不安や心配事、お悩みの放置は危険です!!
「なんだか不安で落ち着かない」
「このままで大丈夫かな」
そんな気持ちになること、誰にでもあるのではないでしょうか。
不安や心配という感情は、目に見えず、
理由もはっきりしないまま私たちの心を占領してしまうことがあります。
特に学生や保護者の方にとっては、進路や成績、子育てや将来の生活など、
考え出すとキリがないほどの「気になること」が常に周りにあります。
一度考え出すと、どんどんと風船のように膨らみ、
破裂しそうなくらい大きくなってしまうものです。
けれど、その不安や心配には必ず「原因」があります。
そして、その原因に気づくことで、気持ちをラクにし、
前向きな行動に変えていくことができるのです。
不安や心配の原因はどこからくる?
不安や心配の多くは、次の3つの視点から生まれてきます。
1.過去の自分との比較
「あのときもっとやっていれば…」
「また同じ失敗をするかもしれない」
過去の経験が今の自分を縛ってしまうことがあります。
たとえば、テストで失敗した記憶があると、
次のテストでもまたうまくいかないのではないかと不安になることがあります。
仕事や家事でも同じですね。
思った以上に時間がかかった時、
あのとき、先に〇〇をしていれば…。ということ、多いです。
2.他人との比較
「友達の方が成績がいい」
「あの子はもっとできているのに」
周囲と比べて、自分に足りないものばかりを見つけてしまうことも、
心配の原因になります。
比較が自分を高めるきっかけになるなら良いのですが、
「ただ落ち込むだけ」になってしまうなら、見直しが必要です。
3.見たことのない未来への不安
「高校受験に失敗したらどうしよう」
「このまま成績が上がらなかったら」
未来に対する不安は、実際にはまだ起きていないことに対して、
頭の中だけでどんどん膨らんでいきます。
そして、まだ経験していないことだからこそ、
自分ではコントロールできないように感じてしまうのです。
「不安の正体」を見える形にする
不安や心配は、曖昧であるほど大きく感じてしまうものです。
だからこそ、まず最初にすべきことは「言葉にする」「書き出す」こと。
ステップ①:何が不安なのか、具体的に書く
「将来が不安」ではなく、
「高校に受かるか不安」「学力が足りているか心配」など、
より具体的に言葉にしてみましょう。
ステップ②:その不安をなくすために、何ができるか考える
「成績が心配」なら、
「苦手な単元を復習する」「毎日〇分勉強する」など、具体的な対策を書き出します。
ステップ③:準備を整えていく
不安が大きいときほど「準備不足」であることが多いです。
しっかり準備することで、自信がつき、不安は確実に小さくなっていきます。
ここで準備不足になってしまうと、
また不安の繰り返しです。
しっかりと準備することで、
自分はここまで頑張ってきたんだ!きっと大丈夫!!
と思えるはずですよ。
不安を減らす、その他の具体的対処法
上記のステップに加えて、以下の方法もおすすめです。
●不安を書き出したあとに「最悪のケース」を考えてみる
最悪のケースをあえて想定し、
そのときの対処法まで考えておくと、「実は何とかなるかもしれない」と感じられます。
●信頼できる人に話す
心の中で抱え込むと、不安は膨らむ一方です。
家族や先生、友人に話すことで、
自分だけでは気づけなかった視点を得られることがあります。
●成功体験を思い出す
これまで頑張って乗り越えた経験を思い出すことで、
「今回もなんとかなるかも」という前向きな気持ちになれます。
未来への不安や心配事は、その通りに進む率、非常に少ないです。
リスク管理、程度であればいいですが、
心配のし過ぎ、にならないように注意しましょう。
不安は「行動のサイン」
不安や心配は、「何かを変える必要がある」という心からのサインでもあります。
だからこそ、不安を否定したり我慢したりするのではなく、
「どうすれば解消できるのか?」という視点に変えてみましょう。
もし今、将来に対して不安を感じている方がいたら、
まずは紙とペンを持って、自分の不安と向き合ってみてください。
その一歩が、きっと未来を変える大きな一歩になるはずです。
不安や心配事でいっぱいになりそうなときは、
早めに書き出してみてくださいね!!


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