部活が忙しい…
「部活が忙しくて、勉強に手が回らない…」
「帰ってきたらヘトヘト。机に向かう気力が残っていない」
夏休みでも、部活に真剣に取り組むお子さんはたくさんいます。
その姿勢は素晴らしいものですが、
親としては「勉強の方は大丈夫かな…」と心配になりますよね。
ですが実際には、部活と勉強をしっかり両立している子も、ちゃんと存在しています。
一体、その子たちはどうやって時間を使っているのでしょうか?
今回は、
忙しい中でも勉強を継続できている子の「時間の使い方のコツ」3つをご紹介します。
「時間がない」ではなく「時間の使い方」を見直す
部活が毎日ある、遠征がある、試合が続いている…。
確かに自由に使える時間は少ないかもしれません。
でも、部活と両立している子の多くは、「時間がないからできない」ではなく、
「短い時間でも工夫してやっている」のです。
その違いを生むのが、次の3つの使い方です。
時間の使い方①:「スキマ時間を“ミニ勉強”に変える」
家で1時間まとめて机に向かえない日でも、
5分〜10分のスキマ時間は、意外とたくさんあるものです。
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朝食前に英単語を10個だけ確認
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部活に出かける前に数学の1問だけ解く
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お風呂上がりに理科の用語カードを3枚めくる
こういった「ミニ勉強」を積み重ねるだけで、
毎日30分以上の学習時間が確保できることもあります。
ポイントは、“量より継続”。
「1問だけでもOK」「10個だけでいい」と決めておくことで、始めるハードルが下がります。
時間の使い方②:「夜より“朝学習”を優先する」
部活から帰ってきた夜は、どうしても疲れて集中力が落ちています。
そんなときに無理してやっても、効率が悪く、イライラする原因にも。
そこでおすすめなのが、朝の15分を学習タイムにすること。
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学校がない日は、朝ごはん前にちょっとだけ
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登校日には、起きてすぐに漢字や英単語チェック
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朝日を浴びて脳がすっきりしている時間帯を活用!
夜にやろうとして結局できなかった…よりも、
朝に“少しでもできた”成功体験の方がずっと自信になります。
時間の使い方③:「“やること”を先に決めておく」
時間がないときほど、「何をやるかで悩む時間」がもったいない。
だからこそ、前日の夜や1週間の始まりに、
「いつ・何をやるか」を先に決めておくことが、時間の有効活用につながります。
たとえば
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月曜:朝…英単語、夜…数学1問
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火曜:スキマに理科の語句確認
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水曜:夜だけ20分、国語の読解
このように、細かく決めなくても「この日にはこれだけやる」と決めておくことで、
迷わず机に向かえるようになります。
特に、部活で時間が読めない日がある場合は、
「やる内容を小さく・短く」しておくと実行しやすくなります。
両立できている子の共通点は、「完璧を目指さない」
勉強と部活をうまく両立している子に共通する考え方があります。
それは、「少しでも前に進めばOK」というスタンスです。
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毎日コツコツ
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疲れていても、1問だけでも
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やれなかった日は、切り替えて翌朝に
完璧じゃなくていい。だけど、ゼロにはしない。
この柔軟さと継続力が、確実に力をつけていくカギになります。
保護者ができるサポートのヒント
部活と勉強の両立は、本人の努力だけではなく、家庭のサポートも重要です。
たとえば…
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スキマ時間に勉強できるように、リビングに単語帳を置いておく
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朝学習のために、10分早く起こすよう心がける
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やったことを責めず、「今日もよくがんばったね」と声をかける
少しの工夫と声かけが、子どもにとって大きな励みになります。
まとめ:時間は「量」より「質」で変えられる
勉強時間が短くても、その時間をどう使うかで結果は大きく変わります。
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スキマ時間を活かす
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朝にちょっとだけ頑張る
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前もってやることを決めておく
この3つの工夫だけで、忙しい子でも着実に力をつけていけるのです。
「部活があるから…」とあきらめず、
「少しでもできることを探そう」という視点に切り替えてみてください。
次回は、「“自由研究・読書感想文”を効率よく終わらせる魔法の手順」をお届けします。
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