2025年3月7日金曜日

“勉強しなさい”が逆効果?やる気を引き出す魔法の言葉

トライプラス諸口校 ハリマです。

塾を起業してから20数年。

教育に関しては、とっても熱い!!と自負しております。


ブログでは、

勉強法や教室のイベント情報、

教室長の思ったことなどを、

綴っております。


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「勉強しなさい!」と言っても、なかなか子どもが動かない… 「

うちの子、やる気がないのかな?」と悩んでいませんか?

実は、子どものやる気は「声かけ」次第で大きく変わります。


無意識のうちに「逆効果な言葉」をかけてしまっていると、

子どもはやる気を失ってしまいます。

しかし、少し言葉を変えるだけで、

「自分から勉強しよう!」という気持ちを引き出せるのです。

今回は、子どものやる気を引き出す魔法の言葉を紹介します。


やる気をなくすNGワードとは?

まずは、やる気を下げてしまう言葉からチェックしましょう。

① 「勉強しなさい!」

「勉強しなさい」と言われると、子どもは「やらされている」と感じてしまいます。

特に反抗期の子どもは、「今やろうと思ってたのに…」と反発しがちです。


代わりに言うべき言葉

 「今日はどこから勉強する?」 「どんな勉強をすると、テストで点が取れそう?」


自分で考える余地を与えることで、

「やらされる勉強」から「自分で決めた勉強」に変わります。


② 「〇〇しないとダメ!」

「宿題しないと成績が下がるよ!」 「勉強しないと志望校に行けないよ!」

こうした「脅し」の言葉は、プレッシャーになりすぎて逆効果になりやすいです。


代わりに言うべき言葉 

「今頑張れば、後で楽になるよ!」 

「これをやっておけば、自信を持ってテストに臨めるよ!」

ポジティブな未来をイメージさせると、

子どもは前向きに取り組めるようになります。


③ 「〇〇ちゃんはできるのに…」

「〇〇くんは100点取ったのに、なんでできないの?」

比べられると、子どもは「どうせ自分はダメなんだ…」とやる気を失ってしまいます。


代わりに言うべき言葉 

「前より計算ミスが減ったね!」 「この問題、昨日はできなかったのに今日は解けたね!」

過去の自分と比べることで、「成長」を実感しやすくなります。


やる気を引き出す魔法の言葉5選

子どものやる気を引き出すには、どんな言葉が効果的なのでしょうか?

① 「よく頑張ってるね!」

「結果」ではなく「努力」を認める言葉は、やる気を育てるポイントです。

具体例 「今日も机に向かえてすごいね!」 「難しい問題にチャレンジしていて偉いね!」

努力を認めると、「もっと頑張ろう!」という気持ちが生まれます。


② 「〇〇すると、もっと良くなりそうだね!」

勉強が苦手な子には、

「こうすればもっと良くなるよ!」と前向きな提案をすると効果的です。

具体例 

「この問題、もう一回解いてみたら、もっと速くできるかも!」 

「この単語、イラストと一緒に覚えたらもっと楽しくなるよ!」

「できない」ではなく、「こうすればもっと良くなる」と伝えるのがポイントです。


③ 「どんな方法が一番やりやすい?」

子どもが主体的に考えられるように、質問形式でアプローチしましょう。

具体例 

「この問題、どうやって解けばわかりやすい?」 

「何時から勉強するのが一番やりやすい?」

自分で決めることで、勉強のモチベーションが上がります。


④ 「わからないところ、一緒に考えよう!」

「わからない=できない」と思うと、勉強が嫌になってしまいます。

具体例 

「ここ、どう考えたの?」 「一緒に考えてみよう!」

親がサポートする姿勢を見せると、「わからなくても大丈夫」と安心感が生まれます。


⑤ 「あと〇分だけ頑張ろう!」

長時間の勉強は集中が続かないため、

「短い時間」だけ頑張る意識を持たせると効果的です。


具体例 

「あと10分だけ頑張ってみよう!」 「この1ページだけ解いたら休憩しよう!」

小さな達成感を積み重ねることで、勉強の習慣がつきやすくなります。


声かけを変えたらこんな変化が!

例えば、勉強が嫌いだったAくん(小学5年生)。

以前は「勉強しなさい!」と言われるたびに反発していた。 

「今日はどこからやる?」と聞くように変えたところ、

自分で計画を立てるように!

 3ヶ月後、自ら机に向かう習慣がつき、テストの点数もアップ!


「やらされる勉強」から「自分で決める勉強」に変えたことで、

自然とやる気が出るようになったのです。


声かけ一つで子どもは変わる!

「勉強しなさい!」ではなく、

「どこからやる?」 「〇〇しないとダメ!」ではなく、「こうすれば良くなるよ!」 

「なんでできないの?」ではなく、「どう考えたの?」


親の声かけを変えるだけで、

子どもは「自分で考えて行動する力」を身につけることができます。

今日からぜひ、ポジティブな声かけを試してみてくださいね!



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