2025年1月23日木曜日

【ノート術公開】教科別!5教科の効果的なまとめ方

  トライプラス諸口校 ハリマです。

塾を起業してから20数年。

教育に関しては、とっても熱い!!と自負しております。


ブログでは、

勉強法や教室のイベント情報、

教室長の思ったことなどを、

綴っております。


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最近、とても気なること。(受験以外で)

それは、ノートの取り方です。

大事だよー、と先生が言っている部分、ノートに記録していますか?

先生がコレ、写してね。と言った以外の大切な部分、記録していますか?


学校や塾での勉強において、ノートをきちんと書くことはとても大切です。

ノートは単なるメモ帳ではありません。

自分だけの学習ツールとして活用することで、

成績アップに直結する強力な武器となります。


今回は学生の皆さんに向けて、


5教科別の効果的なノートのまとめ方を紹介します。


ノートを書くことの重要性

まず初めに、なぜノートを書くことが大切なのかを考えてみましょう。


1.記憶の定着を助ける

ノートを書くことで、聞いた内容や読んだ内容を頭の中で整理し、

再度思い出す作業を行います。

おのプロセスが記憶の定着を促進します。


2.復習の効率を上げる

自分でまとめたノートは、後から復習するときの大きな助けになります。

授業で使った教科書や資料に戻らなくても、ノートを見れば内容がすぐにわかる状態が理想です。


3.考える力を養う

ノートを整理して書くには、情報を取捨選択する力が必要です。

この力は試験問題を解く時や、作文を書く時にも役立ちます。


では、教科ごとにどのようにノートをまとめると効果的か見ていきましょう。


1.国語

要点を押さえた記録をする

国語の授業では、文学作品や古典の解説、読解問題の解き方など、

多岐にわたる内容を学びます。

これらを効率よくノートにまとめるには、次の方法がおススメです。


・作品名、作者名を記録

まず最初に、どの作品を扱っているのかを明確に記しておきます。

教科書などでよく見かける作者であれば、その作者の代表作などをメモしておくのもいいですね。


・本文のキーワードをピックアップし、まとめる

国語の文章で大切なのは、キーワードの発見です。

キーワードとは、1つの文章の中で何度も繰り返されている言葉や文を表します。

このキーワードを使って各段落ごとに、

自分の言葉も含めて、要点まとめをしてみましょう。


・板書だけでなく自分の解釈も記入

学校用のノートには、

先生の説明だけでなく、自分の意見や感想も書き込むことで、

内容がより深く記憶に残ります。


2.数学

問題解法のプロセスを詳細に書く

数学は「理解」と「応用」が鍵となる教科です。

そのため、 ノートを活用して以下の点を重視しましょう。


・重要なワードや数値、式をきちんと写す

計算問題でよく見かけますが、

問題番号を書いた後、問題式を写さずに途中式から書き始める、

ということです。

仮にその問題を間違えていた場合、何故間違えたのかの原因究明を

一目で見つけることは不可能です。


きちんと写すことで、復習時にどの音大を解いたかも一目でわかります。


・解法手順を明確に書く

最初の式はもちろんのこと、式変形などの途中式なども必ず書いておきましょう。

いきなり答えだけを書いてしまうと、

自分がその問題をどのような手順で解いたのか、忘れてしまうこともあります。


・間違えた原因を書く

間違えた時、そのままにしていませんか?

正しい答えを写しただけになっていませんか?

間違えた時は、正しい解法と答えを写した後に、

間違えた原因も書き込んでおきましょう。


理解を深めることができ、また同じ間違いを繰り返さないためにも大切です。


3.英語

文法と単語を徹底整理

英語は『語彙力』と『文法力』が重要です。

これを意識したノートを作りましょう。


・進出単語をリスト化

単語、意味、その単語を用いた熟語、例文を書くことで記憶しやすくなります。


・文法のルールをまとめる

授業中に習ったルールを整理してノートを作る。


・例文を必ず記入

文法事項を覚えるだけでなく、それを使った例文を書くことで実践力を鍛えます。


4.理科

図や表を活用する

理科は観察や実験が多い教科です。

以下のように視覚的なノート作りを心がけましょう。


・実験内容を図示する

実験の手順や結果を図で記録します。

※図は簡単で構いません。細かく描きすぎないように注意しましょう。


・要点を箇条書きでまとめる

教科書に載っている膨大な情報を、簡潔にまとめましょう。


・グラフや表の作成

データを視覚的に整理することで、理解が深まります。


5.社会
年号やキーワードを強調する

社会では、大量の情報を覚える必要があります。

効率よくまとめるための工夫をしましょう。


・時代ごとに区切る

歴史の場合、時代や出来事に章立てすると整理しやすくなります。


・重要語句の色分け

年号や人名、地名を強調することで一目で重要ポイントがわかります。


・因果関係を矢印で表す

出来事動詞の関連性を図式化すると理解が深まります。


・その他:一問一答方式のノートも効果あり

ノートの左から4、5㎝程度を線で区切り、左に重要語句、右にその語句の説明を書く。

実際にノートで暗記しようとするときには、左部分を隠して語句のチェックテスト。

右部分を隠して、意味の確認をしてみましょう。


まとめ

ノートをきちんと書くことは、成績アップの第一歩です。

ただ漫然と書くのではなく、各教科ごとに適した方法でまとめることで、

効率的に学習を進めることができます。

ぜひ今回紹介した方法を参考に、自分だけの最強ノートを作りあげてくださいね。

努力の積み重ねが、きっと目標達成への近道となるはずです!



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