テスト勉強の順番に迷う中学生・高校生は多くいます。得意科目から始めるか苦手科目から始めるかは、性格ではなく目標点・締め切り・残り日数で決めるのが、大阪市鶴見区の個別指導塾トライプラス諸口校の考え方です。
テスト勉強は何から始める?迷う理由
「苦手な数学から始めると、時間がかかって他の教科ができない」「得意な英語から始めると、それだけで勉強した気になってしまう」。教室でも、こうした声をよく聞きます。
「提出物を優先すると、暗記科目が直前まで残る」「5教科すべて勉強しようとして、結局どれも中途半端になる」という悩みも同じくらい多いです。
「得意科目から始めるべき」「苦手科目から逃げてはいけない」など、テスト勉強の順番にはさまざまな考え方があります。ただ、すべての生徒・すべての時期に共通する一つの正しい順番があるわけではありません。
大切なのは、勉強を始めるための順番、点数を上げるための優先順位、テスト期間全体の順番を分けて考えることです。
結論:始め方と、力を入れる科目は別に考える
その日の最初は"始めやすい科目"、学習時間の中心は"点数を上げたい科目"にするのが基本です。
ただし、これは基本の型です。生徒の理解度、提出期限、テストまでの日数によって、実際の順番は調整します。
得意科目から勉強するメリットと注意点
メリット
勉強を始める負担が小さく、短時間で問題を進められます。勉強のリズムを作りやすく、「今日もできた」という感覚を持ちやすいのも利点です。
注意点
得意科目だけで学習時間を使ってしまう、できる問題ばかり解いて満足する、苦手科目を後回しにする理由になりやすいという面もあります。点数が伸びにくい部分へ時間を使えなくなるのが弱点です。
得意科目から始める場合は、最初の5〜15分程度をウォーミングアップとして使い、その後に優先科目へ移る方法がおすすめです。この時間はあくまで一例で、生徒の状況に合わせて調整してください。
苦手科目から勉強するメリットと注意点
メリット
集中力があるうちに難しい課題へ取り組め、早い段階で分からない問題を見つけられます。質問や解き直しの時間を確保でき、点数の伸びしろがある部分へ時間を使えます。
注意点
最初の問題で止まり、勉強全体が進まないことがあります。始める負担が大きく先延ばしされやすく、難しすぎる問題へ時間を使いすぎて「今日もできなかった」という感覚で終わる場合もあります。
苦手科目から始める場合は、次の方法を試してみてください。
最初に取り組むページを決める。基本問題から始める。悩む時間の区切りを決める。分からない問題に印を付けて次へ進む。そのうえで、後で学校や塾の先生へ質問することが大切です。
正しい順番を決める4つの判断基準
01.締め切り
提出日が近い学校ワークや課題は、得意・苦手に関係なく優先します。ただし、提出するために答えを写すだけにならないよう注意してください。
02.目標点との差
現在の点数と目標点の差を確認し、伸ばしたい教科へ時間を配分します。
例:現在60点、目標70点。基本問題の取りこぼしが多く、解き直せば取れそうな問題がある。このような科目は優先度が高いといえます。
03.理解度
「苦手」という感覚だけでなく、実際の状態を確認します。基本問題から分からないのか、基本は解けるが応用で止まるのか、解き方は分かるがミスが多いのか、暗記が不足しているのか、時間が足りないのか。
状態によって、必要な勉強内容と時間配分が変わります。
04.テストまでの日数
3週間以上前:苦手単元の理解と学校ワークを進める。
2週間前:全教科の1周目と苦手の解き直し。
1週間前:間違えた問題、暗記、混合問題。
3日前:まだ取れていない基本問題を優先。
前日:新しい難問より、覚えた内容とミスの確認。
「いつでも苦手科目から」という単純な順番ではなく、時期に合わせて変えることが重要です。
優先順位を決める4象限
「苦手か得意か」だけでなく、「目標点」「伸びしろ」「必要時間」で判断しましょう。
優先度A:苦手で、点数を上げたい
学習時間を最も多く配分。基本理解、質問、解き直しを行う。
優先度B:得意だが、維持したい
短時間で確認し、取りこぼしを防ぐ。
優先度C:苦手だが、今回は優先度低
基本問題と取るべき範囲に絞り、難問に時間を使いすぎない。
優先度D:得意で、安定している
確認時間を短くし、余った時間を優先度Aへ回す。
おすすめの1回の勉強順
STEP1 始めやすい課題でウォーミングアップ
英単語、漢字、計算、得意科目の確認など。長く続けず、勉強を始めるきっかけとして使う。
STEP2 最優先の苦手科目
集中力が残っているうちに、点数を上げたい教科へ取り組む。基本問題から始め、分からない問題には印を付ける。
STEP3 提出物・標準レベルの課題
学校ワークや期限のある課題を進める。提出するだけでなく、間違えた問題を確認する。
STEP4 暗記科目
英単語、漢字、理科・社会の用語などを、問題形式で確認する。見て覚えるだけでなく、何も見ずに答える。
STEP5 解き直しと翌日の確認
その日に間違えた問題を1〜3問解き直し、翌日に取り組む内容を決める。
勉強時間別のモデルプラン
以下の時間配分は絶対的な正解ではなく、あくまで一例です。定期テストの時間配分を考える際の参考にしてください。
| 60分 | 90分 | 120分 |
| 10分:得意科目または暗記でスタート 30分:最優先の苦手科目 15分:提出物または別教科 5分:解き直しと翌日の確認 |
10分:ウォーミングアップ 35分:最優先の苦手科目 25分:学校ワーク・提出物 15分:暗記科目 5分:振り返り |
10分:ウォーミングアップ 40分:最優先の苦手科目 10分:休憩 30分:2番目の優先科目 20分:学校ワークまたは暗記 10分:解き直しと計画 |
休憩時間や集中できる長さは、生徒によって調整してください。
タイプ別のおすすめ順番
なかなか勉強を始められない子
短い得意科目または暗記から始め、開始後に苦手科目へ移る。
得意科目ばかり勉強する子
最初の得意科目に終了時刻を設定し、その後の苦手科目を先に予定表へ入れる。
苦手科目で止まってしまう子
基本問題へ戻り、分からない問題に印を付けて、質問する内容を整理する。
提出物がたまっている子
締め切りの近い課題を優先しながら、毎日短時間でも暗記と解き直しを入れる。
5教科すべてが不安な子
全教科を均等に勉強せず、最優先教科・維持教科・最低限取る教科に分ける。
よくある失敗
・得意科目だけで勉強時間を使う
・最も難しい問題から始めて動けなくなる
・苦手科目へ毎日長時間を割り当てる
・5教科を毎日均等に勉強しようとする
・提出物を終わらせることだけを目標にする
・暗記科目を前日まで残す
・計画どおり進まないと、すべてを諦める
予定が崩れたときは、勉強をやめるのではなく、優先順位を付け直すことが大切です。
自分の正しい順番を決めるチェックリスト
□ 提出期限の近い課題を確認した
□ 教科ごとの目標点を決めた
□ 現在の点数と目標点の差を確認した
□ 基本問題から分からない教科を把握した
□ 得意だが維持したい教科を決めた
□ 今回、最優先にする教科を1つ決めた
□ ウォーミングアップの終了時刻を決めた
□ 苦手科目で悩む時間の区切りを決めた
□ 質問する問題に印を付けた
□ 暗記科目を前日まで残さない予定を作った
□ 解き直しの時間を確保した
□ 予定が遅れた場合の予備日を決めた
迷ったときは、"短い得意科目で始める→最優先の苦手科目→提出物→暗記→解き直し"の順から試してみましょう。
保護者ができる声かけ
避けたい声かけ
「苦手科目からしなさい」
「得意な教科ばかりしても意味がない」
「5教科を全部同じ時間勉強しなさい」
「一番難しい問題から逃げないで」
「計画どおり全部終わらせなさい」
代わりに使える声かけ
「今回、一番点数を上げたい教科はどれ?」
「最初に短く始めるなら、何がよさそう?」
「集中できる時間に、どの教科を入れる?」
「提出期限が近いものはある?」
「分からない問題を先生に聞く時間は取れそう?」
「予定が遅れているなら、何を優先し直す?」
保護者が順番をすべて決めるのではなく、子どもが優先順位を言葉にできるよう支えることが大切です。
まとめ
得意科目と苦手科目のどちらから始めるかに、全員共通の正解はありません。勉強を始めにくい子は、得意科目や短い暗記から始めてもよいですし、学習時間の中心は点数を上げたい優先科目へ配分します。
苦手科目は基本問題から始め、分からない問題で止まりすぎないことが大切です。得意・苦手だけでなく、締め切り・目標点・理解度・残り日数で順番を決め、どちらか一方に偏らないようにしましょう。
計画が崩れた場合は、優先順位を付け直せば大丈夫です。最後に解き直しと翌日の課題を確認する習慣が、次のテストにつながります。自分に合った順番は、少しずつ試しながら見つけていくもの。焦らず取り組んでいきましょう。
何から始めるか迷うテスト勉強を、
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トライプラス諸口校は1対2の担任制個別指導です。60分の個別指導+40分の演習で、その日に学んだ内容の定着を確認します。演習時の小テストは80点以上を合格の目安とし、届かなかった場合は説明と再確認を行います。教室長が生徒ごとの進度や課題を管理し、目標点・理解度・テスト日程に合わせて教科の優先順位を調整します。茨田中・茨田北中・横堤中など、学校別の定期テスト対策にも対応しています。自習室は開校中、無料でご利用いただけます。
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