トライプラス諸口校 ハリマです。
塾を起業してから20数年。
教育に関しては、とっても熱い!!と自負しております。
ブログでは、
勉強法や教室のイベント情報、
教室長の思ったことなどを、
綴っております。
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「勉強しなさい!」と言っても、なかなか子どもが動かない… 「
うちの子、やる気がないのかな?」と悩んでいませんか?
実は、子どものやる気は「声かけ」次第で大きく変わります。
無意識のうちに「逆効果な言葉」をかけてしまっていると、
子どもはやる気を失ってしまいます。
しかし、少し言葉を変えるだけで、
「自分から勉強しよう!」という気持ちを引き出せるのです。
今回は、子どものやる気を引き出す魔法の言葉を紹介します。
やる気をなくすNGワードとは?
まずは、やる気を下げてしまう言葉からチェックしましょう。
① 「勉強しなさい!」
「勉強しなさい」と言われると、子どもは「やらされている」と感じてしまいます。
特に反抗期の子どもは、「今やろうと思ってたのに…」と反発しがちです。
代わりに言うべき言葉
「今日はどこから勉強する?」 「どんな勉強をすると、テストで点が取れそう?」
自分で考える余地を与えることで、
「やらされる勉強」から「自分で決めた勉強」に変わります。
② 「〇〇しないとダメ!」
「宿題しないと成績が下がるよ!」 「勉強しないと志望校に行けないよ!」
こうした「脅し」の言葉は、プレッシャーになりすぎて逆効果になりやすいです。
代わりに言うべき言葉
「今頑張れば、後で楽になるよ!」
「これをやっておけば、自信を持ってテストに臨めるよ!」
ポジティブな未来をイメージさせると、
子どもは前向きに取り組めるようになります。
③ 「〇〇ちゃんはできるのに…」
「〇〇くんは100点取ったのに、なんでできないの?」
比べられると、子どもは「どうせ自分はダメなんだ…」とやる気を失ってしまいます。
代わりに言うべき言葉
「前より計算ミスが減ったね!」 「この問題、昨日はできなかったのに今日は解けたね!」
過去の自分と比べることで、「成長」を実感しやすくなります。
やる気を引き出す魔法の言葉5選
子どものやる気を引き出すには、どんな言葉が効果的なのでしょうか?
① 「よく頑張ってるね!」
「結果」ではなく「努力」を認める言葉は、やる気を育てるポイントです。
具体例 「今日も机に向かえてすごいね!」 「難しい問題にチャレンジしていて偉いね!」
努力を認めると、「もっと頑張ろう!」という気持ちが生まれます。
② 「〇〇すると、もっと良くなりそうだね!」
勉強が苦手な子には、
「こうすればもっと良くなるよ!」と前向きな提案をすると効果的です。
具体例
「この問題、もう一回解いてみたら、もっと速くできるかも!」
「この単語、イラストと一緒に覚えたらもっと楽しくなるよ!」
「できない」ではなく、「こうすればもっと良くなる」と伝えるのがポイントです。
③ 「どんな方法が一番やりやすい?」
子どもが主体的に考えられるように、質問形式でアプローチしましょう。
具体例
「この問題、どうやって解けばわかりやすい?」
「何時から勉強するのが一番やりやすい?」
自分で決めることで、勉強のモチベーションが上がります。
④ 「わからないところ、一緒に考えよう!」
「わからない=できない」と思うと、勉強が嫌になってしまいます。
具体例
「ここ、どう考えたの?」 「一緒に考えてみよう!」
親がサポートする姿勢を見せると、「わからなくても大丈夫」と安心感が生まれます。
⑤ 「あと〇分だけ頑張ろう!」
長時間の勉強は集中が続かないため、
「短い時間」だけ頑張る意識を持たせると効果的です。
具体例
「あと10分だけ頑張ってみよう!」 「この1ページだけ解いたら休憩しよう!」
小さな達成感を積み重ねることで、勉強の習慣がつきやすくなります。
声かけを変えたらこんな変化が!
例えば、勉強が嫌いだったAくん(小学5年生)。
以前は「勉強しなさい!」と言われるたびに反発していた。
「今日はどこからやる?」と聞くように変えたところ、
自分で計画を立てるように!
3ヶ月後、自ら机に向かう習慣がつき、テストの点数もアップ!
「やらされる勉強」から「自分で決める勉強」に変えたことで、
自然とやる気が出るようになったのです。
声かけ一つで子どもは変わる!
「勉強しなさい!」ではなく、
「どこからやる?」 「〇〇しないとダメ!」ではなく、「こうすれば良くなるよ!」
「なんでできないの?」ではなく、「どう考えたの?」
親の声かけを変えるだけで、
子どもは「自分で考えて行動する力」を身につけることができます。
今日からぜひ、ポジティブな声かけを試してみてくださいね!


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