2025年8月25日月曜日

長文読解は“量”より“質”!2学期から差がつく英語学習の極意

 大学受験・英語

夏の間に英文法や単語の基礎をある程度固めた受験生は多いでしょう。

単語帳を一周し、文法問題集も繰り返し解き、

英文法の基礎力は夏前よりは向上したはずです。


しかし、ここから入試本番までの期間で点数を大きく伸ばせるかどうかは、

「長文読解」をどう取り組むかにかかっています。


英語の得点配分を見ても、大学入試では長文が大部分を占めます。

つまり、長文読解力を高められるかどうかが合否に直結します。


ところが、多くの受験生は「長文をたくさん読めば慣れるだろう」と考え、

ただ数をこなすだけで終わってしまいがちです。


もちろん「量を読む」ことは大切ですが、

ただやみくもに解いて丸付けをするだけでは力はつきません。


大切なのは“質”の高い読み方を身につけることです。



◆1.長文を解いて終わりにしていないか?

模試や問題集で長文を解いた後、

答え合わせをして「当たった・外れた」で終わっていないでしょうか? 


これでは「模試の点数が安定しない」「初めて見る文章になると対応できない」

という悩みに直結します。


長文読解力を伸ばすには、「解いた後の復習」にこそ力を入れる必要があります。

復習の質によって、同じ1題を解いても得られる成長は大きく変わるのです。



◆2.質を高める長文学習の3ステップ

構造をとらえる練習をする

英文は前から順に読めば理解できるようにできています。

特に大学入試では、

複雑に見える文でも「主語・動詞・目的語」という骨格を正確に把握できれば、

意味はスッと入ってきます。


解いた後に「どこが主語か」「動詞はどこか」「関係詞の修飾先は何か」

と文構造を確認する習慣をつけましょう。


本文を読んでいるときにSVOCを書いたり、修飾節に括弧をつけたり、

工夫を凝らしましょう。


設問と本文の対応を確認する

長文問題では「本文のどの部分が根拠になるか」を必ず確認しましょう。

正解の根拠を探すのはもちろんですが、

不正解の選択肢がなぜ間違いなのかも考えることが大切です。

これを繰り返すと「問題作成者が何を問おうとしているのか」が見えてきます。


音読で読解スピードを上げる
英文を声に出して読むことは、

リズム感をつかみ、語順のまま理解する力を鍛える最高のトレーニングです。

1度解いた長文を「本文を理解しながら音読」することを数回繰り返すと、

次に新しい文章を読むときの処理スピードが上がります。


音読法は、単語力、文法力も同時に向上させる力もありますよ。

ぜひお試しくださいね。



◆3.模試や過去問で意識すべきこと

2学期以降の模試で「時間が足りない」と感じる受験生は多いでしょう。

英語長文は、ただ速く読むことだけを目指しても成果は出ません。

「文の構造を正確にとらえられるスピード」を意識してください。


また、過去問演習を始めるときは、

「制限時間を守る解き方」と「じっくり精読する解き方」を分けて

練習するのがおすすめです。


時間を計って本番に近い形で取り組む一方で、

精読では辞書を引きながらでも徹底的に意味を確認します。

この両輪を回すことで、正確さとスピードがバランスよく身についていきます。



◆4.単語と文法の“再投資”を忘れずに

長文ばかりに集中すると、基礎単語や文法を軽視してしまう人がいます。

しかし、長文で意味が取れない原因の多くは

「単語を忘れていた」「文法知識があやふやだった」という基礎不足にあります。


秋以降も毎日単語と文法の復習は欠かさないこと。

これをサボると、せっかくの長文演習が効果半減してしまいます。


◆5.まとめ──質の高い読解が差をつける

英語長文で点数を伸ばすカギは「量」ではなく「質」です。

1題を解いたら、その復習にじっくり時間をかけること。

文構造を分析し、設問の根拠を確認し、音読で定着させる。


この習慣を続けることで、模試や本番で初めて見る英文に出会っても、

落ち着いて内容を読み取り、正しい選択肢を選べるようになります。


夏に基礎を終えた今だからこそ、

ただの「長文慣れ」ではなく、“質”を意識した読解練習に切り替えてください。

それがこの秋から冬にかけて、周囲と大きな差をつける一番の方法です。



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