「朝、起きてこない日が続いています」
「学校には行けないけれど、勉強だけは止めさせたくなくて」
そんな一言を、ここ数年、以前より多く聞くようになりました。
あなたが今、朝のリビングで子どもの部屋のドアを眺めながら、どうすればいいのかわからずにいるなら——
まず言わせてください。あなたの育て方のせいではありません。
学校に行きにくくなっているのは、この地域だけでも、うちの塾だけでも起きていることではない。
全国的に、不登校や「グレーゾーン(遅刻・欠席が増えている状態)」の子どもたちが、急増しています。
我が子も小学校の時は不登校でした。
1週間に2~3日登校できるかどうか。
10日連続で行けたのは、小6生の3学期。卒業間近のときでした。
中学生になってからは、毎日登校できています。
そして、30年間この仕事を続けてきた経験から言えば——
今、学校に行けないことが、その子の未来を決めることにはならない。
「学校」が唯一の正解ではない、と気づくまで
30年という長い時間、さまざまな子どもたちを見てきました。
中学のとき、ほとんど学校に行けなかった子が、高校では水を得た魚のように通えるようになる。
高校で一度立ち止まって、通信制に転じ、自分のペースを見つけて就職した子。
一時期まったく外に出られなくて、でも塾だけは週に1〜2回来続けて、気づいたら大学に合格していた子。
人生には、「立ち止まっていい時間」があります。
大切なのは、その時間に「自分はダメだ」という気持ちだけを積み上げてしまわないこと。
心を少し休ませながら、小さな学びだけは続けていけると——後で再始動するときの、大きな自信になります。
子どもの中に静かに残っています。
それは、動き出すときの「自分はやれる」という感覚の種になる。
塾を「第三の居場所」として使ってほしい
学校はハードルが高い。
クラスに入ること、友達の目、先生との関係——いろんなことが重なって、足が向かなくなることがある。
でも、個別指導の塾は少し違います。
先生と1対1か少人数。
決まった時間に来て、決まったことをやって、帰る。
それだけでいい。
「週に2回、外に出る」という小さなリズムが、生活の中に残っているだけで——子どもの心は、想像以上に支えられています。
諸口校で実際に起きていること
学校は休んでいるけれど、塾には来ている——そういう生徒が、今も複数います。
塾の先生との会話が、その子にとって「外とつながる唯一の時間」になっていることも。
「家と学校」だけが選択肢ではない。
安心できる第三の居場所が一つあるだけで、子どもの世界は少し広がります。
「勉強しなさい」より「今日はこれだけ、やってみようか」
心が疲れているとき、人は命令に動けません。
大人だって、そうですよね。
心理学的にも、「自分で決めた」という感覚——
自己決定感が、人を動かす最も強い力だとわかっています。
だから諸口校では、こんなふうに声をかけます。
できたら、それで十分だよ。」
小さなゴールを一緒に決めて、できたことを一緒に確認する。
その繰り返しが、「自分はやればできる」という感覚(自己効力感)を少しずつ取り戻させてくれます。
保護者の方にもお伝えしていること:
家での関わり方のヒント
「なんで学校行かないの」より「今日、体はどう?」
責めるのではなく、状態を聞く。
勉強の話は、塾に任せてもらって構いません。
家では、安心できる場所であり続けてほしい——それだけで、子どもは十分に守られます。
30年間で見てきた「その後」の話
中学時代に週1回しか塾に来られなかった子が、今は仕事をしながら夜間の学校に通っています。
高校で半年間ほとんど外に出られなかった子が、大学に進んで今は友達も多いと聞きました。
全員がスムーズにいったわけではありません。
遠回りした子も、時間がかかった子も、たくさんいます。
でも共通して言えるのは——
という小さな事実が、ずっとその子を支えていた、ということ。
学びを止めなかったのは、頑張ったからではなく、
続けやすい環境と、続けていいと言ってくれる人がいたから。
私たちは、その環境と言葉であり続けたいと思っています。
「うちの子、塾に行けるかな」と思ったら——まず一度、お気軽に電話でご連絡ください。
体験授業や相談だけでも、もちろん構いません。
お子さんの現在の状態を教えていただければ、一緒に考えます。
あなたが一人で抱えている必要はありません。
トライプラス諸口校|大阪市鶴見区
https://www.kobetsu-morokuchi.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿