2025年8月4日月曜日

夏休みに成績が伸びる子がやっている“たった1つの習慣”

 

夏休み中盤

夏休みも中盤。


「思ったより勉強が進まない」

「ダラダラして時間だけが過ぎていく…」

そんな焦りを感じているご家庭も多いのではないでしょうか。


一方で、この夏にぐんぐん成績を伸ばしている子たちも、確かにいます。


実はその子たちが必ずやっている“ある習慣”があります。

特別な教材でも、毎日10時間勉強することでもありません。


その習慣とは――
「前日の振り返りを、翌日の朝にしている」ことです。



えっ、それだけ?…と思う方へ

「振り返りなんて当たり前じゃない?」

「それで成績が伸びるの?」


そう感じた方も多いかもしれません。

でも実際には、「やったことで満足して終わり」になっている子が非常に多いのです。


大切なのは、“振り返りの質”と“タイミング”

夏に伸びる子は、やったことを終わらせたままにせず、

翌日の朝に軽く復習・確認をする習慣を持っています。


たった5分〜10分の振り返りが、

理解の定着・ケアレスミスの防止・自信の蓄積につながっているのです。



翌朝の振り返りが“学力アップ”につながる3つの理由

① 記憶の定着を強化できる

人間の脳は、寝ている間に記憶を整理します。

つまり、前日に学んだことを翌朝に復習することで、「長期記憶」に変わりやすくなります。

「1回やって終わり」よりも、「翌日に軽く見直す」方が圧倒的に忘れにくくなるのです。



②「できた」「できなかった」を整理できる

夏に伸び悩む子の特徴の一つに、

「どこができて、どこができなかったか」を自分で把握できていない点があります。


朝の振り返りでは、

  • 昨日の問題で間違えたところをもう一度やる

  • わかっていたと思っていた部分を確認してみる


といった作業を通じて、自分の理解度を客観的に見る習慣がつきます。

この習慣が、後の模試や受験勉強に大きく役立つのです。



③ 自信とモチベーションにつながる

朝、前日の勉強を見返して「覚えていた!」「解けた!」という体験があると、

それだけで一日が前向きに始まります。


逆に、前日やったことをすっかり忘れていると、

やる気もガクッと下がってしまいますよね。


勉強は“自信の積み重ね”が最大のエネルギー源

毎朝の5分復習は、心のエンジンを温めてくれる“習慣の魔法”なんです。



どうやって振り返る?やり方の例

とはいえ、「具体的にどうやるの?」という声もあると思いますので、

簡単な振り返り方法を3つご紹介します。



📘1. 「昨日の1問」を朝に解いてみる

前日にやった問題の中から、1問だけ選んで、朝もう一度解いてみる。


  • 昨日ミスした問題

  • 覚えにくかった英単語

  • 意味が曖昧だった理科の用語 など


これだけでも記憶にグッと定着します。



📒2. ノートを10分だけ読み返す

復習用の「確認ノート」や「まとめノート」がある場合は、

それを朝にざっと見返します。


音読するのも効果的。

特に国語・社会・理科の暗記事項は、口に出すことで脳に残りやすくなります。



🗒️3. 「昨日の自分へのメモ」を残す

前日の勉強後に「これは明日もう一回やる」とメモしておき、

それを朝イチで確認するスタイルです。

「覚えてた!」という達成感がやる気につながります。



保護者ができるサポートとは?

この“振り返り習慣”は、お子さんひとりでもできますが、

最初のうちは保護者が少しだけ声をかけてあげると、より定着しやすくなります。


たとえば…

  • 「昨日やったあの漢字、今覚えてる?」

  • 「昨日の理科、朝ごはんのときにクイズ出してみようか」

  • 「あの問題、今なら自力で解けるかな?」


こんな一言で、朝の復習タイムが“楽しい親子の時間”にもなります。

無理に毎日でなくてもOK。週に2〜3回だけでも、継続すれば効果は出てきます。



成績は、“積み上がる仕組み”で伸びる

勉強の成果は、ただ「たくさんやったか」では決まりません。

やったことをどれだけ身につけたか、振り返ったかが、成績の伸びを左右します。


その鍵になるのが、“翌朝の振り返り”というたった1つの習慣。

  • 5分でできる

  • 道具もいらない

  • 毎日やれば、学力もやる気も伸びていく


この夏、お子さんの学習スタイルにこの“たった1つの習慣”を取り入れてみませんか?



次回は、「親の声かけひとつで変わる!夏の勉強がはかどる魔法の言葉」をお届けします。

毎日のサポートに役立つヒントを、具体例とともにお伝えします!




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2025年8月3日日曜日

学力差はここでつく!“夏の午前中”を制する者は受験を制す?

 よくあるご相談


「うちの子、夜型なんです」

「午前中はダラダラしていて、動き出すのは昼過ぎ…」


夏休み中、こんな声を本当によく耳にします。

一方で、夏に一気に伸びる子にはある共通点があるのをご存知ですか?


それは――
「午前中に勉強している」ということ。

今回は、「なぜ午前中なのか?」という理由と、

午前中をうまく活用する具体的な方法をご紹介します。



午前中の使い方で“差”がつく理由

実は、脳科学的にも「午前中は集中力が高まる時間帯」と言われています。

特に朝の9時〜11時頃は、記憶力・思考力がもっとも高まるゴールデンタイム


この時間をダラダラと過ごすのと、集中して勉強するのとでは、

1ヶ月後・2ヶ月後に大きな差となって表れます。


また、午前中に勉強することにはこんなメリットもあります

  • ✅ まだ疲れていないので集中力が高い

  • ✅ 他の誘惑(LINEやゲーム)が少ない

  • ✅ 勉強が終わっているという安心感が午後の行動にもプラスに働く


午後から夜にかけては、部活・習い事・友人との予定などで生活が乱れがち。

だからこそ、午前中を「勉強時間」として固定することが、

夏のリズムを安定させるカギになるのです。



成績上位の子は午前中にこれをやっている!

では、実際に成績上位の子たちは午前中にどんな学習をしているのでしょうか?

多くの生徒に共通しているのが、


  • 「苦手科目」や「思考力が必要な科目」を午前に回す

  • 計算・暗記・演習は午後や夜に回す

という“脳の使い方に合わせた時間割”を意識している点です。


たとえば

  • 朝9:00〜10:30:数学の文章題や応用問題

  • 10:30〜11:00:英語長文

  • 昼食後〜午後:漢字・英単語・理社の暗記

  • 夜:復習・その日の確認テスト


このように、午前中は「脳が元気な時間」をフル活用して、

“頭を使う系の学習”を優先しているのです。



「午前中学習」を成功させる3つの工夫

ここでは、午前中を学習タイムに変えるための実践的な方法を3つご紹介します。


1. 朝の“ゴール”を決めておく

「9時に起きる」よりも、

「9時〜10時で国語のワーク3ページやる」と決める方が、行動に移しやすくなります。


時間よりも“やること”を明確にするのがポイントです。

ゴールがあれば、「終わったら自由時間にしよう!」というメリハリも生まれます。



2. 親子で“午前中ルール”を共有する

子どもだけに任せると、どうしてもペースが乱れてしまいます。

そこで、家族でルールを決めて共有しておくのが効果的です。


例:

  • 朝8時に起床、8時半に朝食、9時〜11時は学習タイム

  • 家族もこの時間はテレビ・スマホを控える(協力ムードをつくる)


“家庭全体で応援する雰囲気”があると、子どもも自然とやる気になります。



3. 終了後は「何をやったか」を振り返る

午前中の勉強が終わったら、

「今日の成果」を1分で振り返るだけでも、継続しやすくなります。


たとえば、メモ帳やノートに

  • 数学 応用問題 3問クリア

  • 英単語 20個覚えた


など、やったことを記録しておきましょう。

蓄積されることで、達成感と自信がどんどん高まっていきます。



午前中にリズムが整えば、午後も夜も変わる

午前中が充実すると、その後の時間も自然と整います。

「午前中に勉強できた」という満足感は、午後や夜の過ごし方に良い影響を与えます。


逆に、「午前中にダラダラしてしまった…」という気持ちは、

その日1日のモチベーションを下げる原因に。


たった2時間でも、毎日積み重ねれば夏休み全体で30〜40時間分の差になります。

これは、小テストや実力テストの点数にそのまま現れるほどの大きな違いです。



まずは“明日だけ”でもやってみよう

すべてを完璧にやろうとする必要はありません。


「明日だけ午前中に机に向かってみよう」

「1科目だけでも終わらせてみよう」


そんな小さな一歩が、大きな変化のはじまりです。


午前中に勉強する習慣は、受験だけでなく、2学期以降の学習にも大きな武器になります。



次回は、「夏休みに成績が伸びる子がやっている“たった1つの習慣”」をお届けします。

引き続き、子どもたちの成長を応援する情報をお届けしてまいります!


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2025年8月2日土曜日

やる気が続かない…そんな子におすすめの勉強法3選

よくあるご相談


 夏休みに入り、「やる気の波が激しい」「最初は頑張っていたのに続かない…」

そんなご相談がとても増えています。


お子さんは、決してサボりたいわけではありません。

勉強に向かう気持ちも、最初はあったはずです。


でも、次第にやる気がしぼんでいく――

それは、

勉強法が合っていなかったり、「小さな成功体験」を積めていないこと

が原因かもしれません。


今回は、そんな「やる気が続かない子」にこそ効果的な、

続けやすく達成感が得られる3つの勉強法をご紹介します。



1.「タイマー学習」〜時間で区切ると集中力が生き返る〜

人の集中力は、長く続くものではありません。

特に小中学生の場合、15〜40分が限界と言われています。


■小学生の場合

  • 低学年(1~3年生)15〜20分程度
    → 興味のあることならもう少し伸びるが、座学や読解などは短め。

  • 高学年(4~6年生)20〜30分程度
    → 授業時間(45分)を通しで集中できる子は少数派。途中での小休憩が効果的。

■中学生の場合

  • 中学1〜3年生30〜40分程度


そこでおすすめなのが、「時間で区切る勉強法」です。


たとえば、

  • 15分だけタイマーをセットして勉強

  • タイマーが鳴ったら、5分休憩

  • 再び15分スタート!


このように区切って取り組むと、「あと少しで終わる」「とりあえず15分だけ」と思えて、

心理的なハードルがぐっと下がります


この方法のポイントは、「勉強量」ではなく「勉強時間」に注目すること。

問題が解けなくても、15分頑張ったこと自体を評価する仕組みにすることで、

やる気の維持につながります。



2.「チェック式ToDoリスト」〜達成感を“見える化”しよう〜

やる気が続かない子は、頑張った自分を実感できていないことが多いです。

そんなときに効果的なのが、“やったことが目に見える”勉強法です。

おすすめは、1日のToDoリストを自分で作ること。


  • 「漢字ドリル3ページ」

  • 「数学の問題集10問」

  • 「英単語10個」 など


このように、具体的な作業を小さく分けてリスト化します。

終わったらチェックをつけていくことで、達成感が積み重なります。


さらに、「できたら赤丸シールを貼る」「スタンプを押す」など、

小さなご褒美を入れると、モチベーションがアップ。

大切なのは、「やった量」ではなく

「やったことを自分で確認できること」。

これは、習慣化の第一歩になります。



3.「できたこと日記」〜“自信”がやる気の火をつける〜

最後に紹介するのは、勉強そのものではなく、「気持ち」に働きかける方法です。

それが、“できたこと日記”

毎晩寝る前に、「今日できたことを3つ」書き出すだけです。

たとえば、

  • 英語の長文が最後まで読めた

  • 計算問題をミスなく解けた

  • 朝9時に机に座れた など


どんなに小さなことでもOKです。

大事なのは、“自分はちゃんと前に進んでいる”という実感を持つこと。

この積み重ねが、「できるかも」「次もやってみよう」という気持ちを引き出してくれます。


最初は親子で一緒に書いてみるのもおすすめです。

「今日は頑張ったね」と声をかけることで、親子の会話も自然に増えますよ。



やる気が続かないのは「性格」じゃない

「うちの子は飽きっぽいから…」

「勉強が嫌いだから続かないんです」


そう思ってしまいがちですが、実はやる気が続かないのは“仕組み”の問題です。


  • 時間で区切る

  • 見える形で成果を残す

  • 自分を肯定できる記録をつける


この3つの工夫を取り入れるだけで、

「気がつけば机に向かっていた」という姿が自然と増えていきます。



明日からできる、小さな変化を

やる気が出ない日もあります。

そんなときは、無理に叱ったり詰めたりせず、

「できる形」に変える工夫をしてみてください。


勉強が続くかどうかは、「気合」や「性格」ではなく、

「仕組み」と「実感」が握っています。


まずは明日、「15分タイマー学習」から試してみませんか?


次回は、

「学力差はここでつく!“夏の午前中”を制する者は受験を制す?」をお届けします。

こちらもお楽しみに!



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中学受験 その21 【ボンちゃん、ホームステイに行く、の巻】

 ここのところ、業務大忙しで、全くSNS関係手に付けておりません。

夏期講習が始まり、8-23時という長時間業務になっております。


授業で手一杯になっておりまして、完全放置。


そんな中、息子のボンちゃんは、オーストラリアへ。

ホームステイをしに旅立ちました。


昨年度は、絶対に行かないもん!!

と言っていたボンちゃん。

海外のポケモンカードの欲しさに、

やっぱオーストラリア行ってくるわ!!

と心変わり。


ホームステイ直前の臨海学校は、

自然は怖いから行かない!!

危機回避!!

と宣言し、本当に行きませんでした。



短期のホームステイですが、

きっと学力低下は免れないな。と思う母。

帰国直後のテストは散々な目に合うと思われます。


が、

それも経験ですので、気にしないことにしております。



出国の日、お見送りに関空まで行ってきました。

もっと緊張したり不安になったりするのかな?


と思いましたが、

我が息子ボンちゃん。


バッイバーイ✋😁

と、振り向くこともなく元気に去っていきました。


親としましては、

向こうに無事に到着できること、

元気でいてくれること。

この2つが希望です。



ボンちゃん、英語はてんでダメでして、英語は全く話せません!!

ハロー、くらいではないでしょうか?


出国前日に、最初の挨拶だけ教えましたが、

他は全くわかっていないかと。


親としましては、

自分で何とかしてきなさい。

ですね。


少しは自立して帰ってくるでしょうか?

楽しみです。



で、この10日間の勉強は、と言いますと、

です!!


文化を学ぶ、が目的ですので、日本の勉強からは完全に離れます。

オーストラリアの学校へ行くにも、

なんせ英語ができませんから、

きっと何にもわからないでしょう。

何とかしてきなさい。

ですね。



行く、と決まったときには小学校の先生から、

受験はどうするのですか?いいんですか?

と電話があるくらい心配されましたが、

いいんです!!

本人が決めたことですので。


もちろん中学受験を甘く見ているわけではありません。

夫と私の考えではありますが、

したいことはさせる。(他人と自分を傷つけないことが条件で)

ことにしております。



決して彼の我が儘をすべて受け入れる、というわけではありません。

思った結果とならないかもしれませんが、

自分で決めたことは、

最後まで貫き通せ、やり抜け!

という考えを夫婦ともに持っております。


失敗してもいいよ、ということではありません。

失敗しないように、何をすべきか、何ができるのか、そして今何をするのか。

そこをきちんと考え計画立てて行動する。

そして自分の目標に向かって、最大限の努力をする。


それで失敗したときは、それが自分の結果であり、

その結果を受け入れる。

ということですね。


ちなみに目標立てて、そこにたどり着くまでに努力しなかった場合は、

辞めさせます。



現在の学習状態では、彼の望む学校へはまだまだですな😏

といったところが母の感想です。

帰国した後、少しはしっかりしてくれれば…

というのが親の想いであります。



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夏休みなのに全然進まない…“やる気が出る家のルール”とは?

こんなことありませんか??

夏休みも半ばに差し掛かるこの時期、

保護者の方からよく聞こえてくるのがこんな声です。


「最初の数日はやる気あったのに、今は全然…」

「昼夜逆転気味で、生活がだらけてる」

「塾には行ってるけど、家ではスマホばっかり」


実はこれ、あなただけではありません。

多くのご家庭で同じような悩みが生まれています。

でも、それは決してお子さんの

“根性”や“意志の弱さ”が原因ではないのです。



時間はあるのに、進まないのはなぜ?

夏休みは「勉強のチャンス」と言われる一方で、

自由な時間が増える分、管理が難しくなる時期でもあります。


やる気があるかどうかよりも、どんな環境と仕組みで過ごしているかが、

学習の成果に大きな差を生むのです。

実際、塾に通っていても、家庭内のリズムが崩れてしまえば、

せっかくの学びが活かしきれません。


たとえばこんな事例があります

  • 朝寝坊が続き、午前中が丸ごとつぶれてしまう

  • 勉強しようと思っても、スマホの通知が気になって集中できない

  • 親が「勉強しなさい!」と声を荒げ、子どもは反発してやる気ゼロに…


これらは、決して特別な例ではありません。

どれも、“本人のやる気”ではなく

“家庭のルールの不在”によって起きていることなのです。



「やる気が出る家のルール」3選

では、どうすれば家の中で“やる気が出る仕組み”をつくることができるのでしょうか?

ポイントは「勉強しなさい」と言わなくても、

自然と机に向かいたくなる環境をつくることです。

ここでは、今日からできる3つの家庭ルールをご紹介します。



1.「朝ごはんの時間を固定する」

最もシンプルで効果的なルールです。

起きる時間を決めるよりも、「●時に朝ごはんね」と決める方がハードルが低く、

親も声かけしやすいです。


たとえば「8時に朝ごはん」と決めれば、

自然と7時台には起きて準備をする流れになります。


すると、朝食後の9時〜11時が勉強タイムとして定着しやすくなります。

ポイントは「勉強しなさい」とは言わず、「朝ごはん一緒に食べよう」と伝えること。

この一言で、家庭の空気がぐっと柔らかくなります。



2.「1日のToDoを“見える化”する」

「今日は何をやるか?」が曖昧なままだと、やる気も計画も空回りしがちです。

ホワイトボードやカレンダー、ふせんなどを活用して、

“今日やること”をリストにしましょう。


おすすめは、お子さん自身に書かせること

たとえば、「漢字ドリル3ページ」「数学の宿題」「読書30分」など、

1日3つ程度に絞るのがコツです。


できたらチェックを入れることで、達成感も生まれます。

「自分で決めたことをやり切った」――この感覚が、やる気を育てます。



3.「勉強時間の最初と最後に“親が登場”」

勉強の中身に口を出す必要はありません。

大切なのは、「始まり」と「終わり」に親が関わることです。


たとえば、勉強を始めるときに「頑張ってね」と一声かけるだけで、

やる気のスイッチが入ります。


終わったときには「お疲れさま!集中してたね」とねぎらいの言葉をかけてください。


このときのコツは、成果ではなく“過程”をほめること

「全部解けたの?」よりも、

「ちゃんと机に向かってたね」の方が、子どもは次もがんばろうと思えます。



家庭の仕組みが、子どもを変える

夏休みは、学校のような明確なスケジュールがなく、

自由度が高い分、自己管理が難しい時期です。

でもだからこそ、「子どもを叱る」のではなく、

「家庭のルールを整える」ことが効果的なのです。


  • 朝の時間を整える

  • その日にやることを見える形にする

  • 頑張りに気づき、認めてあげる


これだけで、お子さんの表情も勉強への姿勢も驚くほど変わっていきます。



まずは明日、朝ごはんから

「何から始めればいいのかわからない…」という方は、

まず明日の朝ごはんの時間を決めるところから始めてみてください。

たったそれだけで、夏休み後半のリズムが大きく変わるかもしれません。


次回は、「やる気が続かない…そんな子におすすめの勉強法3選」をご紹介します。

ぜひ、次回もご覧くださいね!



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夏休みに成績が伸びる子がやっている“たった1つの習慣”

  夏休み中盤 夏休みも中盤。 「思ったより勉強が進まない」 「ダラダラして時間だけが過ぎていく…」 そんな焦りを感じているご家庭も多いのではないでしょうか。 一方で、この夏にぐんぐん成績を伸ばしている子たちも、確かにいます。 実はその子たちが必ずやっている “ある習...