2025年10月6日月曜日

中学受験 その25 我が家の教育【ボンちゃん復活!!】

 秋になり、受験シーズン到来!

大学では公募試験やAO試験が始まりました。

ワタクシ、ほぼ毎日フルで授業を行っております。


週間授業延べ人数、40名強。


ブログやインスタ、Xやスレッズ、なんやったら家事も放置気味😅

家事を放置しても何にも言わない主人には感謝しております😄



なかだるみが続いていたボンちゃん、ちょっと調子が出てきました!

きっかけは、先月の祝日に二人で大阪天満宮へ参拝へ行った時のことです。


もともと寺社仏閣隙のボンちゃん。

愛用書も古事記というボンちゃん。

せっかくのお休みだから、大阪天満宮へ行ってみよう!

ということで参拝しにいきました。


出発は朝7時前。

神社の隅々までまわったのち、ご祈祷の時間までぼーっと二人で過ごす。

ゆったりした時間を過ごすことができました。


祈祷の後に絵馬をかけたのですが、やはり天満宮。

受験合格の絵馬がずらり。

息子もしっかり〇〇中合格!

と書いてお願いしておりました。


帰りのバスの中、

お母さん、ぼく、帰ったら算数15問して漢字50個覚えて国語長文3問して・・・


と勉強計画を言いだし始めまして、

帰宅直後からただひたに勉強。


こ、怖いんですけどーーーーー😨😨😨!!



こないだまで、めっちゃサボっとったやん?

なんやったら学校休んでぐうたらしとったやん??

学校から帰ったと思ったら、お昼寝2時間しとったやん???


どう考えても受験生らしくない生活、

ちょっとしてたやーーーん✋!

てか、めっちゃしてたやーーーん✋!!


まぁまぁ、続いて2日くらいか?

と思っておりましたが・・・。


本日もまだ続いております。

今日は学校を欠席したのですが、朝7時から勉強しまくっています。


各問題、制限時間を10%縮めて大量に解き、スピードと正確性重視。

理科と算数は塾技を1日30-50単元、最高水準は15単元ずつ。

漢字と語句は、1日60個と決めているようです。


神様に頑張ります!って言ったから、

約束守るねん。

約束破りは泥棒の始まりやからな。


と言っていましたが、

うそつきは泥棒の始まり、では?


と、心の中で思う母でございます。


ちょっとしたきっかけかもしれませんが、

何か目標に向かって努力することは、やっぱりすごいよね。


その過程がとてもとても大切。

結果がどうであれ、

最後まで息子の一番の味方であり、

一番の応援団長でいようと思いました。


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2025年9月19日金曜日

中学受験 その24 我が家の教育【ボンちゃんの調子が悪いの巻】

 夏休みが終わり、受験に近づいてまいりましたね。

塾在籍の中学受験部6年生は、ピリッとしてきました。

自習室で頑張る姿勢が変化しています。


そんな中、我が息子、ボンちゃんは成績が低迷中。

とくに国語の成績は大幅ダウン。


過去一番悪いのではないか?😱という成績となりました。

しかも勉強量が夏休み後半くらいから激減。


夏の疲れもあるとは思いますが、

こんなに何もしない受験生いますか?

と日々もんもんと思いながら過ごしました。


少しは漢字でも覚えてみたら?

と伝えますと、

覚えたーーーーー😏


少しは算数解いてみたら?

解けるもーーーーーん😏


今日、勉強しないの?

もうしたよー、夢の中でやけどな😏


と、最近、プチ反抗期?のような態度をとりますので、

母は放置することにいたしました。

勉強のことは本人に任せます!!



そんなこんなで、

時間だけがただただ過ぎ去り、時々勉強。

H学園のWEB授業は夏期講習含め40本近くため込み、

毎回の復習テストやらプリント、宿題はほぼ放置。

夏休みに欲しいと言って購入した問題も三日坊主。


う~ん。きっと成績がったがたやな。

ハイ。がったがたでしたよ。


う~ん・・・。

ちょっと緩んだだけ!

と思い見守っております。


最後の試験結果も悪く、ホームステイを言い訳にすることもできなくなり、

だいぶとショックを受けたようです。

最近やっと復活し始めました。


ワタクシが彼の勉強姿を見て感じたことがいくつかございます。

遅いです!!
計算間違い、漢字間違いもあります!!
そして、自分で近道を探し、そこでミスってます!!


・・・。

これは、自習の仕方を徹底的に変えねば間に合わないかもしれない・・・。

9月後半に入って気付いた母でありました。


今月中に修正せねば、

取り返しのつかないことになりかねません😭


母は後数か月だけ、息子のために協力しよう、と覚悟を決めましたよ。

ちょっとくらいの寝不足なんてへっちゃらさ。


とりあえず、国語をなんとかせなあかん。

受験までに間に合いますように!!



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2025年9月13日土曜日

共通テスト数学で焦らない!大問別の時間配分と得点戦略

 時間内に解ききる!

共通テストの数学はⅠA70分、ⅡB70分。


限られた時間の中で複数の大問を解き切る必要があり、

毎年「時間が足りなかった」「途中でパニックになった」という声が多く聞かれます。


数学は「解ける問題を落とさない」戦略を取ることで安定して得点を伸ばせる科目です。

ここでは、大問別の時間配分と得点戦略を具体的に解説します。



◆1.共通テスト数学の特徴


  • 問題文が長文化:文章形式で条件を与える問題が多い

  • 資料やグラフを読み取る設問が増加

  • 計算量が多いため、ケアレスミスが得点を大きく左右する

  • 難問は解かなくても合格可能:得点配分の多い標準問題を確実に取ることが重要


👉 すべてを解こうとするのではなく「取れる問題を確実に取る」姿勢が必須です。


◆2.時間配分の全体像

数学ⅠA(70分)

  • 大問1(小問集合)…15分以内

  • 大問2(場合の数・確率/整数など)…15分前後

  • 大問3(二次関数・図形と計量など)…20分

  • 大問4(データの分析など)…20分


数学ⅡB(70分)

  • 大問1(小問集合)…15分以内

  • 大問2(微積分・図形と方程式など)…20分

  • 大問3(数列/ベクトル)…20分

  • 大問4(確率分布・統計など)…15分


👉 特にⅡBは計算量が多いので、「最初から全問正解を狙わない」ことが大切です。



◆3.大問別の得点戦略

① 大問1(小問集合)

  • 難易度は低め。ここで満点近くを狙うことが必須。

  • 「計算の正確さ」を重視。ケアレスミス防止のために途中式を丁寧に書く。


② 場合の数・確率/整数(ⅠA)

  • 基本公式を使いこなせれば得点できる分野。

  • 苦手な人は「出題頻度の高い典型問題」に絞って演習を。


③ 図形・二次関数・数列・ベクトル

  • 図形や数列は問題文を図示することが重要。

  • ベクトルは「座標で処理する」ことを徹底すればスピードが上がる。


④ データの分析・統計問題

  • 教科書に載っている公式・指標(相関係数・標準偏差など)を押さえていれば得点可能。

  • 「文章の意味を正しく読み取り、どの指標を使うか判断する」力が問われる。



◆4.解く順番を工夫する

  • 先に解ける大問から取り組む
    → 苦手な大問に時間をかけすぎると全体が崩れる。

  • 最初の小問集合で必ず得点を確保
    → 精神的な余裕が生まれ、後半で落ち着いて解ける。

  • 見直し時間を残す
    → 5分確保して計算ミスを防げば10点以上の得点差につながることもある。



◆5.演習のやり方

  • 過去問を時間通りに解く
     → 70分・80分を実際に測って解く練習が必要。

  • 間違えた問題は「原因分析」
     → 知識不足か、計算ミスか、時間配分ミスかを区別する。

  • 解法パターンを整理
     → 「この条件ならこの解法」と瞬時に判断できるように演習で定着させる。



◆6.本番で失点しないために

  • 難問にこだわらない:取れそうにない問題は潔く飛ばす。

  • マークミス防止:特に計算問題は答えを飛ばさないよう要注意。

  • 計算の工夫を意識:因数分解・約分などで式を簡単にできるか確認する。


👉 数学は「冷静さ」が勝敗を分ける科目です。

焦らず、確実に得点できる問題を積み重ねましょう。



◆まとめ

共通テスト数学で得点を伸ばすためには、

  1. 大問1の小問集合で確実に得点する

  2. 時間配分を守り、後半の大問に余裕を残す

  3. 得点源となる分野(関数・数列・ベクトルなど)を重点的に演習

  4. 過去問で時間感覚を身につけ、解法パターンを整理する

  5. 難問にはこだわらず、計算ミス防止で安定得点を狙う


数学は満点を狙うよりも「合格に必要な得点を安定して取る」戦略が大切です。

自分の得点源を確立し、時間配分を徹底することで、

共通テスト本番でも落ち着いて得点を積み重ねることができるでしょう。


👉 次回は「理科基礎編」。

短期間で確実に得点源にする勉強法を解説します。



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共通テスト国語は時間が足りない?現代文・古文・漢文の解き順戦略

 国語の時間足りない問題

共通テスト国語は制限時間80分。

現代文・古文・漢文の3分野を解き切らなければならず、

多くの受験生が「時間が足りない」と感じます。


模試でも「最後までたどり着けなかった」

「古文や漢文を飛ばしたまま終わってしまった」という声は後を絶ちません。


しかし、共通テスト国語は解き方を工夫し、

戦略的に時間配分をすれば十分に点数を伸ばすことが可能です。


今回の投稿では「時間が足りない原因」を整理し、

現代文・古文・漢文それぞれの攻略法と最適な解き順を解説します。



◆1.なぜ国語は時間が足りないのか

  1. 文章量が多い
    現代文の評論・小説だけでなく、古文・漢文も含めると80分で処理するには膨大な分量です。

  2. 本文を精読しすぎる
    一語一句を読み込もうとして時間を浪費し、設問に答える時間が足りなくなる。

  3. 解き順を決めていない
    「どこから解くか」を決めずに始めると、時間配分の調整ができません。


👉 「読み方」と「解き順」の工夫が、国語攻略の第一歩です。



◆2.時間配分の目安

80分をどう振り分けるかが勝負を分けます。目安は以下の通りです。


  • 現代文(評論+小説):40分

  • 古文:20分

  • 漢文:20分


👉 ポイントは「古文・漢文に時間を残す」こと。

現代文に時間をかけすぎると、後半が全く解けなくなります。



◆3.現代文の攻略法(評論・小説)

① 設問を先に読む

  • 問われ方を確認してから本文を読むと、重要部分を効率よく拾えます。


② 接続詞・指示語を意識する

  • 「しかし」「つまり」「このように」など論理の転換点を押さえる。

  • 小説なら「心情変化」に注目。


③ 選択肢は消去法で

  • 「本文と違う表現」を排除していく。迷ったら本文に立ち返りましょう。


👉 現代文は「本文に根拠を求める姿勢」が正答率を上げるコツです。



◆4.古文の攻略法

① 文法・単語の知識を前提にする

  • 古文単語300語程度を仕上げておくことが必須。

  • 助動詞・助詞を見抜ければ内容理解が一気に楽になります。


② 主語を補いながら読む

  • 古文は主語が省略されることが多い。場面ごとに「誰の行動か」を意識して読む。


③ 設問との対応を重視

  • 本文をすべて理解する必要はありません。設問に関わる部分を重点的に読み取ることが大切です。



◆5.漢文の攻略法

① 句形を押さえる

  • 反語・否定・二重否定・使役など、基本句形を覚えていれば大部分は解けます。


② 書き下し文をイメージ

  • 瞬時に日本語に直す練習を積んでおくと、内容理解がスムーズになります。


③ 選択肢問題は「大意把握」で十分

  • 全文を精読する必要はなく、設問に関わる部分を確実に拾えばOK。



◆6.おすすめの解き順

パターン1:現代文 → 古文 → 漢文(標準型)

最も一般的。現代文で流れをつかみ、古文・漢文で確実に点を取る。


パターン2:古文 → 漢文 → 現代文(逆型)

古典に強い人は先に解いて得点を固める。現代文は後半でも対応可能。


パターン3:漢文 → 古文 → 現代文(時間確保型)

漢文が短時間で解ける人向け。最初に得点を稼ぎ、残りを現代文に回す。


👉 模試や過去問演習で「自分に合った順番」を見つけることが重要です。



◆7.本番で失点しないための注意点

  • 一問にこだわらない:迷ったら即座に切り替える勇気を持つ。

  • マークミス防止:問題番号のずれは致命的。最後に必ず確認。

  • 見直し時間を確保:3〜5分残せると安心感が増します。



◆まとめ

共通テスト国語は「時間配分」と「解き順」で大きく結果が変わります。


  1. 現代文45分、古文25分、漢文20分を目安に配分

  2. 設問を先に読み、本文から根拠を探す姿勢を徹底

  3. 古文は単語・文法を固め、主語を補いながら読む

  4. 漢文は句形を押さえ、大意把握で設問に対応

  5. 自分に合った「解き順」を模試で試し、本番で使う


90分は短いようで、戦略次第で十分に得点を伸ばせます。
焦らず冷静に、自分の得点源を確実に積み重ねていきましょう。


👉 次回は「数学編」。

大問別の時間配分と得点戦略を徹底解説します。



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2025年9月12日金曜日

共通テスト英語リスニング対策──速い音声に負けない耳の鍛え方

 リスニング対策

共通テストの英語リスニングは30分。

センター試験の時代と比べて文章量が増え、音声スピードも速くなっています。


「聞き取れなかった問題がそのまま終わってしまう」

「集中力が途切れて後半で失点してしまう」と悩む受験生は多いでしょう。


しかし、リスニングは正しい練習をすれば短期間でも大きく伸ばせる分野です。

ここでは、共通テスト英語リスニングを攻略するための

学習法と本番の戦略を具体的に解説します。



◆1.共通テストリスニングの特徴


  • 全問マーク式:記述はなく、選択肢から解答

  • 音声は1回のみ:聞き逃しても繰り返しはない

  • スピードが速い:センター試験より速いナチュラルスピード

  • 問題形式が多様:会話文、アナウンス、図表問題、要約問題など


👉 ポイントは「一言一句を聞き取ろうとせず、要点をキャッチする力」を鍛えることです。



◆2.リスニングで失点する主な原因


  1. 日本語に訳して理解しようとする
    → 頭の中で逐語訳すると、音声に追いつけません。

  2. 音声の「かたまり」が聞き取れない

  3. → 文章を単語ごとに処理してしまい、意味がつながらない。

  4. 集中力が続かない
    → 30分間聞き続ける練習をしていないため、後半で集中が切れる。



◆3.耳を鍛える勉強法

① シャドーイング

音声を聞きながら、少し遅れて発音を真似する練習です。


  • 「意味を理解しながら声に出す」ことが重要

  • 最初はスクリプトを見て練習し、慣れたら音声だけで行う

👉 リスニング力とスピーキング力を同時に伸ばせる最強のトレーニング。


② ディクテーション

音声を一文ずつ止めて、聞こえた通りに書き取る練習です。


  • 自分が聞き取れない音の特徴を把握できる

  • 省略音(going to → gonna など)に気づける


👉 書き取る作業は時間がかかりますが、弱点を発見するのに効果的です。


③ 短文の多聴

1つの教材を繰り返すだけでなく、いろいろな短文を数多く聞き流すことも有効。


  • アプリや英語ニュースを活用

  • 「分からなくても止めずに聞き続ける」ことで耳を慣らす




◆4.共通テスト形式に慣れる

リスニング対策で重要なのは「本番形式で練習すること」です。


  • 共通テストの過去問・予想問題を30分通しで解く

  • 問題用紙にメモを取りながら解答する習慣をつける

  • 図表問題や要約問題など、出題形式ごとの攻略法を確認する


👉 本番に近い形で練習を繰り返すことで、緊張感や集中力も鍛えられます。



◆5.本番での時間配分と戦略

① 聞く前に選択肢を確認

設問を先に見て「何を聞き取ればよいか」を頭に入れておきましょう。

例:数値を問う問題なら、数字や単位に意識を集中。


② 聞き取れなかったら切り替える

1問にこだわると、その後の問題をすべて落としかねません。

分からなければマークだけして次へ。


③ 集中力を維持する工夫

  • 姿勢を正す

  • メモを取りながら聞く

  • 問題の区切りで深呼吸して気持ちを切り替える



◆6.短期間で点数を伸ばす方法

リスニングは他の科目よりも短期間で伸びやすい科目です。


  • 毎日15分のシャドーイングを習慣化

  • 週に2回は30分通しで演習

  • リスニング用語彙を集中暗記(数値・場所・時刻・日常表現)


👉 数週間でも継続すれば、聞き取れる量が増え「音の壁」を突破できます。



◆まとめ

共通テスト英語リスニングで得点を伸ばすためには、


  1. 一言一句を訳そうとせず、要点をキャッチする

  2. シャドーイング・ディクテーション・多聴で耳を鍛える

  3. 本番形式の演習で集中力と形式対応力を高める

  4. 聞き取れなかった問題にこだわらず切り替える


ことが重要です。

リスニングは直前期でもまだまだ伸びる科目です。

毎日の短時間トレーニングを習慣化し、

本番で落ち着いて音声を聞き取れるよう準備を整えましょう。


👉 次回は「国語編」。

時間が足りないと言われる共通テスト国語で、

現代文・古文・漢文をどう解き切るかを徹底解説します。



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2025年9月11日木曜日

共通テスト英語リーディング攻略──80分で解き切る時間配分と解き方

 英語/時間との闘い

共通テストの英語リーディングは80分。

その限られた時間の中で、長文6題を読み切り、設問に答えなければなりません。


文章量はセンター試験時代の約1.5倍に増加しており、

「読んでも終わらない」「焦って精読してしまう」と悩む受験生は多いでしょう。


しかし、適切な時間配分と解き方の工夫を身につければ、

80分を十分に使い切り、高得点を狙うことが可能です。

この記事では、リーディングを攻略するための戦略を具体的に解説します。



◆1.リーディングの特徴を理解する

共通テスト英語リーディングは「速読力+情報処理力」が問われます。


  • 全問マーク式:記述はなく、解答はすべて選択式

  • 文章量が膨大:センター試験よりも文字数が大幅に増加

  • 実用文が多い:メール・広告・ポスター・記事など、日常的な英語資料が頻出

  • 設問は情報探索型:細部を正確に読み取る力が必要


👉 つまり、「精読力より速読力」「単語を完璧に覚えるより文脈から読み取る力」

が重要です。



◆2.時間配分の目安

80分をどう使うかが勝負を分けます。一般的な目安は以下の通りです。


  • 大問1・2(短文読解・情報処理):15分以内

  • 大問3・4(中程度の長文):25分程度

  • 大問5・6(長文読解・総合問題):40分程度


👉 ポイントは「前半を素早く終わらせ、後半に時間を残す」こと。


大問5・6は文章量が多く得点比重も高いため、

ここに時間を確保することが高得点への鍵です。


◆3.設問を先に読む習慣をつける


共通テストでは「何を探せばよいか分からないまま本文を読む」

と時間が足りなくなります。

※人により解き方は異なりますので、あくまでも参考程度にしてください。


  • 本文を読む前に必ず設問に目を通す

  • 設問中のキーワードをチェックして本文に当たりをつける

  • 全文を精読せず、答えの根拠がある部分を重点的に読む


👉 「読む」のではなく「探す」意識を持つことで、スピードと正答率が大きく上がります。



◆4.過去問演習で「時間感覚」を身につける

リーディング攻略に最も効果的なのは、やはり過去問演習です。


  • 時間を必ず計って解く

  • 15分・40分などの節目で「今どの問題まで進んでいるか」を確認

  • 「いつも時間が足りなくなる箇所」を把握する


👉 例えば「大問4で10分オーバーする」など自分のクセが分かれば、

演習で修正できます。

本番での焦りを防ぐことにつながります。



◆5.語彙力の強化は「頻出語を絞る」

全単語を完璧に覚える必要はありません。

共通テストで頻出する単語を重点的に押さえましょう。


  • 広告・案内文によく出る単語(exhibition, discount, registrationなど)

  • グラフ・表現に多い単語(increase, percentage, surveyなど)

  • 接続詞・副詞(however, therefore, in additionなど)


👉 語彙は「文脈で推測する練習」を並行することが大切。

文章全体の流れをつかめば、知らない単語があっても答えにたどり着けます。



◆6.速読力をつける練習法

  • 音読と黙読を組み合わせる:英文を声に出すと文構造が頭に入りやすい

  • シャドーイング:リスニング音源を活用しながら声に出して追いかけると、読むスピードも自然に上がる

  • 短文を多読する:新聞記事・英語ニュースなどで「読む習慣」をつける


👉 毎日15分でも続ければ、読むスピードは確実に上がります。



◆7.得点を安定させるための本番戦略


  • 難問に固執しない:分からない問題はマークだけして次へ進む

  • 見直し時間を確保する:最後の5分で塗り間違いを防ぐ

  • 設問番号に注意:マークシートでずれが起きると致命傷になるので要注意


共通テストは「全問正解を目指す」より「取れる問題を確実に取る」姿勢が大切です。



◆まとめ

共通テスト英語リーディングの攻略ポイントは以下の通りです。


  1. 80分の時間配分を守る(前半短め・後半に時間を残す)

  2. 設問を先に読み、答えを探す意識で本文に取り組む

  3. 過去問演習で時間感覚を養い、自分のクセを把握する

  4. 頻出語を中心に語彙力を強化し、文脈推測力を磨く

  5. 速読練習を毎日続けて読むスピードを上げる


共通テスト英語リーディングは「戦略的に解く」ことで点数が大きく変わります。

焦らず冷静に、そして「探す読み方」を習慣化して、

本番で80分を有効に使い切りましょう。


👉 次回は「英語リスニング編」。速い音声に負けない耳の鍛え方と、

得点を安定させる解き方を解説します。




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2025年9月10日水曜日

共通テストで得点を伸ばす!残り期間の学習計画と時間配分の全体戦略

 共通テストまでの戦略

共通テスト本番まで残り数か月。

模試の結果に焦ったり、「どこから手をつければいいのか分からない」

と不安になる受験生も多いでしょう。

保護者の方も「このままで間に合うのか」と心配になるかもしれません。


しかし実は、この直前期こそが最も成績を伸ばせる時期です。

夏に基礎を固め、秋に演習を積んだ人ほど、

ここから一気に得点力を伸ばす可能性を秘めています。


逆に「やることを間違える」と、せっかくの努力が得点に反映されにくくなります。


そこで今回は、

残り期間で受験生がやるべき全体戦略

「学習計画」「時間配分」「勉強法」「メンタル」の4つの視点から整理します。



◆1.残り期間の学習計画をどう立てるか

① 直前期は「アウトプット重視」に切り替える

直前期に新しい参考書を始めるのは非効率です。

今ある知識を「解ける形」に仕上げることが最優先。


  • 問題演習 → 間違い直し → 類題で再確認
    このサイクルを高速で回しましょう。


特に共通テストは「スピードと処理力」が試されます。

知識があっても演習不足だと、問題量の多さに押しつぶされてしまいます。


② 模試や演習ノートを総点検

これまでの模試や問題演習で間違えたものをまとめたノートは宝の山です。


  • 「知識不足なのか」

  • 「時間が足りなかったのか」

  • 「ケアレスミスなのか」


理由ごとに整理して復習すれば、最短で弱点を克服できます。

直前期は「できなかった問題をできるようにする」ことが最も効率的です。


③ 教科の優先度を明確にする

すべての科目を完璧にすることは不可能です。

志望校の配点を見て「どの教科で点を稼ぐべきか」を決めましょう。


例えば文系なら「英語・国語を安定させ、社会で伸ばす」、

理系なら「数学・理科を得点源にし、英語で落とさない」といった方針を立てます。



◆2.時間配分の全体戦略

共通テストは「時間との戦い」といっても過言ではありません。

問題量が多く、全体の7割を正確に解くスピードが求められます。


① 英語(リーディング80分・リスニング30分)

  • リーディングは文章量が圧倒的。設問を先に読み、答えの根拠を探すように読むことが必須です。

  • 語彙に不安がある人も「単語帳を1周する」より「本文から意味を推測する」練習の方が得点につながります。

  • リスニングは「分からない問題を引きずらない」ことが最大の鉄則。聞き逃しても即座に切り替える練習を、日常的にやっておきましょう。


② 国語(90分)

  • 「現代文45分、古文25分、漢文20分」が目安。

  • 先に古文・漢文を解いて確実に点を取る人もいれば、現代文から入る人もいます。自分に合った順番を過去問演習で見つけることが大切です。

  • 「1問にこだわりすぎて時間を溶かす」ことが最大の失点要因なので、潔い見切りも必要です。


③ 数学(ⅠA70分・ⅡB70分)

  • 「第1問の小問集合」と「標準レベルの大問」で確実に稼ぎ、難問は後回し。

  • 「解ける問題から解く」勇気を持ち、見直し時間を確保することが得点安定につながります。

  • 時間内に全問を解こうとせず、7割を確実に取る意識で臨むと本番で安定します。


④ 理科・社会(60分)

  • 共通テストでは「資料問題」「グラフ問題」が増加しています。

  • 教科書知識を覚えているだけでは不十分で、資料を根拠に考える力が必要です。

  • 過去問や予想問題で「読み取りの練習」を必ず取り入れましょう。



◆3.直前期にやるべき勉強法

  • 過去問を時間通りに解く
     本番のシミュレーションとして最も効果的。1日1科目でもいいので必ず時間を測って解きましょう。

  • 弱点補強はつまみ食いで十分
     新しい分野に手を出すより、出題頻度が高い範囲だけに集中。特に英語の頻出構文や数学の標準問題は外せません。

  • 解法パターンを整理する
     「この問題はこの解き方」と瞬時に判断できるよう、演習で意識しておく。



◆4.メンタルと生活習慣の整え方

直前期は学力だけでなく、心と体のコンディションも合否を左右します。


  • 判定に一喜一憂しない
     模試は途中経過にすぎません。A判定でも落ちる人、C判定から合格する人は数多くいます。

  • 小さな成功体験を積む
     過去問で「前回より5点伸びた」など、自分の成長を実感することで不安を打ち消せます。

  • 生活リズムを本番仕様に
     起床・就寝を試験当日の時間に合わせ、朝から頭を働かせる練習を。睡眠不足は最大の敵です。

  • 休養も戦略の一部
     集中できないときは思い切って休むことも必要。心身をリセットすれば学習効率は必ず戻ります。



◆まとめ

共通テストで得点を伸ばすための全体戦略をまとめると以下の通りです。


  1. 直前期はアウトプット重視に切り替える

  2. 模試や演習ノートを総点検し、弱点をピンポイントで修正する

  3. 各教科の時間配分を決め、本番を意識して演習する

  4. 弱点補強は出題頻度の高い分野に絞る

  5. 生活リズムとメンタルを整え、当日に最高の状態で臨む


直前期は「不安」と「伸びしろ」が同居する時期です。

正しい戦略を持って学習を進めれば、ここからでも十分に得点は伸ばせます。


👉 次回は「英語リーディング編」。

80分をどう使い切り、正答率を上げるかを徹底解説します。



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中学受験 その25 我が家の教育【ボンちゃん復活!!】

 秋になり、受験シーズン到来! 大学では公募試験やAO試験が始まりました。 ワタクシ、ほぼ毎日フルで授業を行っております。 週間授業延べ人数、40名強。 ブログやインスタ、Xやスレッズ、なんやったら家事も放置気味😅 家事を放置しても何にも言わない主人には 感謝 しております😄...