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通知表の「3」を「4」に上げるために、テスト以外で見直すこと
点数だけを追う前に、「どの観点が足りていないのか」を確認することから始めましょう。
「テストでは平均点より上だったのに、なぜ通知表は3なの?」
「提出物は全部出したのに、なぜ4にならないの?」
「あと何点取れば4になるの?」
「授業中にもっと手を挙げればいいの?」
通知表を受け取ったとき、こうした疑問を感じる中学生や保護者の方は少なくありません。定期テストは大切な評価材料ですが、通知表はテストの合計点だけで機械的に決まるものではありません。
「3から4」を目指すときにまず必要なのは、点数だけを上げようとすることではなく、どの評価観点に課題があるのかを確認することです。この記事では、内申点や通知表の仕組みを踏まえながら、テスト以外で見直したいポイントを具体的に紹介します。
まず知っておきたい「3つの評価観点」
現在の中学校の学習評価は、以下の3つの観点をもとに行われています。観点別評価と呼ばれるもので、通知表の評定は、この3観点の状況をふまえて総合的に判断されます。
① 知識・技能
学習した用語、公式、文法、計算方法などを理解し、正しく使えるかを見る観点です。定期テストや小テスト、実技課題などで確認されることがあります。
② 思考・判断・表現
覚えた知識を使って考え、理由を説明したり、自分の考えを表現したりできるかを見る観点です。記述問題、資料の読み取り、作文、レポート、発表、授業内課題などで確認されることがあります。
③ 主体的に学習に取り組む態度
学習目標に向かって粘り強く取り組み、自分の学習方法を振り返り、改善しようとしているかを見る観点です。単なる挙手回数、発言回数、忘れ物の回数だけで判断されるものではありません。
それぞれの評価材料や評価方法は、学校・教科・担当の先生によって異なります。学校から配布される評価基準やシラバス、授業での説明、テスト範囲表などを確認しておくことが大切です。
「3」と「4」の間にあるもの
「3はできていない」「4は何でも完璧」という考え方は誤解です。一般的には、次のような違いがあると言われています。
- 学習内容をおおむね理解している状態
- 複数の観点で、より安定して学習成果を示せている状態
- 一度だけではなく、日常の課題やテストで継続して成果を示している状態
- 指示されたことを終えるだけでなく、振り返りを次の学習に生かしている状態
評定の具体的な決め方や境界は学校・教科によって異なるため、「何点なら必ず4になる」と一律に言うことはできません。
3から4を目指す第一歩は、努力の量を増やすことではなく、どの観点で評価が届いていないのかを知ることです。
テスト以外で見直したい5つのこと
① 提出物は「出したか」だけでなく「中身」を確認する
- 空欄が多く残っていないか
- 丸付けだけで終わっていないか
- 間違い直しに考えた跡があるか
- 解答を写しただけになっていないか
- 指定された期限や形式を守っているか
「提出=自動的に高評価」ではありません。課題を通して何を理解し、どこを改善したかが大切です。
② 小テストを軽く扱わない
漢字、英単語、計算、用語などの小テストも、日常的な理解度を確認する材料になる場合があります。小テスト前だけ覚えて終わるのではなく、間違えた内容を定期テストまでに解き直しておくとよいでしょう。
③ 記述問題・レポート・発表を見直す
正解だけでなく、理由や考え方を説明する力が「思考・判断・表現」につながります。
- 結論だけで終わっていないか
- 根拠や途中の考えを書いているか
- 資料や授業内容を使って説明しているか
- 指示された条件に沿っているか
④ 振り返りを「できた・難しかった」だけで終わらせない
振り返りには、次の3点を書くことをおすすめします。
- 今回できるようになったこと
- まだ分からないこと、間違えた原因
- 次の授業や家庭学習で行うこと
長い文章を書くことよりも、学習を調整するための具体的な内容が重要です。
⑤ 授業で「分からないまま」を放置しない
分からない問題に印を付ける、授業後に質問する、教科書で確認する、家庭で解き直すなど、理解を修正する行動が大切です。「積極性=たくさん発言すること」だけではなく、自分の課題を把握して改善しようとする行動も評価につながります。
評価につながりにくい取り組みと、つながりやすい取り組み
| 評価につながりにくい | 評価につながりやすい |
|---|---|
| ワークの答えを埋めて提出する | 間違いの原因を確認し、自力で解き直す |
| ノートを色鮮やかにまとめる | 要点や自分が間違えた部分を整理する |
| 振り返りに「難しかった」と書く | 難しかった内容と次の改善方法を書く |
| 小テストが終わったら忘れる | 間違えた内容を記録し、数日後に再確認する |
| 分からなくても黙ってやり過ごす | 印を付け、質問や調べ直しで解決する |
| 提出期限の直前に一気に終わらせる | 授業の進度に合わせて進め、間違い直しの時間を残す |
「見た目を整えること」や「先生へのアピール」が目的ではなく、理解と改善が成果物から伝わる状態を目指しましょう。
通知表を見たら、最初に確認すること
通知表や成績資料に観点別評価が記載されている場合は、評定の数字だけでなく各観点を確認しましょう。
「全部を一度に変える」のではなく、まず1教科・1観点・1行動に絞ることをおすすめします。
弱い観点別の改善方法
知識・技能を改善したい場合
- 漢字、英単語、公式、重要語句を小分けにして覚える
- 小テストの間違いを放置しない
- ワークを答えを見ずに解き直す
- 定期的に短い確認テストを行う
思考・判断・表現を改善したい場合
- 答えだけでなく理由や途中式を書く
- 「なぜそうなるのか」を言葉で説明する
- 記述問題や資料問題を避けずに練習する
- 模範解答と自分の解答の不足部分を比較する
主体的に学習に取り組む態度を改善したい場合
- 学習目標を確認してから課題に取り組む
- 間違いの原因と改善方法を記録する
- 分からない問題を質問や調べ直しで解決する
- 振り返りで次の行動を具体的に決める
- 決めた方法が有効だったか再確認する
教科別に見直したいポイント
| 教科 | 見直したいポイント |
|---|---|
| 数学 | 途中式や考え方を残す/間違えた原因を分類する/記述問題で根拠を説明する |
| 英語 | 単語テストの間違いを蓄積しない/英作文を添削後に書き直す/文法を使って自分の文を作る |
| 国語 | 記述問題で本文中の根拠を示す/漢字テストの直しを行う/作文や振り返りを条件に沿って書く |
| 理科 | 実験結果と考察を区別する/結果から分かることを理由とともに説明する/グラフや資料を正確に読み取る |
| 社会 | 用語を覚えるだけでなく原因と結果を説明する/資料やグラフを根拠に記述する/間違えた用語を関連事項と一緒に整理する |
教科によって評価方法は異なるため、実際の評価基準を学校の資料などで確認しておきましょう。
1週間でできる「3から4」への行動プラン
| 曜日 | 行動 |
|---|---|
| 月曜日 | 授業予定と提出物を確認する |
| 火曜日 | 小テストの間違いを解き直す |
| 水曜日 | 記述問題を1問、理由まで書く |
| 木曜日 | 分からない問題を質問・確認する |
| 金曜日 | 今週の学習を3行で振り返る |
| 土曜日 | 弱い単元を何も見ずに解き直す |
| 日曜日 | 翌週に改善する行動を一つ決める |
長時間の勉強を求めるプランではなく、毎週の小さな行動を積み重ねるためのプランです。
中学生向けセルフチェックリスト
☐ 提出物の期限と指定された形式を確認した
☐ 空欄を残したまま提出していない
☐ 丸付けのあとに間違い直しをした
☐ 小テストの間違いをもう一度確認した
☐ 記述問題で理由や根拠を書いた
☐ 振り返りに次の行動を書いた
☐ 分からない問題をそのままにしていない
☐ 教科ごとの評価基準を確認した
☐ 自分が伸ばしたい観点を言える
☐ 次の学期に変える行動を一つ決めた
チェックの数だけで評価を予測するものではなく、学習方法を見直すためのリストとして活用してください。
保護者ができるサポート
通知表を見たとき、数字だけを責めずに改善点を一緒に探す声かけが大切です。
| 避けたい声かけ | おすすめの声かけ |
|---|---|
| 「どうして3なの?」 | 「どの観点を伸ばすとよさそう?」 |
| 「もっと手を挙げなさい」 | 「先生からどんな説明があった?」 |
| 「提出物を出せば4になるでしょう」 | 「提出物の中身で改善できそうなところはある?」 |
| 「次は絶対に4を取りなさい」 | 「次の学期に変える行動を一つ選ぶなら何にする?」 |
| 「テストの点数は悪くないのに、先生がおかしい」 | 「分からない評価基準は、学校や塾で確認してみようか」 |
学校の先生に感情的に抗議するのではなく、評価基準や今後の改善点を具体的に確認する姿勢が大切です。
よくある誤解
- 高得点を1回取れば必ず4になる
- 提出物をすべて出せば必ず4になる
- ノートをきれいにすれば評価が上がる
- 発言回数が多いほど主体性が高い
- 先生への印象だけで評定が決まる
- 塾に通えば自動的に内申点が上がる
学校や教科によって評価資料や判断方法は異なります。噂や友達の例だけで判断しないようにしましょう。
トライプラス諸口校でできること
ここまで見てきたように、内申点は定期テストの点数だけで決まるものではなく、日々の学習の積み重ねが関わっています。トライプラス諸口校では、テストの点数だけでなく、日々の学習・小テスト・提出物の進め方・間違い直しまで含めて学習方法を整えるサポートを行っています。
- 講師1人に生徒2人までの担任制個別指導
- 60分の個別指導と40分の演習を組み合わせた100分の学習
- 授業当日に小テストを実施し、80点を一つの目安に、理解が不十分な場合は説明と再テストを行う
- 教室長が学習の進捗、課題、提出物、ミスの傾向を確認
- 茨田中・茨田北中・横堤中など、学校ごとの定期テスト対策に対応
- 開校時間中は自習室を無料で利用可能
- 小学1年生から高校3年生まで対応
通塾すれば必ず評定が上がるというものではありませんが、テスト対策だけでなく普段の学習の進め方を一緒に見直すことは可能です。鶴見区・諸口エリアで個別指導塾をお探しの方は、ぜひ学習方法の見直しからご検討ください。
まとめ
- 通知表は定期テストだけで決まるものではない
- まずは3つの観点のうち、どこに課題があるか確認する
- 提出物は出すだけでなく、理解と改善が伝わる内容にする
- 小テスト、記述、振り返り、間違い直しも大切にする
- すべてを変えず、1教科・1観点・1行動から始める
次の学期に向けて、まずは1教科だけ、観点別評価と普段の学習方法を照らし合わせてみましょう。
通知表を見ながら、次に伸ばすポイントを一緒に整理しませんか?
定期テストの答案や通知表をもとに、現在の課題を相談できます。
テスト対策だけでなく、日々の勉強方法や提出物の進め方についてもご相談いただけます。
無料体験授業・学習相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
トライプラス諸口校
通知表やテスト答案をお持ちいただければ、現在の課題と今後の学習方法を一緒に整理いたします。まずはお気軽にご相談ください。
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