塾の外科手術
塾経営に携わり、30年以上が経ちました。
これまで多くのお子様と出会い、その成長を間腹で支えてきた自負があります。
ここトライプラス諸口校の責任者となって4年目。
地域の皆様に支えられ、多くの生徒が通ってくれる活気ある教室となりました。
しかし今年、私は一つの大きな決断をしました。
「学びの質を守るために、教室のあり方を抜本的に見直す」ということです。
塾内の外科手術の実施です。
結果として、多くの生徒たちが教室を去ることになりました。
経営者として、これほど大きな決断をしたのは、
長いキャリアの中でも初めての経験です。
なぜ、今、変える必要があったのか
私たちの教育理念の根幹には、
「主体性を育てる教育」があります。
自ら考え、自ら動く力を養う。
そのために、私は一人ひとりの可能性を信じて向き合ってきました。
しかし、いつしか教室の「空気」に変化が生じていました。
宿題を忘れることが当たり前の子が複数いたり、
小テストの準備を疎かにし、遅刻を繰り返す。
そうした「甘え」が教室全体に広がり、
本来、志を高く持って机に向かっていた生徒たちの集中力や意欲さえも、
少しずつ削ぎ落としていたのです。
「誰でも、どんな状態でも受け入れる」
それは一見、教育者としての優しさに思えるかもしれません。
しかし、本気で未来を創造しようとしている生徒たちの
「大切な時間」と「成長の機会」を奪ってしまっているのではないか。
そう気づいたとき、私はプロの教育者として、立ち止まらざるを得ませんでした。
「規律」は、自由な学びのための土壌
今回、塾内の規律を大幅に厳格化しました。
例えば、毎回の小テストは80点合格。
届かなければ、その日のうちに何度でも再テストに挑んでもらいます。
「以前より厳しくなった」と感じる方もいるでしょう。
しかし、これは決して生徒を追い詰めるためのものではありません。
「やればできる」という本物の自信を、その日のうちに掴み取って帰ってもらいたい。
そんな、一人ひとりへの「向き合う姿勢」の現れなのです。
変わったのは、教室の「熱量」です
多くの席が空いた今の教室には、
驚くほどの静寂と、心地よい緊張感が戻ってきました。
今、自習室でペンを走らせる生徒たちの背中からは、
「熱量」を感じます。
「学びが人を変え、社会を変える」
私はこの教育の力を、誰よりも信じています。
だからこそ、ここトライプラス諸口校を、
本気で自分を変えたいと願う生徒たちにとっての「最高の聖域」にしたい。
新しく生まれ変わった諸口校で、皆さんの挑戦を全力で受け止めます。

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