2025年4月30日水曜日

教室長ハリマの思うことーその1

 今日は、GW週間とあって、ブログものんびりモードです。

あまり意味のない文章になってしまうかもしれません。

スミマセン。



私は以前、どこかで書いたと思いますが

【今】【この瞬間】【目の前にあること】

を大切にしております。



ですので、


昭和の時代やったら〇〇やったなぁ、

とか

自分は●●の時代の人間やから…

とか

昔はこの方法で俺は成功したんやー。

など言う、今後成長しません的な、また過去でストップしている的な発言は、

正直苦手です。


いや、今の令和の時代に生きてるやん。

その手法と考え、『』に通じるん?

という感じでしょうかねぇ。

うぅ~ん、伝わります?この感覚。


かと言って、

学生の話についていけてるか?と聞かれれば、

答えはNOですし、

なんだったら若手講師の話もわからん、、、となることは、

時々ございます。


ですが、話の合う合わんに関わらず、

新しいことは取り入れ、学んでいこう!

と常日頃から考えております。

そしてわからんことは、しつこいくらい聞く!

嫌われない程度に、ですがね(笑)



どんどん新しい物ができ、新しい言葉が増え、考え方もが新しくなっていく。

日々とても新鮮です。


新しい物を使ってみたり、新しい考え方に共感してみたり、

とてもとても楽しいです。

全てが受け入れられるわけではありませんが、

それでも面白い考え方するな。と思うことも多いですよ。



そこで今回は、私がなかなか理解できなかったお話。



先日若手講師と話をしていましたところ、

先に結論が知りたい。との意見。

たしかに手っ取り早いです。


私は、時間のロスを防ぐために、

数学や物理の問題を解く時は解答を開けたまま、問題に取り組みます。

解法手順を知ったうえで自分で解くのは、確認作業をする、といった具合でしょうか。


若手講師の結論が先。の場合、

本、映画、ドラマ、などは結果だけでいい。

だから、映画は1.5倍速で見て、最後だけ普通倍速にして視聴。

本は、目次を読んで、必要そうなところだけを読む。

とのこと。



結果にたどり着くまでの、

スリルと感動、

そして今後の展開を想像する楽しさ、

とかないんかぁーーーい!!


と申しましたら、結果までの道のりが長いとイライラする。

とのことでした。


まぁ、性格もあるかもしれませんが、

その話を聞いたときから、

思考力や想像力、

感受性はどのように養われるのか?

と、ずーっと考えております。


たしかに本や映画、ドラマを観なくとも人は成長するし、

いいのでしょうけれど、

なんだか寂しいもんやなぁ、とも思いました。

週に2冊は読破する私からすれば、の話です。


考え方の強制をするつもりはありません。

当然、効率化できるので時間的余裕も生まれると思います。

ちょっと省く場所が違うだけなんでしょうけれど、

これまた時代の流れ、なのでしょうか。


うぅ~ん、私はこの結果だけ見る、という流れには、

乗ってけませんでした💧

ということで、今晩は思考力、想像力、などの育て方、

について考えることになりそうです。




2025年4月25日金曜日

【勉強が続かない子必見】性格・特性に合わせた学び方でやる気アップ!

学習の持続力は、お子様ぞれぞれ 

「どの教材を使っても、なかなか成果が出ない」

「頑張っているのに、勉強が続かない」

そんなふうに悩んでいませんか?


実は、子どもに合った勉強方法を見つけられていないだけかもしれません。

子どもの性格や特性に合った学び方を選ぶことで、

やる気や集中力はぐっと高まります。


今回の投稿では、子どもに合う勉強法を見つけるヒントを、

タイプ別に詳しく解説します。

勉強嫌いを克服したい、子どものやる気を引き出したいと考えている方は、

ぜひ参考にしてくださいね!



◆「努力が続かない」=「やり方が合っていない」サインかも?

子どもが学習を続けられない、集中できないとき、

「もっと頑張りなさい」と叱ってしまうこと、ありませんか?


ですが、それは単なる「根性不足」ではなく、

性格に合わない勉強方法を押し付けられているサインかもしれません。


たとえば…

  • 慎重な子に、スピード重視の問題演習

  • 感覚派の子に、理屈だけの説明

  • 自由を愛する子に、ガチガチの時間管理


このように、子どもの性格と学び方が噛み合っていないと、

努力しても成果が出ず、結果的に自己肯定感の低下を招いてしまいます。



◆子どもの性格別・効果的な学び方まとめ

子どもの特性に合わせたアプローチをすることで、

「できた!」という小さな成功体験を積み重ねることができ、

やる気も自然と引き出されます。

ここでは、タイプ別におすすめの学び方を紹介します。


🌱 コツコツ型(慎重派)

特徴:計画的に物事を進めるのが得意。失敗を恐れる傾向あり。

✅スモールステップで小さなゴールを設定

✅達成できたらすぐに「よく頑張ったね」と承認

✅長期計画より、短期目標で達成感をこまめに演出


🌈 直感型(自由人タイプ)

特徴:ひらめき重視。興味のあることには全力投球。

✅興味関心に合わせたテーマ学習(プロジェクト学習)

✅実験・体験型学習で「五感」を使った学びを促進

✅答えが一つに限らない自由課題を多めに取り入れる


🔥 競争心強めタイプ

特徴:負けず嫌いで、勝つことに大きな喜びを感じる。

✅ゲーム感覚のクイズやタイムチャレンジ

✅「昨日の自分に勝とう」を合言葉に自己成長を促進

✅ミニテストやランキング形式でモチベーション維持


🍀 マイペース型(のんびりタイプ)

特徴:自分のペースを大切にしたい。急かされると逆効果。

✅マイペースに取り組める自由学習タイムを設定

✅できたことにフォーカスしてしっかり承認

✅プレッシャーをかけず、長期的な成長を見守る



◆子どもに聞いてみる:「どんなふうに学びたい?」

一方的に方法を押し付けるだけでは、子どものモチベーションは上がりません。

そこでおすすめなのが、子ども自身に質問することです。

例えば、

  • 「どんな勉強なら楽しい?」

  • 「どうすればもっと続けやすいと思う?」

このような問いかけをするだけで、

子ども自身が主体的に学び方を選ぶ意識を育てることができます。

また、自分で考えた方法なら、続ける意欲もぐっと高まります。



◆学び方探しは「試行錯誤してOK!」

大切なのは、最初から完璧な方法を見つけることではありません。

試行錯誤しながら、自分に合った学び方を探していくこと自体が、

子どもの成長にとって大きな意味を持ちます。


  • うまくいかなかったら、やり方を変えればいい

  • 合わなかったら、また別の方法を試せばいい

そんな柔軟な姿勢で見守ってあげることで、

子どもたちはどんどん「学びに向かう力」を育んでいきます。



◆子どもに合った勉強法で、やる気を引き出そう!

子ども一人ひとり、性格も得意なことも違います。

「やる気がない」「続かない」と感じたら、

まずは学び方を見直してみることが大切です。


自分に合った方法で学ぶと、子どもたちは自然とやる気を出し、

自己肯定感も高まります。


そして、将来的には自分に合った学習スタイルを自分で見つけ、

一生使える「学びの力」を身につけていくことができるでしょう。

今、お子さんのやる気や勉強スタイルに悩んでいる方は、

まずは一緒に小さな一歩から始めてみませんか?



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2025年4月23日水曜日

「三日坊主」を卒業する方法|心理学でわかる“習慣が続く人”の思考と行動

 

習慣化の心理学で「続けられる自分」になる方法

「やる気はあるのに、続かない」

「勉強を始めても、三日もたない」

「家事やダイエット、結局いつも途中でやめてしまう」


そんな自分にガッカリした経験、ありませんか?


実はこれ、意志の問題だけではありません。

“習慣”には脳のしくみが深く関係しており、

「続けられないのは当然」と言える側面もあるんです。


でも、だからこそ――

心理学を使えば、誰でも「続けられる自分」になれるんです。



◆そもそも「習慣」ってどう作られるの?

行動心理学では、習慣は以下の3つの流れでできるとされています。

① きっかけ(Trigger)

何かのきっかけで行動が始まる。

例:「起きたら顔を洗う」「机に座ったら勉強を始める」


② 行動(Action)

実際に行うこと。

例:「英単語を10個覚える」「10分だけストレッチする」


③ 報酬(Reward)

行動のあとに得られるプチ満足。

例:「達成感」「チェックリストに✔」「自分へのごほうび」


この3つが連動することで、脳が「これは良いこと」と認識し、

行動が自動化=習慣化していくのです。



◆なぜ三日坊主になるのか?

習慣化に失敗する大きな理由は、次の3つです。

❌最初から完璧を目指しすぎる

「毎日1時間勉強する!」「毎日10km走る!」など、

最初に大きすぎる目標を立てると、挫折しやすくなります。


人間の脳は急激な変化を“ストレス”と感じて拒否する性質があるためです。


❌きっかけがあいまい

「気が向いたらやる」「時間ができたらやる」

このような“フワッとした約束”は、

脳にとっては「いつやるのか分からない=忘れる」という結果になります。


❌ごほうびがない

人間は報酬があるから頑張れます。

「やった後に何も得がない」と、脳はモチベーションを感じづらくなります。



◆三日坊主を防ぐ!習慣化の5ステップ

✅1. 「とにかく小さく始める」

ポイントは、「やる気がなくてもできるレベル」にすること。


たとえば、
・「英単語1個だけ見る」
・「机に3分だけ座る」
・「服を1枚たたむ」

など、「え?それだけ?」と思うくらい小さくてOK

成功体験を積むことで、「自分はできる」というセルフイメージが育ちます。



✅2. 「いつ・どこで・何をやるか」を決める

脳は「具体的な予定」があると行動しやすくなります。


例:
・「朝起きてすぐ、机で5分間数学の問題を解く」
・「ご飯の後、リビングで10分間片づける」


「時間・場所・行動」の3点セットがカギです。



✅3. 「見える化」して毎日チェック

カレンダーやアプリ、チェックリストなどを使って、

自分の行動を“見える化”しましょう。


「今日もできた」と確認することが、小さな達成感になり、

それが続けるエネルギーになります。


特に、3日・7日・10日・21日・30日という“区切り”で自分を褒めるのが効果的です。



✅4. ごほうびを用意する

「続けたら○○ができる」「これを終えたら好きな動画を見ていい」など、

自分なりの報酬設定をしましょう。

人は“嬉しいこと”と“努力”がつながると、次もまたやりたくなるものです。



✅5. 「続かなかった日」があっても責めない

大切なのは「再開すること」。

習慣づくりにおいて、“中断”よりも“あきらめ”が敵です。

1日サボっても、「また明日からやろう」と思えたら、それはもう成功です。



◆「続けられる人」は、意志が強い人じゃない

習慣化がうまくいく人は、意志が強いから続いているわけではありません。

「無理せずできる仕組み」をうまく作っているから、続けられるんです。


だからあなたも、「続けること」にプレッシャーを感じる必要はありません。

ほんの少しのコツと仕組みづくりで、誰でも「続く自分」に変われます。



最初は1歩。次にもう1歩。

その積み重ねが、やがて「習慣」という強力な味方になってくれるはずです。

さぁ、これ出来る!と思った今がチャンス!!

早速行動しみよう!!



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2025年4月22日火曜日

「やらなきゃ」と思ってるのに動けないのはなぜ? 〜心理学で読み解く“現状維持バイアス”〜

 〜心理学で読み解く“現状維持バイアス”〜

「勉強しなきゃ…でも、ついスマホを触ってしまう」

「片づけようと思ってるのに、なぜか腰が重い」

「やらないといけない仕事があるのに、なかなか手がつかない」

こういった“やる気のなさ”や“先延ばし”に、心当たりはありませんか?


頭では「やったほうがいい」「今やるべき」と分かっているのに、

どうしても体が動かない…。


その原因は、あなたの意志が弱いからではありません。

実はこれ、人間に元々備わっている「心理のしくみ」が関係しているのです。



◆「現状維持バイアス」とは?

人にはもともと「今のままでいたい」という心理的傾向が備わっています。

これを心理学では「現状維持バイアス(Status Quo Bias)」と呼びます。

この現象は、

「何か新しいことを始めようとすると不安になる」「変わるのが怖い」

といった気持ちとして、私たちの行動に現れます。


「やったことがない勉強法を試す」

「普段しない時間に家事をやってみる」

「初めての業務に取り組む」

こういった変化には、どこかしら抵抗を感じることがあるはずです。

それは、人間の脳が“安定”や“予測できること”を好むようにできているからなんです。



◆なぜ人は変わることを避けるのか?

では、なぜ人は変化を避け、現状にしがみつこうとするのでしょうか?

主に以下の3つの心理的な理由が考えられます。


①「損したくない」から

心理学では「損失回避の法則(loss aversion)」と呼ばれる考えがあります。

これは、人は「得すること」よりも「損を避けること」を優先しがち、というもの。


例えば、「勉強を始めてもどうせ続かない」「時間の無駄になるかも」と思ってしまうのは、

未来の成功より、今の安心感を手放すことに不安を感じているからなんです。


②「どうなるか分からない未来が怖い」

人は「結果が分からないもの」に対して不安を感じる傾向があります。

勉強も、家事も、仕事も、「やってみないと結果が見えない」ものですよね。

その“見えない不安”が、「とりあえず現状のままで…」という思考を引き起こすのです。


③「脳が省エネモードになっている」

脳はとてもエネルギーを使う臓器です。

だからこそ、新しい行動や考え方にはなるべくエネルギーを使わずに済ませようとします。

この“省エネ思考”も、現状維持を後押ししてしまいます。



◆でも、“変わりたい”気持ちは本物ですよね

このように、「変わりたくても動けない」ことには、ちゃんとした理由があります。

でも、安心してください。

この現状維持バイアスを完全に消すことはできなくても、

“乗り越える工夫”はできるのです。

以下は、日常で実践できるちょっとしたコツです。



◆現状維持を打破する3つの行動アイデア

✅1. 「最小ステップ」から始める

行動のハードルを思いっきり下げてみましょう。

・「勉強机に3分座るだけ」
・「洗濯物を1枚だけたたむ」
・「パソコンを開くだけ」

不思議なことに、こうした“とても簡単なこと”から始めると、

自然と次の行動につながることが多いです。

人間は「やり始める」ことが最大の関門。

始まってしまえば、流れに乗ることができます。


✅2. 未来の自分をリアルに想像してみる

「このまま何もしなかったらどうなる?」

「今ここで5分だけ頑張ったら、どう変わる?」


こうした“未来の自分”を具体的にイメージすることで、

脳は「今の行動の意味」を実感しやすくなります。

変化は“怖いもの”ではなく、“明るい未来への一歩”だと認識できるようになります。


✅3. 「やらされてる」から「自分で選んだ」に変換する

同じ行動でも、「自分で決めてやる」のと「言われたからやる」では、

やる気の質がまったく違います。


・ToDoリストに「自分の言葉で」タスクを書く
・チェックボックスに自分で✔を入れる

これだけでも、主体性が芽生え、行動への意欲が高まるのです。



◆あなたのせいじゃない、脳のせい

「動けない自分」に対して、つい責めてしまうこともあるかもしれません。

でも、現状維持バイアスは人間なら誰にでもある自然な反応です。

だからこそ、ちょっとした工夫や視点の転換で、

私たちは少しずつ前に進むことができます。


勉強も、家事も、仕事も、まずは「ほんの小さな一歩」から。

その一歩が、やがてあなたの未来を変える大きな変化につながっていくかもしれません。



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2025年4月21日月曜日

「頑張ってるのに空回り…」勉強がうまくいかない中学生が抱える“見えない壁”とは?

 

こんなこと、ありませんか?

「家でちゃんと勉強してるのに、テストの点数が上がらない…」

「塾にも行ってるのに、成績が思ったように伸びない…」


そんな悩みを抱えていませんか?

一生懸命頑張っているのに結果に繋がらないと、

自信をなくしたり、やる気を失ってしまったりしますよね。

でも、実はその“空回り”には、ちゃんと理由があります。


今回は、頑張っているのに成果が出ない中学生が見落としがちな「見えない壁」と、

その対策についてお伝えします。



1.「努力=結果」ではない?成績が上がらない3つの理由

勉強に時間をかけているのに成果が出ない原因は、

努力の“方向性”に問題があることが多いです。

主な原因を3つにまとめました。


①インプットばかりでアウトプットが少ない
ノートまとめや教科書の読み直しなど、知識を“入れる”勉強ばかりしていませんか?

実は、「覚えたつもり」になっているだけのことが多いんです。

テストに強くなるには、

「説明する」「問題を解く」「人に教える」などのアウトプットが重要です。


②“わかる”と“できる”を混同している
授業で話を聞いて「わかった気がする」状態でも、

実際に問題を解いてみるとミスが多い…そんな経験はありませんか?

“理解”と“定着”は別のステップ。

繰り返し演習することで初めて「できる」ようになります。


③学習計画が立てられていない
その場その場の気分で勉強していると、

抜けが出たり、時間の使い方が非効率になったりします。

“どの単元をいつやるか”を決め、日々の振り返りもセットにすることで、

勉強に手応えが出てきます。



2.まずはここから!“空回り”から抜け出すための3つの対策

では、どうすれば「頑張っても成果が出ない」状態を抜け出せるのでしょうか?

今日からすぐできる3つの対策をご紹介します。


①1日1回、自分で説明してみる
その日の勉強内容を、家族やぬいぐるみにでもいいので“説明”してみましょう。

言葉にできない部分は、理解が浅い証拠。

そこを見つけて再復習するだけで、ぐんと定着度が上がります。


②毎日、たった5分でも「振り返り」をする
「今日何を勉強したか」「どこが苦手だったか」を、

短く書き出す習慣をつけましょう。
小さな振り返りの積み重ねが、ミスを減らし、復習の精度を高めます。


③1週間単位で計画を立てる
テスト1ヶ月前から、「今日は英語の単語20個+数学の計算問題10問」など、

やることを“具体的に”決めておくのがコツ。


予定通りいかなくてもOK。

大切なのは「予定を持つこと」と「調整すること」です。



3.努力が結果につながるとき、自信が育つ

頑張っても成果が出ない時期は、本当につらいものです。

でも、それは「向いてないから」でも「才能がないから」でもありません。

努力の仕方を少しだけ変えることで、結果は少しずつついてきます。


そして、結果が出たとき、自分に自信が持てるようになります。

「自分はできるかもしれない」という感覚が生まれると、

勉強だけでなく、人との関わり方や考え方にも前向きな変化が起きてきます。



まとめ

  • 勉強しても成果が出ないのは、努力の“方向”が間違っている可能性がある

  • 「アウトプット不足」「理解と定着のズレ」「計画の欠如」が空回りの原因に

  • 自分で説明する・振り返る・計画を立てるという習慣が効果的


今、頑張っても報われないように感じている人ほど、大きな可能性を持っています。

今日の勉強から、ちょっとだけ工夫を取り入れてみてくださいね。



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2025年4月20日日曜日

【中学受験】中学受験に向けた“逆転合格”はここから始まる!新小6の春にすべき勉強法とは?

【中学受験シリーズ】5日目です。

中学受験・春のスタートダッシュは今回が最終回となります。 


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「中学受験、やっぱりハードルが高いかも…」

「塾には通っているけど、うちの子、本当に大丈夫かな…?」

「まだ本気モードになっていないようで不安です」


新小6を迎えた今、受験を見据えるご家庭にとって、

そんな焦りや不安を感じる時期ではないでしょうか。


でも安心してくださいね。

中学受験は“最後まで伸びる子”が合格をつかむ世界です。


この春からの取り組み方次第で、ここから逆転することは十分可能です。

今回は、

逆転合格を目指す新小6が、春に必ず取り入れたい勉強法を、

保護者目線でわかりやすくご紹介します。



◆ 逆転合格は「春の勉強法」で決まる!

中学受験には、確かに早くから始めている子がたくさんいます。

しかし、早く始めた=合格とは限りません。

重要なのは、「自分に合った勉強法」で「本気になるタイミング」を逃さないことです。


そして、春は“本気スイッチ”を入れる最大のチャンス

塾任せにせず、家庭での勉強の質と姿勢を見直せば、

これからでも十分合格圏に到達できます。



◆ 逆転合格に必要な3つの要素

逆転合格を実現するために、特に重要なのが次の3つ

① 正しい“学習の方向性”

がむしゃらに勉強しても、方向が間違っていては成果が出ません。

まずは「何が苦手か」「どこを強化すべきか」を見極めることが第一です。


  • 過去の模試やテストを振り返る

  • 正答率の低い単元をリストアップ

  • 塾の先生に相談して学習方針を再確認


“弱点補強”と“得点源の強化”に絞った学習こそが、効率の良い逆転戦略です。



② 学習の“質”を高めるアウトプット中心の勉強法

逆転合格を目指す子の共通点は、

「アウトプット型の学習」に切り替えていることです。

つまり、「読む・聞く」より、「書く・説明する・テストする」ことを重視する勉強です。


  • 自分の言葉でノートにまとめる

  • 家族に解き方を説明する

  • 毎日1回、小テスト形式で復習する


この“自分の頭で再現する”というプロセスが、記憶の定着と得点力アップに直結します。



③ 継続できる“学習リズム”をつくる

逆転には「毎日の積み重ね」が不可欠。

でも無理のある計画は続かず、やる気を失ってしまいます。

だからこそ、「毎日これだけはやる」という小さな目標」を決めておくのがポイントです。


たとえば

  • 毎日15分は計算演習

  • 朝ごはん前に漢字10個

  • 夜寝る前に理社の復習1テーマ


このような“習慣化できる学習法”が、後の大きな差を生み出します。



◆ 保護者の役割は「焦らず、信じて、伴走すること」

成績が思うように伸びない時期、焦ってしまうのは保護者も同じです。

でも、焦りは子どもにも伝わります。


逆転合格のカギは、「今は伸びる途中だ」と信じて伴走する姿勢です。


  • 「昨日より10分長く頑張ったね」

  • 「前はできなかった問題、今日は正解できたね」

  • 「お母さんも応援してるよ、一緒にがんばろうね」


そんな小さな声かけが、お子さまのやる気と自信を大きく育てていきます。



◆ 逆転は“今からの行動”がすべて

「今からじゃ遅いかも」

「うちの子には無理かも」

そう思う必要はまったくありません。


春のタイミングは、逆転を狙う子にとっての“最初で最大のチャンス”!!


この時期に自分に合った勉強法と学習リズムを手に入れれば、

秋には「本当にここまで伸びたんだ」と感じられる日が来ます。


中学受験は、才能ではなく“努力の方向”と“環境”で勝負が決まる世界。

今日から変わる勇気が、合格への第一歩になりますよ。

この春、逆転合格のストーリーを始めましょう!



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自己肯定感が低いと成績も伸びない?

 

小学生の心を育てる親のひと言と、子ども自身の挑戦

「うちの子、やる気がなくて…」

「勉強に前向きになれないみたいで心配です」


保護者の方から、こうした声をよく聞きます。

ですがその“やる気のなさ”の背景には、

「自己肯定感の低さ」が関係していることが少なくありません。


自己肯定感とは、「自分には価値がある」「自分は大丈夫」と思える感覚のこと。

これは学力や成績といった“目に見える力”を育てる前に、

心の土台としてとても大切な要素です。



◆ 自己肯定感が低いと、どうなるのか?

自己肯定感が低い子どもは、自分に対して否定的な思い込みを持っていることが多く、

以下のような傾向が見られます。


  • 新しいことに挑戦しない

  • すぐに「どうせできない」とあきらめる

  • 他の子と比べて自信をなくす

  • ミスを極端に怖がる

  • 「できない自分」を隠そうとする


結果として、勉強にも積極的に取り組めず、成績が伸びにくくなることがあります。



◆ 自己肯定感と学力はつながっている?

「勉強ができるようになれば自信がつく」と思われがちですが、

実際にはその逆のケースも多くあります。


“自分はやればできる”と感じられる子どもの方が、成績が伸びやすいのです。


これは、成功体験の有無だけでなく、

「できるかも」「やってみよう」と思えるかどうか=つまり挑戦する気持ちがあるかどうか

が影響しています。


反対に、自己肯定感が低い子どもは、

「また失敗したらどうしよう」「怒られるかも」と不安が先に立ち、

学びを止めてしまいがちです。



◆ 親ができること:結果ではなく「過程」を認める

子どもの自己肯定感を育てるうえで、最も大きな影響力を持っているのが、

日々の保護者の声かけです。


✓「また間違えた」より
→「ここまで解けたの、すごいね」

✓「早くやって!」より
→「最後までやりきったね、えらいよ」


小さな努力や行動に目を向けて言葉をかけることで、

子どもは「認められた」「自分にもできることがある」と感じ、

少しずつ自信を持てるようになります。



◆ 子ども自身ができる“心を育てる挑戦”とは?

自己肯定感は、親からの働きかけだけでなく、

子ども自身の「経験の積み重ね」によっても育まれます


そのためには、「小さな挑戦」と「振り返りの習慣」が効果的です。


✅ 1日1つ、小さな“できた”を見つける

・5分でも集中して勉強できた
・苦手な漢字を1つ覚えた
・忘れずに宿題を出せた

→こうした“自分でやったこと”を、

ノートに記録したり、親子で共有するだけでも

「自分、けっこう頑張ってるかも」という実感につながります。


✅ 「うまくいった理由」「できなかった理由」を考える

たとえ失敗しても、「なぜそうなったか」を一緒に考える時間をもつことで、

次に挑戦する気持ちが生まれます。


→たとえば
「時間配分が難しかった」→「次は先に簡単な問題から解こう!」
「気が散った」→「机の上を片付けてみよう」

こうした思考の積み重ねが、「挑戦できる心」を育てていきます。



◆ 自信は“つける”のではなく“育てる”もの

自己肯定感は、短期間で劇的に変わるものではありません。

でも、日々の声かけ・行動・経験の積み重ねで、確実に育てることができます。

子どもは、本来“伸びようとする力”を持っています。

大切なのは、その芽を信じて、焦らずじっくり育てていくこと。


保護者の支えと、子ども自身の努力が重なったときに、

心も学びも、ぐんと伸びていきますよ。


試しにやってみよう!と思った今がチャンスです。

今できることを、今すぐやってみよう!!


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2025年4月19日土曜日

【中学受験】新小6の壁を越える!中学受験で差がつく“春からの過ごし方”

 

引き続き、【中学受験シリーズ】です。

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「春休みって、どう過ごすのが正解なの?」

「塾には通っているけど、家庭で何をさせるべき?」

「気持ちが入ってないように見えて不安…」

中学受験を控える新小6生を持つ保護者の皆さまから、よく聞かれるお悩みです。

春は、年度の切り替わりで生活リズムが崩れがち。

子どもも親も気が緩みやすく、「勉強のエンジンがかからない時期」でもあります。


でも、実はこの春の過ごし方こそが“1年後の合否を左右するカギ”になるのです。

受験生にとって、この時期は単なる準備期間ではなく、

「学力の伸びしろを最大化させるゴールデンタイム」。


今回は、春から他の子と“差がつく”家庭の過ごし方を、具体的にご紹介します。



◆ なぜ「春の過ごし方」で差がつくのか?

春は、中学受験生にとって次の2つの意味があります


過去の総復習ができる最後のチャンス

これから1年間の学習リズムを決めるスタート地点


この時期にきちんと基礎を固め、計画的な学習ペースを作ることができれば、

夏以降の応用学習にスムーズに移行できます。


逆にここでだらだらと過ごしてしまうと、

「苦手を放置したまま応用へ進む→自信を失う→勉強嫌いに」

という負のループに陥ることも…。


だからこそ、春は中学受験における“分岐点”なのです。



◆ 差がつく春の過ごし方5選

① 基礎の徹底復習(特に算数・国語)

この時期にやるべきは、新しいことよりも「これまでの復習」

小4・小5で習った内容が、しっかり身についているかを確認しましょう。


  • 計算・図形・割合・速さ(算数)

  • 語彙・読解・文法(国語)


苦手な単元を洗い出し、

「抜け」を一つひとつ丁寧に埋めることが、この先の得点力につながります。



② 家庭学習の習慣化と固定時間の確保

春は新学年に向けて、生活リズムが変わる時期。

だからこそ、

「何時から勉強を始める」「どこで勉強する」などのルールを決めて、

習慣化を促すチャンスです。


たとえば:

  • 朝学習を取り入れて1日のリズムを整える

  • 夜は20時までには勉強終了→リラックスタイムへ

  • 土日は午前にメイン学習、午後は暗記・復習系に


リズムが整えば、無理なく継続できる“勝てる学習体制”ができあがります。



③ 苦手単元の“克服タイム”をつくる

受験生にとって最大のストレスは「苦手なまま放置された単元」。

春はこの“苦手対策”に集中できる貴重な時間です。


  • 苦手ノートを作る

  • 解き直し専用プリントを用意する

  • 苦手分野だけの授業や個別指導を活用する


このように、“苦手専用学習時間”を意識的に設けることで、

得点の底上げが可能になります。



④ 理社のインプット型学習を先取り

理科・社会は後回しにされがちですが、

春から始めることで大きなアドバンテージになります。


  • 教科書・資料集を音読

  • テーマごとの簡単なまとめノートを作る

  • YouTubeや図鑑、アプリなどで楽しく視覚的に学ぶ


ポイントは、“先取り”と“復習”を組み合わせること。

短時間でも継続することで、着実に記憶が定着します。



⑤ 家族で「勉強以外」の時間を楽しむ

受験勉強は長期戦。

どものメンタルを守るうえで、

家族の会話や楽しい時間はとても大切です。


  • 勉強の後に一緒に散歩

  • 夕飯中に「今日できたこと」を話す

  • 週末は1時間だけ好きなアニメやゲームOK

「勉強ばかりの生活」にならないよう、

ご褒美ではなく“心の余白”をつくることが、継続力と意欲を支えてくれます。



◆ “今”の過ごし方が1年後の結果を変える

中学受験は、始まってからの1年間があまりにも速く過ぎていきます。

だからこそ、春という“準備と習慣化”の時期に、どれだけ土台を築けるかが勝負です。

この春、家庭での時間をどう使うかで、お子さまの1年後の姿が大きく変わります。


「今ならまだ間に合う」ではなく、

「今だからこそ意味がある」と信じて、一歩ずつ積み重ねていきましょう。


受験は、子ども一人の戦いではなく、家族で乗り越えるもの。

春からの“差がつく時間”、ぜひ一緒に有意義に過ごしていきましょう。



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2025年4月18日金曜日

【中学受験】中学受験の天王山!新小6が“今すぐ”始めるべき家庭学習ルール

今回の投稿は、前回に引き続き【中学受験シリーズ】です。



中学受験は、「本人の努力次第」とよく言われますが、

実はそれと同じくらい大切なのが、家庭の学習環境とルールです。


特に小6の1年間は、「学習量」「課題の質」「精神的な支え」のすべてが問われる、

まさに受験の“天王山”。


保護者のサポートがうまく機能しているご家庭では、

学力の伸びだけでなく、お子さまの自信や集中力にも大きな差が出てきます。


今回は、新小6のお子さまをもつ保護者の方に向けて、

いま始めるべき「家庭学習ルール」を5つご紹介します。



◆ ① 毎日の“時間割”を作る

学校のように「何を・いつやるか」が決まっていないと、

家庭学習はだらだらと長時間化してしまいがちです。


まずは1日の中で勉強する「時間」と「内容」をしっかり決めましょう。


例)平日の家庭学習ルーティン

  • 17:00〜17:30 宿題・漢字・計算

  • 17:30〜18:30 国語・理科(復習)

  • 19:30〜20:30 算数・社会(演習)


重要なのは、“量”ではなく“リズム”を重視すること

最初は短くても良いので、習慣化を優先しましょう。



◆ ② テレビ・ゲーム・スマホのルール化

集中力を保つためには、“気が散るもの”から距離を置く環境づくりが大切です。


  • テレビは21時以降だけ

  • ゲームは週に1回、1時間以内

  • スマホは保護者が一時保管


このように、明確なルールを決めることで、

お子さま自身も「今はやる時間」と意識を切り替えやすくなります。



◆ ③ 学習スペースを整える

“勉強しやすい空間”は、成績以上に学習の質と集中力を高めます。


  • 机の上に教材以外の物を置かない

  • 時計を設置して時間を意識させる

  • 照明は白色で手元を明るく


また、兄弟姉妹がいるご家庭では、時間をずらしたり、

静かなスペースを共有したりと、

集中できる「家庭の仕組み」を意識して作ってあげることがカギです。



◆ ④「見守り型」の声かけを意識する

「まだ宿題やってないの?」「ちゃんと集中してるの?」

つい言ってしまいがちですが、

これではお子さまのモチベーションを下げてしまうことも…。


おすすめは、「できたことに注目する声かけ」です。


  • 「ここまでできたんだね、すごいね!」

  • 「この問題、前はできなかったのに、成長してるね」


結果ではなく過程や努力にフォーカスすることで、

自己肯定感が育ち、自発的に勉強に向かう姿勢が生まれます。



◆ ⑤ 勉強以外の時間も「家族で大切に」

受験生だからといって、すべてを勉強漬けにするのは逆効果です。

むしろ、小さなリフレッシュや家族との時間が、心の安定や継続力につながります


  • 週末は30分だけ一緒に映画を観る

  • 朝の食卓で「最近がんばったこと」を話す

  • 1ヶ月に1回、家族会議で近況共有


こうした取り組みが、

お子さまにとって「受験を家族で乗り越える」という安心感につながります。



◆ ルールは“窮屈”ではなく“安心”を与えるもの

家庭学習のルールと聞くと、「制限」「管理」といったイメージを持たれがちです。

しかし実際には、

子どもにとって“やるべきことが明確”であることは、むしろ安心につながります


迷わずに進める環境があるからこそ、学習に集中でき、少しずつ成果が見えてきます。

家庭でのサポートは、受験の成否を左右する大きな力になります。


この春、新小6という大切な1年の始まりに、

家族で「学習の土台」を整えていきましょう!



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『うちの子、自信がなさそう…』その気持ち、親の関わり方で変えられます

 自信がない…


「どうせムリ…」「わからないし…」
こんな言葉をお子さまから聞いたことはありませんか?

この言葉は、子どもだけでなく、大人も言う人、多いですよね。


中には、挑戦する前からあきらめてしまったり、

自分の意見をうまく言えなかったりする姿に、

「うちの子、自信がないのかも…」

と不安になる保護者の方も多いのではないでしょうか。


実は、子どもの“自信のなさ”には、

性格だけでなく、家庭環境や関わり方が深く関係していることもあるのです。


※皆様の家庭環境を否定しているわけではございません。

その部分だけは、ご理解くださいね。



◆ 自信がない子に見られる行動とは?

保護者からよく聞く「自信がない子」の特徴には、次のようなものがあります。


  • 間違えるのを極端に嫌がる

  • 失敗を恐れて新しいことに挑戦しない

  • 自分の意見を言わない

  • 「できない」と思い込んで行動しない

  • 友だちの前で目立ちたがらない


こうした傾向の背景には、

「過去の失敗経験」や「自分に対する否定的な思い込み」があることも多く、

「どうせできない」という自己イメージが固定されてしまっていることがあるのです。



◆ 自信を育てる第一歩は「認めること」

子どもは、自分が「どう見られているか」にとても敏感です。

保護者の声かけ一つで、「もっとやってみよう」と思えることもあれば、

「やっぱり自分にはムリ」と思ってしまうこともあります。

自信を育てるための第一歩は、

「結果」ではなく「過程」や「努力」に注目してあげることです。


たとえば、

  • 「〇点だったね」ではなく、「毎日コツコツ勉強してたね」

  • 「もっと早くやりなさい」ではなく、「最後までやりきったのがすごいね」


こうした声かけは、子どもの中に「やればできる」という実感を積み重ねていきます。



◆ 自信は“勉強”にも大きく影響する

自信のある子は、難しい問題にも前向きに取り組みます。

反対に、自信のない子は、少し難しくなるだけで手を止めてしまう傾向があります。

実際、塾で教えていると

「本当は理解できる力があるのに、最初からあきらめてしまう」子が少なくありません。

だからこそ、学力アップの前に「心の土台」である自信を育てることが重要なのです。



◆ 自信を育てる塾の役割とは?

家庭での関わりに加え、塾という“第三者との関わり”の場も、

自信を育てる大きなチャンスになります。


個別指導のように一人ひとりのペースに合わせた学習は、

無理なく「できた!」という成功体験を積むことができます。


また、講師との対話を通じて、

少しずつ自分の意見を表現できるようになる子も多いのです。


トライプラス諸口校でも、

勉強の結果だけでなく、

「考え方」や「挑戦する姿勢」そのものを認める指導を大切にしています。


「勉強ができるようになる」だけでなく、

「自分に自信が持てるようになる」ことを、私たちは何よりも大切にしています。



◆ 子どもの自信は、親のひと言から変わる

「うちの子、自信がなさそう…」

その不安に気づいてあげられることこそが、保護者としての何よりの“第一歩”です。


完璧な声かけや特別なスキルは必要ありません。

日々の中で、

小さな努力を見つけて「認める」「信じる」

――それだけでも、子どもの心は確実に変わっていきます。


一人で悩まず、一緒にお子さまの成長を支えていきましょう。
私たちも全力で、寄り添いサポートします。



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2025年4月17日木曜日

【中学受験】新小6、受験勉強の正念場!いま本当にやるべき5つのこと

前回に引き続き、【中学受験シリーズ】になります。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小6の春——。

ここからが中学受験の本番と言っても過言ではありません。


すでに受験対策を始めている家庭にとっても、

これから始める家庭にとっても、このタイミングで「何をするか」

今後の学習成果を大きく左右します。


中学受験は、「長期戦である」と同時に、

「限られた時間で結果を出す勝負」でもあります。

特に新小6の1年間は、

基礎から応用、過去問演習まで一気に詰め込まれる最も負荷のかかる学年


そこで今回は、保護者の皆さまに向けて、

今この時期に「本当にやるべき5つのこと」を具体的にご紹介します。



◆ ① 苦手分野の洗い出しと克服

この時期にまず必要なのは、「得意を伸ばすこと」よりも苦手の克服です。

なぜなら、入試では「不得意分野の失点をどれだけ防げるか」が合格を分けるからです。


対策法としては:

  • 模試の結果を振り返る

  • 基礎問題集を解き直す

  • 教科別に「どこでつまずいたか」を具体化する


特に算数や理科は、前学年までの積み上げが重要です。

早めに穴を埋めておくことが、秋以降の応用問題対策の助けになります。



◆ ② 毎日の学習ルーティンの固定化

新小6の春は、学習の“型”を作る時期です。

「今日は何しよう…」と迷っていては、貴重な時間を失ってしまいます。


おすすめの学習ルーティンは以下のような形です

  • 【朝】漢字・計算ドリル(15分)

  • 【放課後】宿題+理社の復習(60〜90分)

  • 【夜】過去問や応用演習(30〜60分)


ポイントは、勉強内容と時間帯をセットにすること

これにより、無理なく「勉強の習慣化」が実現できます。



◆ ③ 理科・社会の“積み上げ型”暗記を始める

多くの受験生が直前まで後回しにしがちな理科・社会の暗記

ですが、今の時期から少しずつ覚えておけば、

夏以降のアウトプットが圧倒的に楽になります。


  • 毎日10分で1テーマ

  • 漫画教材やカード教材で視覚化

  • 音読や説明で記憶に残す


理社は「反復」と「継続」が勝負。

小6の春こそ、暗記型教科のスタートに最適な時期です。



◆ ④ 模試やテストの結果を“伸びしろ”として活用

模試や塾の実力テストで「思うような結果が出ない」

と不安になる保護者も多いでしょう。


しかし、今は「できなかった部分を知る」ことこそが価値なのです。


結果の使い方:

  • 点数より「間違えた原因」に注目

  • 記述・選択ミスの傾向を分析

  • 似た問題を1週間以内に解き直す


このように模試を“学習素材”として捉えると、

結果が出るのが待ち遠しくなります。



◆ ⑤ お子さまのメンタルケアとモチベーション維持

小6になると、プレッシャーや疲れが徐々に蓄積していきます

この時期から「親ができるサポート」は、単なる勉強の管理ではなく、

気持ちに寄り添ったサポートです。


  • 「できたね」「よく頑張ったね」の声かけ

  • 小さなごほうび制度で達成感を演出

  • 定期的な“勉強しない日”を意図的に作る


この1年、ずっと走り続けるのは大人でも難しいこと。

親が伴走者として支える姿勢が、受験生のモチベーションを下支えします。



◆ “やるべきこと”は、今日から始められる

「うちの子、大丈夫かな…」という心配は、どのご家庭にもあるものです。

しかし、その不安を解消する最も効果的な方法は、

具体的な行動を“今日”から始めること


苦手を洗い出し、ルーティンを作り、

理社の暗記を習慣化し、模試を活かし、心を支える


——この5つの柱を意識すれば、春からのスタートダッシュはしっかり決まります。

中学受験は、親子で一緒に乗り越える挑戦です。

この春、新小6の正念場にふさわしい「一歩」を踏み出しましょう!



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2025年4月16日水曜日

【中学受験】まだ間に合う?新小6からの中学受験スタートダッシュ戦略

今回からの投稿は【中学受験】についてです。 

今小6生の方で、中学受験をするかどうかお悩みの方は、

ぜひご覧くださいね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「中学受験、やっぱりうちも考えたほうがいいのかな…?」

「気がつけばもう小6。でも、今から間に合うの…?」


春を迎え、新小学6年生となったお子さまをお持ちの保護者の皆さまの中には、

こうした不安や焦りを抱えている方も多いのではないでしょうか。


確かに、多くのご家庭では小4・小5から本格的に中学受験の準備を始めています。

そのため、

小6の春という時期は「出遅れてしまったのでは?」と感じることもあるでしょう。


しかし、結論から言えば 「まだ間に合います」

もちろん、無計画に進めれば厳しいのも事実ですが、

正しい戦略と学習習慣を整えれば、ここからの逆転は十分に可能です。

今回は、新小6から中学受験を本格的に始めるご家庭に向けて、

今すぐ始めるべき具体的な戦略と行動指針をご紹介します。



◆ まずは“目標設定”を明確にする

中学受験のゴールは「志望校合格」ですが、

その前にお子さまと一緒に、現実的な目標を明確にすることが大切です。


  • どのレベルの中学校を目指すのか(偏差値帯)

  • 私立か、公立中高一貫校か

  • 通学距離や校風は希望に合うか

  • 入試日程が重複しないようにできるか

ここを曖昧にしたまま勉強を始めると、学習の方向性が定まりません。

まずは資料を集めたり、学校見学の予定を立てたりして、

志望校リストを作成しましょう。



◆ 今からやるべき3つの具体的対策

① 苦手単元の「穴埋め」を最優先に

小4~小5で習う基礎単元は、すでに入試問題の土台になっています。

特に算数や理科は積み上げ型の科目なので、

過去の単元に穴があるままでは、応用ができません

市販の総復習教材や塾の確認テストなどを活用し、

苦手な単元を“見える化”して潰していきましょう。



② 学習スケジュールの「習慣化」

今からの逆転合格には、家庭学習の習慣化が不可欠です。
毎日勉強する「時間」と「内容」を決めて、学習リズムを作りましょう。

例:

  • 平日:17:00〜19:00は復習&漢字/計算演習

  • 土日:過去問/模試/理科・社会のインプット


ポイントは、

保護者が計画を立てすぎず、子どもと一緒にスケジュールを作成すること

自分で決めることで「やらされ感」が減り、自立学習につながります。



③ 情報収集と学習環境の整備

今からの半年〜9ヶ月は、時間の使い方が勝負。
効率よく学習するためには、

「何をすべきか」「どんな教材が必要か」といった情報戦でもあります。


  • 塾に通うか家庭教師をつけるか

  • 市販教材とオンライン教材の使い分け

  • 模試のスケジュール管理

  • 入試の傾向と対策の把握


こうした情報を整理し、

家庭内でのサポート体制を整えることで、学習効率が一気に上がります。



◆ 最も大事なのは「いま始めること」

どんなに綿密な計画を立てても、行動しなければ意味がありません。

中学受験においては、

“スタートの遅れ”よりも、“立ち止まってしまう時間”こそが最大のロスです。

まずは、今日1日、どの単元をどの教材で復習するかを決めて動き出しましょう。


1週間後には、「もう1週間勉強できた自分たち」がいます。

1ヶ月後には、習慣が形になってきます。

そして半年後には、きっと自信を持った表情で志望校に向き合うお子さまがいるはずです。



◆ “今から”の努力が、合格を決める

新小6の春は、「まだ何も始めていない」というご家庭も少なくありません。

ですが、その状態でスタートできるのは今この瞬間しかありません


不安になるより、まず1歩。

完璧じゃなくていい、まず“動き出す”ことが何より大切です。


受験は、子どもだけでなく、家族で取り組む大きなプロジェクト。

この春、一緒に“スタートダッシュ”を決めましょう!



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2025年4月15日火曜日

新中3・平方根と二次方程式でつまずかないために!

 

1学期の数学が受験への分かれ道に?

中学3年生に進級し、いよいよ義務教育最後の1年がスタートしました。

この1年間の過ごし方が、高校入試に直結します。

特に1学期の数学は【受験の基礎作り】としてとても重要な位置づけになります。

新中3の1学期に学ぶ数学は、

【平方根】【展開・因数分解の応用】【二次方程式】といった、

新しい概念や計算の応用が多く、つまずきやすい単元が続きます。


「なんとなくで済ませた」まま進むと、

夏以降の入試問題演習がまったく手につかなくなる

――そんな危険をはらんでいる時期です。



◆ つまずきポイント①:平方根の概念が難しい!

平方根は、中学数学の中でも特に“意味が分かりづらい”単元です。

  • √(ルート)ってなに?

  • √2っていくつ?

  • 有理数と無理数ってどう違うの?

といった疑問が、曖昧なまま公式だけ覚えてしまうと、

後の計算・応用問題でボロが出ます。


たとえば、√5×√5=5 という関係や、

有理数・無理数の分類を正しく理解していないと、

入試の記述問題で点を落とすことになります。



◆ つまずきポイント②:展開・因数分解の応用が一気に難しくなる!

たとえば1学期最初に習う「展開」と「因数分解」。

新中3ではその応用レベルが一気に上がります。

  • (x+3)(x−5) を展開 → これはOK

  • x²−2x−8 を因数分解 → ギリOK

  • 文字がaやbに変わる、マイナス符号が多い → 混乱…

というように、

公式は覚えていても【使いこなせない】生徒が急増するのです。

特に符号のミス、共通因数の見落としが多く、

計算で崩れてしまうと数学全体が苦手になります。



◆ つまずきポイント③:二次方程式の計算が崩れる

二次方程式は、因数分解や平方根の理解が土台となります。

「x²−4=0」ならスムーズでも、

「x²−2x−8=0」のように変形が必要なもの、

「x²=2」のように√を使うものは、

「考え方が分からない」「ルールを忘れた」と戸惑いがちです。


さらに、2つの解が出てくることに違和感を持つ生徒もいます。

“答えが1つ”だった一次方程式との違いを、

しっかり押さえておく必要があります。



◆ 中間テスト対策は“公式だけじゃ不十分”!

中3の中間テストは、

  • 平方根の計算・近似値・数直線上の位置

  • 展開・因数分解の応用

  • 二次方程式の解法と文章題
    などが主な出題範囲です。

ですが、公式だけ覚えても高得点はとれません。

理由は、出題形式が応用・文章題に寄ってくるからです。

特に:

  • 「間違えやすい計算パターン」への対応

  • 「どの公式を使えばいいか判断する力」

  • 「文章を数式に変える読解力」

この3つが、入試対策を見越した“中3らしい問題”として問われるようになります。



◆ 今すぐ始めたい!中3・1学期の数学対策

● 基本問題を“高速&正確”にできるように

公式を覚えたら、それを「3秒で使える」ようにするのが目標です。

  • √の計算

  • 展開・因数分解の変形

  • 因数分解→方程式の流れ
    などを、ミスなく素早く解けるように反復練習しましょう。

● 間違いノートの活用

1学期のこの時期は、「間違えた問題=伸びしろ」です。

ワークやプリントのミスを必ずノートにまとめて、

“どこで間違えたか”“なぜそうなるのか”を説明できるようにしましょう。



◆ 保護者の方へ:受験の土台は今、作られています

中3の1学期は、部活動のラストスパートや行事なども多く、

学習の優先順位が下がりがちです。

しかし、ここで基礎をおろそかにすると、

2学期以降の入試演習に太刀打ちできなくなります。

  • テスト範囲の見通しを一緒に立てる

  • 日々の学習ペースを少しでも整える

  • 「今、何を習っているの?」と会話してみる

など、無理なく続けられる関わりが、お子さまの支えになります。



◆中3の春は“差がつく”というより、“差がつくられる”時期

数学は積み重ねの教科です。

だからこそ、1学期の内容を「分かったふり」でやり過ごさず、

理解と定着を大切にしましょう。


公式だけじゃない。考え方を育てる。

これが中3の数学、そして受験のスタートに必要な姿勢です。

焦らず、でも油断せず、一歩ずつ学びを進めていきましょう。



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2025年4月14日月曜日

“逆算思考”で勉強が変わる!目標から考えることで得られる学習効果とは?

 今回のテーマは『逆算思考』です。

私の大好きなテーマというか、日々行動する中で、主軸に置かれている考え方の一つです。

それをご紹介しようと思います。



「もっと早くからやっておけばよかった…」

テスト前や受験前になると、そんな後悔の声をよく耳にします。

このような“時間の使い方”に関する後悔を減らすために効果的なのが、「逆算思考」。

逆算思考とは、「ゴールから逆に計画を立てる考え方」。


勉強においてもこの考え方を取り入れることで、

学習の効率や集中力がぐんと高まります。



逆算思考とは?

逆算思考とは、まず「目標地点」を決めてから、

そこに到達するために“今何をすべきか”を逆にたどっていく思考法です。


たとえば、
「テストで90点を取りたい」
という目標がある場合、

そのためには


・何の単元を勉強すべきか
・いつまでに復習を終えるか
・どれだけ演習問題をこなすか


などを“テスト日から逆に”考える必要があります。



なぜ、逆算思考が勉強に効果的なのか

✅1. 優先順位が明確になる

目標から逆に考えることで、

「今やらなくてもいいこと」と「今すぐやるべきこと」の区別がつきやすくなります。


何をすべきかわからない時は、『しなくてよいこと』から順に消していくと、

残ったものは『すべきこと』になりますよ。


✅2. 計画が立てやすい

ゴールから逆にスケジュールを立てると、自然と現実的な計画になります。

「3週間後に試験→1週間前までに復習→今週は基礎固め」というふうに、

今日すべきことが具体的になります。


✅3. モチベーションが続きやすい

目の前のタスクが「何のためにやっているか」が明確になることで、

勉強の意味を感じやすく、やる気も持続しやすくなります。



実践例:テスト3週間前からの逆算スケジュール

目標:中間テストで80点以上を取る

  • テストまで:あと3週間

  • 苦手な単元:一次関数、計算問題

  • 対策:
     ✔︎ 1週目:苦手単元の基礎固め
     ✔︎ 2週目:類題演習+過去問
     ✔︎ 3週目:模擬テスト+見直し

このように、「いつ、何をするか」を決めておくと、

焦ることなく自信を持って試験に臨めます。



逆算思考の身につけ方

逆算思考は、習慣にすればどんな場面でも使える武器になります。

以下のステップで始めてみましょう。


STEP1:目標を具体的に決める

→「数学で85点を取る」「志望校に合格する」など

STEP2:残り時間を確認する

→ テストや入試までの日数を数える

STEP3:やるべきことを逆にリストアップする

→「過去問対策→応用演習→基礎復習→暗記」の順に並べる

STEP4:今日すべきことに落とし込む

→ 「今日は○ページの復習」と具体化する



逆算思考を身につけよう

逆算思考は、目標達成のための“地図”のようなもの。

「なんとなく勉強している」状態から脱却し、

意味のある行動へとつなげることができます。


最初は慣れないかもしれませんが、

1度身につけば、一生使えるスキルです。

ぜひ今日から、自分の目標を逆算して考えてみてください。



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2025年4月13日日曜日

新中2・連立方程式でつまずく前に!1学期の数学、好スタートを切るための準備とは?

 

新中2・連立方程式でつまずく前に!1学期の数学、好スタートを切るための準備とは?

新学年が始まり、中学2年生としての学校生活がスタートしました。

中1の頃と比べて、学習内容もグッとレベルアップしていきます。


その中でも、1学期の数学で最初の大きな山場となるのが【連立方程式】です。

計算だけではなく、

“文章題を式にする力”や“2つの情報を整理して解く力”が求められるため、

「難しい」「急につまずいた」と感じる生徒が多く見られます。


今回の投稿では、新中2生とその保護者の方向けに、

1学期の数学でつまずきやすいポイントと、今すべき対策についてご紹介します。


◆ 連立方程式とは?中2で初めて学ぶ“2つの式を同時に解く”力

中1では「1つの式からxの値を求める」一次方程式を学びました。

中2で新しく登場するのが、

“2つの式を使ってxとyを同時に求める”という【連立方程式】です。

たとえば、

 x + y = 7
 x - y = 1

このような2本の式を使って、

2つの文字の値を同時に求めるという新しい思考ステップが求められます。



◆ 連立方程式でつまずく原因は?

① 計算方法の選択ミス(代入法 or 加減法)

  • 「どっちの方法を使えばいいの?」

  • 「計算ミスが多くて正解にたどり着けない」

という声をよく耳にします。

代入法・加減法、それぞれの手順を混同したり、

途中式を飛ばしてしまったりすることで、ミスが増えてしまうのです。


② 文章題で“式を立てる”のが難しい

「りんごとみかんを合わせて300円、りんごは1個100円、みかんは1個80円、何個ずつ買った?」

こうした問題で多くの生徒が困るのは、式を立てる段階です。
読解力・条件の整理・数量の把握など、複数の力が同時に求められるため、「式が立てられない=解けない」という状態に陥ります。


◆ 最初の中間テストは“ここで差がつく”!

中2の1学期中間テストでは、次のような内容が出題されることが多いです:

  • 式の展開・因数分解の基礎

  • 連立方程式(計算+文章題)

  • 計算の工夫・整数の性質 など


特に連立方程式は、「計算問題」で確実に点を取り、

「文章題」で差がつくポイントになります。

単なる暗記や解法の“まね”では対応できず、

「理解して自力で解ける」ことが求められる単元です。



◆ 今すぐ始めたい!連立方程式の対策

① 代入法・加減法を使い分ける練習

加減法は「係数をそろえる → 引き算や足し算で1つの文字を消す」

代入法は「1つの式からx=〜を求めて、もう一方に代入」

→ この流れを、手順通りに練習してミスを防ぐことが基本です。


最初は、式変形よりも“丁寧に写す・計算を正確に”を意識しましょう。


② 文章題は「図にする」+「言葉で考える」

いきなり式を立てようとすると混乱するため、

  • 登場人物や物の関係を“図”や“表”に整理する

  • 「AはBより○円高い」→「A=B+○」と“日本語から数式に変換”する


こうした練習を通じて、文章題に対する苦手意識を少しずつ取り除いていきましょう。



◆ 保護者の方へ:「できない」ではなく「知らない」ことが多いです

連立方程式でつまずいている生徒の多くは、

「解けない」のではなく、「やり方がまだ整理できていない」状態です。


  • ステップを飛ばして覚えている

  • なぜその方法が使えるのかが分かっていない

  • 計算ミスを繰り返して、自信をなくしている

こうした背景があるため、

「ちゃんと理解できている?」と声をかけたり、

「途中式を見せてもらう」ことで、見えないつまずきに気づけることがあります。



◆ 連立方程式は“思考力”と“丁寧さ”が鍵!

中2数学の連立方程式は、

“ただ計算する”のではなく、

複数の情報を整理し、筋道立てて解く力が問われます。

これは、今後の関数・図形・応用問題にもつながる大切な力です。


1学期のうちに、

  • 解き方を順序立てて理解する

  • 文章題を避けずにチャレンジする

  • 計算ミスを“気合”でなく“方法”で減らす工夫をする

こうした学び方を積み重ねれば、数学が一気に得意科目へと変わっていきます。

中2の1学期は“差がつくポイント”がたくさんあります。

だからこそ、最初の一歩を丁寧に踏み出しましょう。


勉強でつまずかないためにも、最初の対策が肝心です!

今から少しずつでも、進めていきましょう!!



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【中学受験】おすすめの勉強法

 ―中学受験に向けて“今のうちに身につけたい学び方”とは― 「中学受験を考え始めたけれど、どんな勉強法がいいのか分からない」 「塾の宿題はやっているけれど、ただこなしているだけのように見える」 「効率の良い学び方があれば、早いうちに教えてあげたい」 こんな思いを抱えている...