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「中学受験、やっぱりハードルが高いかも…」

「塾には通っているけど、うちの子、本当に大丈夫かな…?」

「まだ本気モードになっていないようで不安です」


新小6を迎えた今、受験を見据えるご家庭にとって、

そんな焦りや不安を感じる時期ではないでしょうか。


でも安心してくださいね。

中学受験は“最後まで伸びる子”が合格をつかむ世界です。


この春からの取り組み方次第で、ここから逆転することは十分可能です。

今回は、

逆転合格を目指す新小6が、春に必ず取り入れたい勉強法を、

保護者目線でわかりやすくご紹介します。



◆ 逆転合格は「春の勉強法」で決まる!

中学受験には、確かに早くから始めている子がたくさんいます。

しかし、早く始めた=合格とは限りません。

重要なのは、「自分に合った勉強法」で「本気になるタイミング」を逃さないことです。


そして、春は“本気スイッチ”を入れる最大のチャンス

塾任せにせず、家庭での勉強の質と姿勢を見直せば、

これからでも十分合格圏に到達できます。



◆ 逆転合格に必要な3つの要素

逆転合格を実現するために、特に重要なのが次の3つ

① 正しい“学習の方向性”

がむしゃらに勉強しても、方向が間違っていては成果が出ません。

まずは「何が苦手か」「どこを強化すべきか」を見極めることが第一です。


  • 過去の模試やテストを振り返る

  • 正答率の低い単元をリストアップ

  • 塾の先生に相談して学習方針を再確認


“弱点補強”と“得点源の強化”に絞った学習こそが、効率の良い逆転戦略です。



② 学習の“質”を高めるアウトプット中心の勉強法

逆転合格を目指す子の共通点は、

「アウトプット型の学習」に切り替えていることです。

つまり、「読む・聞く」より、「書く・説明する・テストする」ことを重視する勉強です。


  • 自分の言葉でノートにまとめる

  • 家族に解き方を説明する

  • 毎日1回、小テスト形式で復習する


この“自分の頭で再現する”というプロセスが、記憶の定着と得点力アップに直結します。



③ 継続できる“学習リズム”をつくる

逆転には「毎日の積み重ね」が不可欠。

でも無理のある計画は続かず、やる気を失ってしまいます。

だからこそ、「毎日これだけはやる」という小さな目標」を決めておくのがポイントです。


たとえば

  • 毎日15分は計算演習

  • 朝ごはん前に漢字10個

  • 夜寝る前に理社の復習1テーマ


このような“習慣化できる学習法”が、後の大きな差を生み出します。



◆ 保護者の役割は「焦らず、信じて、伴走すること」

成績が思うように伸びない時期、焦ってしまうのは保護者も同じです。

でも、焦りは子どもにも伝わります。


逆転合格のカギは、「今は伸びる途中だ」と信じて伴走する姿勢です。


  • 「昨日より10分長く頑張ったね」

  • 「前はできなかった問題、今日は正解できたね」

  • 「お母さんも応援してるよ、一緒にがんばろうね」


そんな小さな声かけが、お子さまのやる気と自信を大きく育てていきます。



◆ 逆転は“今からの行動”がすべて

「今からじゃ遅いかも」

「うちの子には無理かも」

そう思う必要はまったくありません。


春のタイミングは、逆転を狙う子にとっての“最初で最大のチャンス”!!


この時期に自分に合った勉強法と学習リズムを手に入れれば、

秋には「本当にここまで伸びたんだ」と感じられる日が来ます。


中学受験は、才能ではなく“努力の方向”と“環境”で勝負が決まる世界。

今日から変わる勇気が、合格への第一歩になりますよ。

この春、逆転合格のストーリーを始めましょう!



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自己肯定感が低いと成績も伸びない?

 

小学生の心を育てる親のひと言と、子ども自身の挑戦

「うちの子、やる気がなくて…」

「勉強に前向きになれないみたいで心配です」


保護者の方から、こうした声をよく聞きます。

ですがその“やる気のなさ”の背景には、

「自己肯定感の低さ」が関係していることが少なくありません。


自己肯定感とは、「自分には価値がある」「自分は大丈夫」と思える感覚のこと。

これは学力や成績といった“目に見える力”を育てる前に、

心の土台としてとても大切な要素です。



◆ 自己肯定感が低いと、どうなるのか?

自己肯定感が低い子どもは、自分に対して否定的な思い込みを持っていることが多く、

以下のような傾向が見られます。


  • 新しいことに挑戦しない

  • すぐに「どうせできない」とあきらめる

  • 他の子と比べて自信をなくす

  • ミスを極端に怖がる

  • 「できない自分」を隠そうとする


結果として、勉強にも積極的に取り組めず、成績が伸びにくくなることがあります。



◆ 自己肯定感と学力はつながっている?

「勉強ができるようになれば自信がつく」と思われがちですが、

実際にはその逆のケースも多くあります。


“自分はやればできる”と感じられる子どもの方が、成績が伸びやすいのです。


これは、成功体験の有無だけでなく、

「できるかも」「やってみよう」と思えるかどうか=つまり挑戦する気持ちがあるかどうか

が影響しています。


反対に、自己肯定感が低い子どもは、

「また失敗したらどうしよう」「怒られるかも」と不安が先に立ち、

学びを止めてしまいがちです。



◆ 親ができること:結果ではなく「過程」を認める

子どもの自己肯定感を育てるうえで、最も大きな影響力を持っているのが、

日々の保護者の声かけです。


✓「また間違えた」より
→「ここまで解けたの、すごいね」

✓「早くやって!」より
→「最後までやりきったね、えらいよ」


小さな努力や行動に目を向けて言葉をかけることで、

子どもは「認められた」「自分にもできることがある」と感じ、

少しずつ自信を持てるようになります。



◆ 子ども自身ができる“心を育てる挑戦”とは?

自己肯定感は、親からの働きかけだけでなく、

子ども自身の「経験の積み重ね」によっても育まれます


そのためには、「小さな挑戦」と「振り返りの習慣」が効果的です。


✅ 1日1つ、小さな“できた”を見つける

・5分でも集中して勉強できた
・苦手な漢字を1つ覚えた
・忘れずに宿題を出せた

→こうした“自分でやったこと”を、

ノートに記録したり、親子で共有するだけでも

「自分、けっこう頑張ってるかも」という実感につながります。


✅ 「うまくいった理由」「できなかった理由」を考える

たとえ失敗しても、「なぜそうなったか」を一緒に考える時間をもつことで、

次に挑戦する気持ちが生まれます。


→たとえば
「時間配分が難しかった」→「次は先に簡単な問題から解こう!」
「気が散った」→「机の上を片付けてみよう」

こうした思考の積み重ねが、「挑戦できる心」を育てていきます。



◆ 自信は“つける”のではなく“育てる”もの

自己肯定感は、短期間で劇的に変わるものではありません。

でも、日々の声かけ・行動・経験の積み重ねで、確実に育てることができます。

子どもは、本来“伸びようとする力”を持っています。

大切なのは、その芽を信じて、焦らずじっくり育てていくこと。


保護者の支えと、子ども自身の努力が重なったときに、

心も学びも、ぐんと伸びていきますよ。


試しにやってみよう!と思った今がチャンスです。

今できることを、今すぐやってみよう!!


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2025年4月19日土曜日

【中学受験】新小6の壁を越える!中学受験で差がつく“春からの過ごし方”

 

引き続き、【中学受験シリーズ】です。

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「春休みって、どう過ごすのが正解なの?」

「塾には通っているけど、家庭で何をさせるべき?」

「気持ちが入ってないように見えて不安…」

中学受験を控える新小6生を持つ保護者の皆さまから、よく聞かれるお悩みです。

春は、年度の切り替わりで生活リズムが崩れがち。

子どもも親も気が緩みやすく、「勉強のエンジンがかからない時期」でもあります。


でも、実はこの春の過ごし方こそが“1年後の合否を左右するカギ”になるのです。

受験生にとって、この時期は単なる準備期間ではなく、

「学力の伸びしろを最大化させるゴールデンタイム」。


今回は、春から他の子と“差がつく”家庭の過ごし方を、具体的にご紹介します。



◆ なぜ「春の過ごし方」で差がつくのか?

春は、中学受験生にとって次の2つの意味があります


過去の総復習ができる最後のチャンス

これから1年間の学習リズムを決めるスタート地点


この時期にきちんと基礎を固め、計画的な学習ペースを作ることができれば、

夏以降の応用学習にスムーズに移行できます。


逆にここでだらだらと過ごしてしまうと、

「苦手を放置したまま応用へ進む→自信を失う→勉強嫌いに」

という負のループに陥ることも…。


だからこそ、春は中学受験における“分岐点”なのです。



◆ 差がつく春の過ごし方5選

① 基礎の徹底復習(特に算数・国語)

この時期にやるべきは、新しいことよりも「これまでの復習」

小4・小5で習った内容が、しっかり身についているかを確認しましょう。


  • 計算・図形・割合・速さ(算数)

  • 語彙・読解・文法(国語)


苦手な単元を洗い出し、

「抜け」を一つひとつ丁寧に埋めることが、この先の得点力につながります。



② 家庭学習の習慣化と固定時間の確保

春は新学年に向けて、生活リズムが変わる時期。

だからこそ、

「何時から勉強を始める」「どこで勉強する」などのルールを決めて、

習慣化を促すチャンスです。


たとえば:

  • 朝学習を取り入れて1日のリズムを整える

  • 夜は20時までには勉強終了→リラックスタイムへ

  • 土日は午前にメイン学習、午後は暗記・復習系に


リズムが整えば、無理なく継続できる“勝てる学習体制”ができあがります。



③ 苦手単元の“克服タイム”をつくる

受験生にとって最大のストレスは「苦手なまま放置された単元」。

春はこの“苦手対策”に集中できる貴重な時間です。


  • 苦手ノートを作る

  • 解き直し専用プリントを用意する

  • 苦手分野だけの授業や個別指導を活用する


このように、“苦手専用学習時間”を意識的に設けることで、

得点の底上げが可能になります。



④ 理社のインプット型学習を先取り

理科・社会は後回しにされがちですが、

春から始めることで大きなアドバンテージになります。


  • 教科書・資料集を音読

  • テーマごとの簡単なまとめノートを作る

  • YouTubeや図鑑、アプリなどで楽しく視覚的に学ぶ


ポイントは、“先取り”と“復習”を組み合わせること。

短時間でも継続することで、着実に記憶が定着します。



⑤ 家族で「勉強以外」の時間を楽しむ

受験勉強は長期戦。

どものメンタルを守るうえで、

家族の会話や楽しい時間はとても大切です。


  • 勉強の後に一緒に散歩

  • 夕飯中に「今日できたこと」を話す

  • 週末は1時間だけ好きなアニメやゲームOK

「勉強ばかりの生活」にならないよう、

ご褒美ではなく“心の余白”をつくることが、継続力と意欲を支えてくれます。



◆ “今”の過ごし方が1年後の結果を変える

中学受験は、始まってからの1年間があまりにも速く過ぎていきます。

だからこそ、春という“準備と習慣化”の時期に、どれだけ土台を築けるかが勝負です。

この春、家庭での時間をどう使うかで、お子さまの1年後の姿が大きく変わります。


「今ならまだ間に合う」ではなく、

「今だからこそ意味がある」と信じて、一歩ずつ積み重ねていきましょう。


受験は、子ども一人の戦いではなく、家族で乗り越えるもの。

春からの“差がつく時間”、ぜひ一緒に有意義に過ごしていきましょう。



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【勉強が続かない子必見】性格・特性に合わせた学び方でやる気アップ!

学習の持続力は、お子様ぞれぞれ  「どの教材を使っても、なかなか成果が出ない」 「頑張っているのに、勉強が続かない」 そんなふうに悩んでいませんか? 実は、子どもに合った 勉強方法 を見つけられていないだけかもしれません。 子どもの性格や特性に合った学び方を選ぶことで、 や...