2025年3月8日土曜日

AI時代に必要な学力とは?これからの勉強のポイント

 トライプラス諸口校 ハリマです。

塾を起業してから20数年。

教育に関しては、とっても熱い!!と自負しております。


ブログでは、

勉強法や教室のイベント情報、

教室長の思ったことなどを、

綴っております。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の投稿はAIについて。

わからないことがあれば、AIを利用して調べる。

いつの間にか、普通になってきましたね。

私もAIを使用する頻度が増えたような気がします。


法律で気になったところがあれば、

重たい判例六法を取り出すより、AIに聞いた方が速いですし、

まとめて答えを出してくれる。

超時短です!というワタクシの実感もあり、今回はAIについてのお話です。



近年、ChatGPTをはじめとするAI技術が急速に発展し、

私たちの生活や仕事の在り方が大きく変わりつつあります。

これからの時代、単に知識を暗記するだけではなく、

「AIと共存し、活用できる力」が求められるようになります。

では、AI時代を生き抜くために、どのような学力が必要なのでしょうか?


今回は、AI時代に求められる学力と、これからの勉強のポイントについて解説します。


AI時代に求められる3つの学力

① 「情報を取捨選択する力」

インターネット上には膨大な情報があふれています。

しかし、その中には誤った情報や偏った意見も含まれており、

ただ検索するだけでは「正しい答え」にたどり着けないこともあります。

そのため、これからの時代は「情報を正しく見極める力」が必要不可欠です。


具体的な学習法

  • インターネットで調べた情報の「出典」や「信頼性」をチェックする。

  • 複数の情報源を比較し、共通点や矛盾点を考える。

  • AIに頼るだけでなく、自分の考えを持つクセをつける。


② 「問題を解決する力」

AIは多くの情報を処理できますが、「何が問題なのか?」を考えるのは人間の役割です。

これからの時代は、「与えられた課題を解く力」だけでなく、

「自分で課題を見つけ、それを解決する力」が求められます。


具体的な学習法

  • 「なぜ?」を意識し、物事の本質を考えるクセをつける。

  • 数学や理科の応用問題に取り組み、論理的思考を鍛える。

  • 実際の社会問題について、自分なりの解決策を考えてみる。


③ 「創造力と表現力」

AIは膨大なデータから最適な解を導き出しますが、

『ゼロから何かを生み出す力(創造力)』はまだまだ人間の方が優れています。

また、どれだけ良いアイデアを持っていても、

それを相手に伝える「表現力」がなければ、活かすことができません。


具体的な学習法

  • 読書や作文を通じて、自分の考えを言語化する力を鍛える。

  • アートや音楽、プログラミングなどのクリエイティブな活動に挑戦する。

  • ディスカッションやプレゼンテーションの機会を増やし、自分の意見を伝える練習をする。


AI時代の勉強法とは?

「AIがあるから勉強しなくてもいい」という考え方は危険です。

むしろ、「AIを活用しながら、自分の頭で考える力」を鍛えることが大切になります。


① AIを「ツール」として使う

AIはあくまで「補助ツール」であり、正しい使い方を知ることが重要です。


活用方法の例

  • わからない単語や概念をAIで調べ、基礎知識を身につける。

  • AIに質問しながら、より深く考える習慣をつける。

  • 作文やプレゼンのアイデア出しに活用する。

ただし、「AIの答えを鵜呑みにしない」ことが大前提です。


② 「なぜ?」を考える習慣をつける

AIはすぐに答えを出してくれますが、

大事なのは「なぜこの答えになるのか?」を考えることです。


実践例

  • 計算問題を解くとき、答えだけでなく「解き方」も説明できるようにする。

  • 歴史の出来事を学ぶとき、「なぜこの戦争が起きたのか?」と背景を考える。

  • AIの出した回答が正しいかどうか、自分で検証してみる。


③ 「実践型」の学習を増やす

知識をインプットするだけでなく、「実際に使う」ことが重要です。

おすすめの勉強法

  • 「プログラミング」や「データ分析」など、実際に手を動かす学習。

  • 「探究学習」や「自由研究」を通じて、自分で考えて調べる力を養う。

  • 模擬プレゼンやディスカッションで、自分の意見を伝える訓練をする。

AI時代に求められる学力を身につけるとどう変わる?

例えば、ある中学生は、

以前は「ただ教科書を暗記する」だけの勉強法をしていました。

しかし、「なぜ?」を考える勉強法を取り入れることで、以下のような変化がありました。

✅ AIの情報を鵜呑みにせず、自分で調べる習慣がついた。

 ✅ 数学の応用問題にもチャレンジし、論理的思考力が向上。

 ✅ クラスのディスカッションで、自分の意見をしっかり伝えられるようになった。

このように、AI時代に必要な学力を身につけることで、

「考える力」「発信する力」が向上し、将来の選択肢が広がるのです。


これからの勉強は「AIを使いこなす力」が鍵!

✅ 知識を暗記するだけでなく、「情報を見極める力」が重要。

 ✅ AIに頼りすぎず、「自分で考える力」を鍛える。 

✅ 創造力や表現力を伸ばすことで、AI時代に活躍できる。


これからの時代、AIは私たちの強い味方になります。

しかし、それを上手に活用できるかどうかは、「自分の頭で考える力」にかかっています。


今からできることを少しずつ取り入れて、

AI時代に適応できる学力を身につけていきましょう!



PVアクセスランキング にほんブログ村


にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

「たった15分の習慣」で成績が変わる?脳科学が示す学習のゴールデンタイム

   トライプラス諸口校 ハリマです。 塾を起業してから20数年。 教育に関しては、とっても熱い!! と自負しております。 ブログでは、 勉強法や教室のイベント情報、 教室長の思ったことなどを、 綴っております。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「うち...